http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/875.html
Tweet |
万葉集を政治の具に貶めた中西進という国文学者 | 新党憲法9条 https://t.co/449Yl1IDjC
— SHIMO (@KoichiShimomura) 2019年4月19日
万葉集を政治の具に貶めた中西進という国文学者https://t.co/ERepzzCCEG政府は新元号は安倍首相に一任され安倍首相が令和を選んだ事を明らかにした。選考過程については一切明らかにしないとしていたこれまでの立場を一変させた。安倍首相の安倍首相による安倍首相の為の令和だということである
— ひで坊 (@debokunn) 2019年4月20日
万葉集を政治の具に貶めた中西進という国文学者
http://kenpo9.com/archives/5852
2019-04-20 天木直人のブログ
NHKから始まって読売新聞で終わったと思っていたら、きょう4月20日の朝日新聞が、国文学者の中西進氏とのインタビュー記事を一面全ページにわたって掲載した。 その内容は、ますます令和を礼賛するものだ。 そして、その朝日は一面で、令和の考案者は中西進氏であったと複数の政府関係者が認めたと報じている。 おりからきのう4月19日、政府は新元号の選考過程で述べられた有識者や閣僚の意見を公表した。 そして最後は新元号は安倍首相に一任され、安倍首相が令和を選んだ事を明らかにした。 揣摩臆測を防ぐ為に選考過程については一切明らかにしないとしていたこれまでの立場を一変させたのだ。 令和が国民に好意を持って受け止められ、そして内閣支持率が上がった事を見た上で、令和は安倍首相が決めたとダメオシしたのだ。 安倍首相の、安倍首相による、安倍首相の為の令和だということである。 それを手助けしたのが国文学者の中西進氏だったということである。 中西進氏はその学者人生の最後に学者としての矩を越えてしまった。 万葉集が泣いているに違いない(了) 「令和」の考案者は中西進氏 複数の政府関係者が認める https://digital.asahi.com/articles/ASM4M536VM4MUTFK016.html 2019年4月20日05時00分 朝日新聞 新元号「令和」について語る国文学者の中西進さん 政府は19日、新元号「令和」の選考過程で1日に開いた有識者懇談会、衆参両院正副議長への意見聴取、全閣僚会議の議事概要を公表した。「令和」以外の最終案やそれらの考案者は明らかにしなかった。だが、朝日新聞の取材に対し、複数の政府関係者が「令和」を考案したのは国文学者で、万葉集研究第一人者の中西進氏(89)だったことを認めた。 中西氏は1970年に著書「万葉集の比較文学的研究」などで日本学士院賞を受賞。94年には宮中行事「歌会始」で天皇陛下に招かれて歌を詠む「召人(めしうど)」を務めた。2011年から富山市の「高志の国文学館」の館長。安倍政権下の13年に文化勲章を受章した。政府が新元号の典拠とした万葉集の研究で第一人者として知られているため、中西氏は元号発表直後から考案したと有力視されてきたが、取材では認めていない。 政府は今年3月14日付で国文、漢文、日本史、東洋史の学者に元号の考案を委嘱。1日の決定過程では、中西氏が考案した「令和」を含む6案を有識者9人による「元号に関する懇談会」などに提示した。 政府が公表した議事概要によると、懇談会の場では「令和」について、「我が国がもっている素晴らしい洗練された文化を象徴している」など賛同する意見が相次いだとされる。 懇談会などの詳細な議事録は別途作成して、「令和」の次の元号が決まった後に国立公文書館に移管して公開する方針だ。
有識者9人中8人、「令和」支持 他の5案や発言者、示されず 新元号選定、政府が議事公表 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13984993.html 2019年4月20日05時00分 朝日新聞 「元号に関する懇談会」に臨む有識者ら=1日、首相官邸 政府が新しい元号「令和」を決める過程で1日に開いた懇談会などの議事概要は、国書を典拠とすることや令和に支持が集まった経緯を記した。しかし、政府が提示した六つの原案のうち令和以外は伏せられたまま。議事の詳細を公開するのは数十年先になりそうだ。▼1面参照 公開したのは元号に関する懇談会、衆参両院正副議長への意見聴取、全閣僚会議に関する議事概要。政府による説明内容や令和以外の案、発言者は示さず、有識者らの発言の概要をA4判10枚にまとめた。 それによると、懇談会では有識者9人全員が「日本の文化、伝統に目を向けるきっかけになる」などとして国書を典拠とする案を支持。令和について「美しく心を寄せ合って、文化を生んでいこうという象徴」「漢字としてわかりやすく、かつ極めて新鮮味がある」などと賛同する意見が相次いだ。「のりかず」と読む名前が存在するほか、昭和と同じ「和」が含まれているとの指摘もあった。 内閣官房によると、9人中8人が令和を支持。うち1人は他の国書案とともに令和を推した。単独で別の国書案を支持したのは、1人だったという。 衆参両院正副議長への意見聴取では、「内閣でこのうちのどれかに決めてもらえればよい」と委ねる意見が大勢だったとしている。郡司彰参院副議長が「令和」に関して述べたことが分かっている「特定の季節を指すものはどうか」という異論の記載もあった。 全閣僚会議では、「ほとんど」が国書から選ぶことを支持したとした。ただ、どの案にするかの意見は割れ、令和以外の案を支持する意見が相次いだ。