トリチウムは、弱いベータ線を出します。恐ろしいのはトリチウム,原発知識の中学の常識程度なので良識あるエリートは知っているはず。敦賀原発に勤め,白血病でなくなった同級生から常識として聞いて知っていた。 トリチウム(三重水素)は放射性セシウムや放射性ストロンチウムと同じようにDNA を攻撃するようになります。しかもトリチウムはヘリウムに変わります。 トリチウムは、弱いベータ線を出します。恐ろしいのはトリチウム このベータ線は細胞内では1ミクロン(1000分の1mm)ぐらいしか飛ばないので、 血液として全身をめぐっている間は、遺伝子DNA をほとんど攻撃しません。 ところが、トリチウムが細胞に取り込まれ、 さらに核の中に入るとDNA までの距離が近くなるので、 ここからは、放射性セシウムや放射性ストロンチウムと同じようにDNA を攻撃するようになります。 トリチウムは、化学的性質が水素と同じなので、水素と入れ替わることができるのです。DNAの構造には、水素がたくさん入っていて、トリチウムがここに入っても、DNAは正常に作用します。問題は、放射線を出したときで、トリチウムはヘリウムに変わります。そうなると、放射線で遺伝子を傷つけるのに加えて、ヘリウムに変わった部分のDNA が壊れて、遺伝子が「故障」することになります。この故障がリスクに加わるので、トリチウムはガン発生確率が高くなる。 トリチウムは水分と同じような性質なので、フィルタでは処理できない。そして中空糸フィルタやイオン交換樹脂など、どんなにテクノロジーが進化しようと、完璧なフィルタなど世の中には存在しない。 しかも電力の生産があがるほど、放射性物質の排出は ぜったいに免れられない,放射性ガスや放射性物質の粒子は山脈や浄水場や河川に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して、田んぼや畑、飲み水に入って行ってしまう。 トリチウムという除去不能な猛毒放射性物質が、水道水に混入している事も殆どの人は知らない。トリチウムを内部被曝すると、遺伝子を根本から破壊するチカラがある事も知られていない。トリチウムは一度放出されると、環境の中から取り除くことはできない。トリチウムは皮膚を通して吸収され、摂取される。 燃料棒が溶解するとヨードとセシウムやトリチウムが、海や大気に大量に飛散される。ヨードは少量なら対外に排泄されるが、大量なら甲状腺などに蓄積される。セシウムは骨に蓄積される。ストロンチ ウム90は骨に集中する,異常が起きると、白血病を起こす。。脳にも入 り込んで、神経にダメージを与えるため、特に脳の発達に支障をきたすようになる。ヨウ素131は、甲状腺に集中する。イットリウム90は,これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓がんになる。 原子力発電所は、酸化窒素だけでなく、酸素原子が三つくっついたオゾンもつくっている。つまり、原子力発電所 が藻の激増に繋がっている,だから琵琶湖に発生する藻は,敦賀や小浜などの原発が影響していると云われている。 物理学は、自然現象は統合された唯一の法則と定理しかないと主張している。だが質量が小さな電子、陽子、分子、細胞には、万有引力の法則は作用しない。 従って乾燥や燃やすと空中に舞い上がり希釈や薄められ放射線量は減ります。しかし1万メートルの上空で氷結され,雨や雪と共に落下します。封鎖しない限り,この繰り返しが永遠と続きます。勿論河川や浄水場には蓋がありません。しかも封鎖されていません。 被曝によって遺伝子が壊れるということはないが,放射線で遺伝子を傷つけることや放射性物質を飲むと白血病ガンになる確率が高くなると言える。 日本の原発は穴の開いたバケツのように水棺を採用しているから,高い放射能濃度は地球にバラ撒くことになります。冷却水と高熱水を循環させるシステムは、穴や亀裂や腐食や火災を発生させます。絶対破壊されない容器の底に穴を開け地下の土台を数千度の高熱で破壊し、排水管や配線管は穴だらけだになり,炉の底が抜けて燃料棒はいつまでも溶解しつづけることになり,放射能は漏出され続けます。
原発は原子炉建屋と核燃料集合体の「固有振動数」が同期しています。この致命的な問題点を抱えた原発は地下に原子炉を内臓しても,この共振共鳴振動同期現象から逃れることはできません。
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