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2019-03-31 14:35
明日1日、いよいよ新元号が発表になるのだが・・・。
もちろん多くの国民が最も関心があるのは、どのような元号になるのかということ。
あちこちで、予想が行なわれているのだが。一番多い予想は「安久」であるとのこと。
<どこかの企業が「既に決まった新元号案」としていたものがネットに流れたという話も。>
でも、「安久」のように、公の場で多く名が挙がっているような元号案はカットされるという。(@@)
『民間で流行している元号予想で取り沙汰されている「安久」などの案について、政府関係者は「俗用の一種に当たるので、なるべく避ける」と語る。(朝日新聞19年3月29日)』
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予想されている元号案には、やたらに「安」の字がはいっているものが多い。^^;
安倍首相or周辺が「安」の字を、新元号に入れたがっているのではないかという話が広がっているからだろう。<きっと憶測だろう・・・けど。(-"-)>
mewはよもや、いくら安倍っちor周辺でも、そんな「あからさま」なことはやらないと思いたいのだけど。知人は、「わかんないよ〜」と。
中には「もし安倍の『安』という字が新元号にはいったら、もう2度と元号は使わない。西暦だけで通す」と言っているアンチ安倍っちもいる。(~_~;)
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mewにとってウザイのは、今回の新元号の決定や発表に際して、安倍首相の仲間である日本会議など戦前志向の超保守派がゴチャゴチャと要望を出し、安倍首相がそれに従っていることである。
たとえば、もう一つ、安倍首相&超保守仲間が望んでいると言われているのが、新元号を日本の古典からとるということである。(・・) <安倍氏自身「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」と言っている。>
これまで日本の元号は、中国の古書にある一節や熟語から決められて来た。しかし、ご存知のように、安倍首相&超保守仲間たちは、大の中国嫌い&伝統と国家を重視する国家主義。
そこで、新元号は、何とか日本の古書を出典にして決めたいと考えたようだ。^^;
ただ、もともと日本の「漢字」や「熟語」は中国から伝来したもの。「古事記」とか「日本書紀」などの日本の古書なども、中国の漢書の影響を受けて作られたものゆえ、日本の古書に載っている元号になりそうな漢字の組み合わせで、中国の古書に載っていないものを見つけるのは極めて困難らしい。^^;
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また、これは以前にも書いたのだが。超保守派は、新元号を早く発表することにも強く抵抗。
当初は、カレンダーや契約書などの書類作成のことも考えて、元号が変わる3〜6ヶ月前には、新元号を発表することが検討されていたのだが。超保守派は、本来は天皇が譲位される日(今回なら5月1日)に新天皇により決められるべきだと強く主張したため、結局、実に中途ハんぱなことに、わずか1ヶ月前の4月1日に発表することになってしまったのだ。(>_<)
また、現憲法下では、天皇を政治に関与させてはならないことから、天皇が新元号を決めることはできないのだが。天皇を国体として国づくりを進めたい超保守派は、せめて少しでも新天皇に新元号決定に関与させて欲しいと、安倍首相に要望したとのこと。
安倍首相が、ここに来て、2ヶ月連続、皇太子と会っているのも、少しでも新天皇に新元号を関与させているような形をとるためだと言われている。(-"-)
『複数の政府関係者によると、政府はこれまで日本文学、中国文学、東洋史、日本史を研究する有識者に新元号の考案を依頼していた。候補は1日までに政府に提出され、地名などと重複していないかチェックした上で、菅官房長官を中心に数案まで絞り込む作業が進められているという。