岩屋毅防衛相による「令和は牧歌的でいかがなものか」との異論は記載しなかった。内閣官房によると19人の閣僚のうち10人が発言し、うち9人が国書を支持。令和を推したのは4人だった。 全容判明は数十年先 「英弘(えいこう)」「広至(こうし)」「久化(きゅうか)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」――。政府が懇談会などに示した元号の原案は判明しているが、政府は議事概要で公表しなかった。「他の案と比較して議論されることは適当でない」(菅義偉官房長官)との判断だ。 このため議事概要は残る5案への意見を「その他の案について」という形でまとめており、令和以外を推す意見が不明瞭だ。発言者名も「特定の発言者と結びつけて評価されることは適当でない」(内閣官房)との理由で記載していない。政府側からどんな説明をしたのかも一切分からない。 一方、菅氏は19日の記者会見で「発言者名や令和以外の案を記載した議事録を作成する」と明言した。議事概要とは別に詳細な議事録をつくる。平成への改元で、議事録が政府内には残っていないことへの反省を踏まえた対応で、首相官邸幹部は「細部までしっかり残す」と説明する。 しかし、政府関係者は「懇談会などの録音データは議事録作成後に消す」としている上、議事録の公開は「令和の次の元号が決まった後」(政府高官)。全容が分かるのは数十年先になるとみられる。(二階堂友紀、大久保貴裕)
「議論しても、たぶん令和が一番いい」中西氏が語る元号 https://digital.asahi.com/articles/ASM4K6FB1M4KUPQJ00Q.html 2019年4月20日05時00分 朝日新聞 新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん 元号としては初めて、中国古典ではなく「国書」から引用されて注目された新元号「令和」。政権の姿勢が反映されたとの批判もあるが、日本最古の歌集・万葉集と元号が21世紀に出合った意味は何なのだろう。万葉集研究の第一人者で、令和の考案者であると有力視されてきた国文学者・中西進さんが18日、取材に応じた。 ――令和が新元号に決まりました。どんな感想を持ちましたか。 「僕などの意見を聞くまでもなく、世論調査で8割を超える人々が良いと答えています。僕自身もその人たちの中に入りますね」 ――安倍晋三首相は令和について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味だと述べました。 「令和の典拠である万葉集の『梅の花の歌の序』は、九州の大宰府に役人ら32人が集まって開かれた梅花(ばいか)の宴についての説明文です。誰か一人が歌を詠んでいるのではなく、32人が歌を通して集い、心を通じ合わせている姿。その和がいいと思います」 「国と国との間に和がある状態、それが平和です。だから令和には平和への祈りも込められているのだと、僕は考えます」 ――令という文字は今回、「令月」から採られました。 「辞書を引くと、令とは善のことだと書いてあります。つまり、令の原義は善です。そこから派生して、文脈ごとに様々な別の使い方が前に出てくる。人を敬う文脈では『令嬢、令息』にもなるし、よいことを他人にさせようとすれば『命令』にもなります」 「品格のあること、尊敬を受けること。そういう意味での『よいこと』が令です。そして、令に一番近い日本語は何かといえば、『うるわしい』という言葉です」 新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん 整っている美しさ整っている美しさ ――安倍首相は「美しく」と談話で言っていましたが。 「これからは『うるわしく』と言うべきでしょうね。うるわしいと美しいは、イコールではありません。うるわしいは、整っている美しさのことです」 ――令和という元号の考案者には、いまの時代に「整っている美しさ」が必要だと考える理由があったのでしょうか。 「あるでしょうね。いまが野放図な時代だからです。明確な目的もポリシーもない。私たちは目標を持つべきです。そして何を目標にするべきかと言えば、令です」 戦禍、魂に影響した ――令和が発表された後、自著を刊行する出版社に「『万葉集』は、令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です」というメッセージを送りましたね。なぜ、「平和」という2文字を選んだのですか。 「僕は戦禍を嫌というほど体験しているのです。先の大戦で、中学生だった僕は、東京が空襲で焼け野原になったのを見ました。爆風で衣服を吹き飛ばされ、ろう人形のようになった裸の遺体がたくさん転がる中、軍需工場へ出勤したのです。機銃掃射も受けました。魂に影響を受けた経験です」 ――なぜいま、平和という言葉を社会に送ったのでしょう。 「終戦から約70年、日本人は自国の軍国化を何とか防ぎ、おかげで平和が保たれてきました。しかしいま、難しい局面が立ち現れています。政治リーダーは苦労をする立場にあるのでしょう。でもそこには決して越えてはいけない線、聖なる一線があるのだと僕は訴えたかったのです。軍国化をしてはいけないという一線です」 ――誰が令和の考案者かを知ろうとする取材陣に中西さんは「元号は個人ではなく、天が決めるものだ」と言っていますね。 「ええ、天が決めるものであって、個々人の名前とは切り離されるべきものだ、と思います」 考案は名誉な重荷 ――元号を考案するという作業は、相当の時間や負担のかかるものなのではありませんか。 「元号を考案することは、名誉な重荷でしょう。