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2019-04-03 05:55
新元号に関する感想などは、またいずれ書くとして・・・。
元号発表前に、ギョッとさせられたのが、有識者会議のメンバーだった宮崎緑氏(千葉商科大学教授)の姿。
何かTVで、ちらっと懇談会の場で座っている映像を見た時、最初は、髪を後ろに結って、やや白塗り風メークで、十二単みたいな重ねの着物を身に着けているように見えちゃって、「はあ?」って。(゚Д゚) <一瞬、「ちょっとアブナイかしら?」って思ってしまったりして。宮崎緑って、昔から政治経済の場で、妙な感じで目立つのよね。^^;>
あとでよくよく見たら、白い着物の上に黒い縁取りのある羽織を重ねていた様子。宮崎氏は「本場大島紬大使」なので、あえてこのような場に、大島紬を着て来たようなのだが。う〜ん。いかがなんでしょうね〜。(@@)
<SNSなどでは「平安の貴族みたい」とか「卑弥呼みたい」の声が。大島紬はもともと正装にはあまり用いられないようだし。趣味の問題かも知れないけど、仮に大島紬を着るとしても、mew的には、もっとこういう場に合う感じのものがあると思うのにな〜。_(。。)_>
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ところで、昨日、ある意味で、まさに安倍政権の「忖度政治」の実情をあらわすようなニュースが出ていた。(**)
自民党の塚田一郎国交副大臣が、1日、北九州市で行われた自民党推薦の福岡県知事候補の集会に出席して、下関北九州道路の調査が国直轄に引き上げられたことに関して、このようなスピーチをしたのである。
「安倍総理と麻生副総理の地元事業だが、総理とか副総理がそんな事は言えません。でも、私は忖度して、わかりましたと」。「今回の新年度の予算で、国で直轄の調査計画に引き上げました」
<あとで、もう少し長いスピーチの概要を載せるが。決して、都合よく、言葉を切り取ったわけではない。^^;>
* * * * *
塚田氏は、元・麻生副総理の秘書で、今は麻生派所属の参院議員(2期、新潟)。また、日本会議や安倍氏率いる創生日本のメンバーでもあり、いわゆる首相の超保守仲間だ。<仲間というより、2人の子分って感じ?(・・)>
そして、上に話に出て来た下関北九州道路(下北道路)というのは、関門海峡を挟んで安倍首相の地元である山口県(下関市)と麻生副総理の地元である福岡(旧地盤の北九州市)を結ぶ道路なのだが。第一次安倍政権の06〜7年ごろに構想を本格化しつつあったものの、財政難のため、福田政権時代の08年に凍結されることになった。^^;
<ちなみに、山口県は九州と連携が深く、九経連(九州の経団連、現会長は麻生副総理の弟)に属していたりする。>
BUT、何と第二次安倍(+麻生)政権が始まってから、17年度に地元自治体の予算と国の補助で調査を再開。そして、先月29日に、19年度からは、国が調査費用を全額負担することを発表されたとのこと。もし事業化されれば、1600〜1800億円規模の計画なのだという。(・o・)
いや、もちろん、安倍首相や麻生副総理は、そうしたいなんて一言も言っていないんですよ。周囲の人が勝手に「そうなると2人にとっていいんじゃないかな〜」と忖度して、動いただけなんです。
森友とか加計も一緒です。決して、不正なんて行なっていません。たぶん、きっと・・・。(~_~;)
尚、塚田氏は2日に「事実でない」と撤回、謝罪したようだが。mewには、完全に「虚偽であるor事実ではない」とは思えないところがある。(++)
<この記事に出て来る「吉田博美参院幹事長」は、長野選出の参院議員なのだけど。山口県出身なのね。>
『本州と九州を新たに結ぶ「下関北九州道路」(下北道路)の事業化調査をめぐり、国土交通副大臣の塚田一郎氏は、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の地元事業と紹介した上で、「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度(そんたく)した」と語った。北九州市で1日にあった福岡県知事選の自民党推薦候補の集会で語った。塚田氏は2日、発言を撤回し、謝罪した。
塚田氏は自民参院議員(新潟選挙区)で麻生派。所管官庁の副大臣が政権中枢に配慮し、その地元へ利益誘導をしたと認める発言で、国会などで批判が出そうだ。
下北道路は、関門海峡を挟む安倍首相の選挙区の山口県下関市と、中選挙区時代に麻生氏の地盤だった北九州市を結ぶ構想だ。財政難で福田康夫政権時代の2008年に凍結されたが、17年度に地元自治体の予算と国の補助で調査を再開。国は先月29日、19年度からは、国が調査費用を全額負担することを発表した。
塚田氏は調査が国に移った経緯を説明。副大臣室で面会した自民の吉田博美参院幹事長から「これは総理と副総理の地元の事業だ」と言われ、「分かりました」と応じた、といったやりとりを集会で披露。さらに「総理とか副総理がそんなこと言えません。でも、私は忖度します」と述べた。
塚田氏は2日、文書で「一連の発言は事実と異なるため撤回し、謝罪する」とのコメントを出した。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「本人から丁寧に説明を行うことが必要だ」と語った。
◇
塚田一郎・国土交通副大臣(自民党参院議員)が1日夜、北九州市で開かれた福岡県知事選の自民党推薦候補の集会で発言した主な内容は、次の通り。
私は麻生太郎(副総理)命、一筋でやってきた。筋金入りの麻生派です。
私は新潟県連の会長をやってまして、地元も県議選、市議選(が行われている)。帰って応援しようと思ってたが、かわいい弟分の(自民麻生派の)大家敏志参院議員が小倉に来て激励してくれと。渡世の義理には勝てません。麻生派は渡世の義理だけで動いています。ほとんどやせ我慢の団体。私はやせてませんが。私は夏に参院選があるが、自分の票を削って北九州に参った。
国交副大臣なので、ちょっとだけ仕事の話を。大家さんが吉田博美・自民参議院幹事長と一緒に、「地元の要望がある」と副大臣室に来た。下関北九州道路(の案件)です。
これは11年前に凍結されているんです。何とかせにゃならん。下関と北九州ですよ。よく考えてください。下関は誰の地盤ですか。安倍晋三総理です。総理から麻生副総理の地元でもある北九州への道路事業が止まっている。
吉田幹事長が私の顔を見て、「塚田分かってるな、これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」と。私、すごく物わかりがいいんです。すぐ忖度(そんたく)します。「分かりました」と。
そりゃ総理とか副総理がそんなこと言えません。でも私は忖度(そんたく)します。この事業を再スタートするには、いったん国で調査を引き取らせてもらいます、と。今回の新年度の予算で、国で直轄の調査計画に引き上げました。
別に知事に頼まれたからやったわけじゃないですよ。大家敏志が言ってきた、そして私が忖度した、ということですので。
おそらく橋を架ける形で調査を進めて、できるだけ早くみなさまのもとに、橋が通るように頑張りたい。(朝日新聞19年4月2日)』
『安倍・麻生氏の意向忖度」 下関北九州道で国交副大臣、利益誘導認める
塚田一郎国土交通副大臣(自民参院議員)は1日夜、北九州市内の集会で、同市と山口県下関市を新たに結ぶ「下関北九州道路」(下北道路)を巡り、本年度から事業化に向け国直轄調査に移行する決定をしたことについて「総理とか副総理が言えないので、私が忖度(そんたく)した」と述べた。下北道路は安倍晋三首相が下関、麻生太郎副総理兼財務相が福岡県を地盤にしていることから「安倍・麻生道路」とやゆされてきた。現職副大臣が利益誘導を認めた「忖度」発言は、大きな批判を浴びそうだ。
塚田氏は同日、福岡県知事選に立候補している自民推薦候補の応援演説をするため北九州入りしていた。塚田氏は時期は明かさなかったが、下北道路建設を推進する自民の吉田博美参院幹事長と面会した際、「これは総理と副総理の地元の事業だよ」と言われたことを明かした上で、「私は物分かりがいい。すぐ忖度する。分かりましたと応じた」と話した。さらに「私は筋金入りの麻生派だ」とも強調した。
塚田氏は新潟県生まれ。2000〜02年まで麻生氏の秘書を務め、07年、新潟選挙区から参院議員に初当選。現在、麻生派に所属している。
下北道路は、08年3月に当時の自公政権が調査中止を決めたが、17年度から地元自治体などによる調査を再開。19年度予算で調査費として約4千万円を計上した。
■「発言撤回し謝罪」 塚田副大臣が談話
塚田一郎国土交通副大臣は2日、一連の発言について「事実と異なるため撤回し、謝罪申し上げます。下関北九州道路については今般、国において事業の必要性などに鑑み、直轄調査を実施することとしたところです」との談話を発表した。(西日本新聞19年4月2日)』
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これは、昨年12月のものなのだが。北九州市長選に絡んで、こんな記事が出ていた。(・・)
『「民主党が(下北道路を)パーにした」。ベテランの北九州市議は今でもこう憤る。ねじれ国会だった08年3月、野党民主党などから道路特定財源への批判にさらされていた当時の自公政権は、下北道路を含む全国6カ所の海峡横断プロジェクトの調査中止を決めた。その後の政権交代、奪還を経て、調査が再開されたのは昨年度だった。
「安定した安倍政権の時だからこそ、早く建設を決定してほしい」。16日の促進大会で九州経済連合会の麻生泰会長はこう訴えた。
山口、福岡両県は、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の地元だけに「安倍・麻生道路」ともやゆされる。関係自治体の調査が終わる来年3月以降、国の本格的な事業評価に移行できるかが最大の焦点になっている。
11月に発足した「整備促進を図る参議院議員の会」会長の吉田博美議員(自民)は促進大会前、北九州市側の建設予定エリアを視察した。「やっぱり必要な公共事業もある。地方創生の中で(下北道路が)一丁目一番地だ」と打ち上げた。
× ×
【ワードBOX】下関北九州道路 1991年に関係自治体による「関門海峡道路整備促進期成同盟会」の設立が始まり。関門トンネル・関門橋の老朽化、災害対応などを受け、北九州市と山口県下関市を橋かトンネル(海峡部で約2・6キロ)で結び、地域活性化を目指す1600億〜1800億円のプロジェクト。昨年度から関係自治体主体でルート、構造、整備手法に関する調査を再開。国の事業評価や環境アセスメントを経て着工した場合、橋だと完成は最短で「2030年代半ば」(国交省幹部)になる。
モリカケやその他の問題でも、「私が安倍さまの思いを忖度して、引き受けました」とか、「部下やれと言いました」と告白するものが出て来てほしいmewなのだった。(@@)
THANKS
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