案を出すプレッシャーは大きく、考案者はいつもそのことが頭から離れないと思いますよ」 ――令和をめぐっては、万葉集のほかにも典拠・出典があるという批判の声もあります。 「王羲之(おうぎし)の『蘭亭序(らんていじょ)』や、詩文集『文選(もんぜん)』の『帰田賦(きでんのふ)』のことですね。確かに形式などに共通性を見いだすことも可能ですが、文脈や意味がかなり異なるので、典拠にあたるとは思いません」 「そもそも僕は、出典が何かより、その言葉がどのような表現かの方が大事だと考えます。受容は変容であり、万葉集も単なるものまねではない独自性に到達しています。文化や文明は、変容を肯定的に認めることによって育まれるものです」 元号は「生命の索引」 新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん ――そもそも、元号とは何なのでしょう。 「僕の生家には、子どもが生まれると親が庭に木を植える習慣がありました。まず姉の木、次に僕の木……という具合です。子どもとともに木も育つ。生命が互いに伴いながら進んでいきます」 「元号も、天皇の誕生(即位)とともに生まれるものです。新たに誕生したものに名付けられるもの。一国のライフ・インデックス、『生命の索引』ではないかと考えます。元号は年数の数字の羅列を区分するものです。文化に属する存在、文化的な装置です」 ――元号は元々は中国で生まれた制度です。考案する際も中国の古典が典拠にされてきました。しかし今回は、日本で書かれた「万葉集」が出典とされました。 「元号の制定にはいろいろな条件がありますが、それには少しおかしいところがあります。中国で聖典とされているものがそのまま日本でも聖典となりうるのか、他国にある既往の“産物”に縛られてもよいのか、という疑念です」 「日本は古代以来、近隣にある圧倒的な文明国であった中国の文化に抱っこしてもらい、中国に依存する形で歴史をつむいできました。しかしそれは、いつかピリオドを打たなければいけないことだったのだと思います」 ――ただ、国書への転換を願った人々の中に近隣国を軽蔑視する人がいたことは気になります。日本が独善や孤立に陥らないためには何が必要でしょうか。 「それこそ『和』でしょう。そして、和の対極にあるのが暴力的な他国への越境です。日本には、朝鮮半島などに武力で押し入ってしまった歴史があります。そういう近代のひどい歴史は、もう終わりにすべきです」 「漢字という共通性を持つ東アジアという大きな文化の中に、日本はいるのです。排他的であってはなりませんし、とはいえ、自分を失う形で溶け込んでもいけない。国際性を持ちつつ、独自の理想を掲げてほしいですね」 ――万葉集には戦前、国家による戦争動員に利用された歴史もあります。たとえば大伴家持(おおとものやかもち)の「海行かば」は曲を付けられ、天皇のために死ぬことを美化する目的で使われました。 「二度とあってはならないことだったと思います。国家主義的・軍国主義的な便宜のために、権力者に古典が利用されてしまった例です」 令和の典拠 「戦前には日本を『神の国』と特別視する風潮があり、戦争は『聖戦』と正当化されました。フェイクでしたが、そうした『日本的特性』を示したい勢力に万葉集は利用されたのです。古典を利用しようとする勢力はいまもあります」 万葉集、防人に固有名詞 ――万葉集が貴族や天皇だけでなく庶民の歌も収めていることには、どんな意味があるでしょう。 「万葉集には防人(さきもり)の歌がたくさんありますが、特徴的なのは、その多くに作者名が書かれていることです。戦争では兵士は消耗品とされ、万単位でカウントされる存在ですが、万葉集は防人の人々に固有名詞を与えているのです」 ――万葉集は漢字で書かれています。文字を持たない日本が中国から漢字を採り入れた。それが万葉集誕生の基盤にありますね。 「外国にある優れたものを拒絶せずに採り入れることは、日本の特徴だと思います。注目すべきは、単に採り入れるだけではなく、自分たちが使いやすいように作り替えていったこと。日本は漢字を作り替えることを通して、独自のひらがなやカタカナによる無限の美の世界を創出しました」 「日本文化には、内部に光源を包み持った球体のイメージがあります。外部にあるものを取り込んで新しい輝きに作り替え、それによって内部から輝くのです。『日本文化か、それとも中国文化か』といった二項対立的なモノの見方とは異なる、文化の姿です」 ――元号はこの先も存在感を維持できるでしょうか。 「利用を強制できるわけでない以上、元号という文化に参画する喜びがカギになるでしょう」 ――今回の元号の決め方について、どう思いますか。 「今回、候補になった元号案を検討したのは、『懇談会』の識者9人と衆参両院の正副議長、閣僚でした。これでは、検討の機会が少なすぎると思います。多数が議論しなければいけない」 「議論をしても、たぶん令和が一番いいとは思いますよ。それでももう少し議論をしないと」(聞き手 編集委員・塩倉裕) ◇ なかにし・すすむ 1929年生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。万葉集に迫る独創的な研究は「中西万葉学」とも。「中西進著作集」など著書多数。
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK259掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK259掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。