また、これまでの元号はすべて中国の古典から選ばれているが、安倍首相は周辺に対し、「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」と話しているということで、今回は、室町時代までに漢文で書かれた日本の古典に由来する案も候補にあがっているという。(NNN19年3月1日)』
『新時代の名前は何になるのか──発表よりも一秒でも早く報じようと報道各社は熾烈な取材合戦を繰り広げている。
「昭和改元の際には東京日日新聞(現在の毎日新聞)が新元号を『光文』とスクープしましたが、結果的に誤報になった。今回も新聞やテレビの政治部が中心となって『元号取材班』を組んでいます。
特に注力するのが、安倍晋三首相(64才)周辺や官邸関係者への取材です。そもそも“時代に名前をつける”という行為は、時の為政者が自身の権力を誇示するためのもの。強権的な政治姿勢をとる安倍首相も、新元号に強いこだわりを持っているとされます」(全国紙政治部記者)
たとえば、その「出典」だ。これまでの元号はすべて中国の古典(漢籍)から選ばれてきたが、安倍首相は周辺に「出典は日本で書かれた書物(国書)がいい」と話しているという。国書とは、『古事記』や『日本書紀』などを指す。実際に菅義偉官房長官(70才)は3月25日、国文学や日本史学などの専門家に考案を委嘱したことを明らかにした。
「安倍首相は“なぜ日本の元号制定に中国の手を借りなければならないのか”という感覚だそうです。一部では、安倍首相の『安』の字を採用するという話も浮上しています」(政治ジャーナリスト)(NEWS ポストセブン19年3月28日)』
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『「新天皇」面会で保守派に配慮=違憲批判招く危険も
新元号発表が週明けに迫った29日、安倍晋三首相が皇太子さまと面会した。
新天皇に即位される皇太子さまと元号選定プロセスの接点をつくり、政府は伝統軽視だと不満をくすぶらせる保守派に配慮した形だ。ただ、こうした行動は憲法違反との批判を招きかねないリスクもはらむ。
29日夕、首相を乗せた黒塗りの車列が東京・元赤坂の東宮御所へ滑り込んだ。皇太子さまは静養先の長野県から東京都内に戻ったばかりだった。政府は内容を明らかにしていないが、政府筋は「最終選考に残った複数の元号案を皇太子さまに伝えに行った」と明言する。
首相は2月22日に皇太子さまと会ったばかり。2カ月連続となった異例の面会の背景には、首相を支持してきた保守派が、皇位継承1カ月前の新元号発表にいら立ちを強めていたことがある。
保守派は昨年、明治以来の「一世一元」の伝統を重視する立場から、「新元号発表は即位したばかりの新天皇の下で5月1日に行うべきだ」と主張。しかし、首相は昨年12月、各種情報システムの改修など国民生活への影響を考慮し、4月1日に発表を前倒しすることを決断した。
この際、保守派の納得を得る方策として浮上したのが、皇太子さまへの新元号の事前説明だった。首相は内閣法制局と協議し、皇太子さまに意見を聴かなければ天皇の政治関与を禁じた憲法に抵触しないと確認。改元前の面会が不自然に映らないよう2月に面会の実績をつくる周到ぶりだった。
もっとも、面会内容は非公表なだけに、一方的な説明に終始したかは不透明だ。国会では野党の追及も予想される。ある政府関係者は「保守派にはそれと分かるようにしつつ、批判を招かないよう、表向きは事前説明したことを認めない」と、政府の対応を解説した。(時事通信19年3月30日)』
最後に、あまり世間では話題にならなかったことなのだが。mewが、ひそかに衆院議長側を応援していたことがあった。(・・)
この何年か「安倍官邸の一強政治」が続いていて。重要なことはほぼ全て安倍官邸からトップダウンで決められたり、周辺が安倍官邸を忖度して動いたりするような感じになっているのであるが・・・。
今回の新元号決定のプロセスにおいて、安倍官邸の言いなりになるのを拒んだ機関があった。衆院議長&副議長である。(**)
<たぶん、特に副議長の赤松広隆氏が抵抗したのだという。この人は社会党、民主党などにいた中道左派で、行政府が威張っているのは一番ムッと来るようなタイプだから。^^;mewは結構、好きなんだけどね。"^_^">
新元号を決める際に、衆参院議長らにも意見を求めることになっているのだが。安倍官邸は、衆院議長らに、国会内で意見を述べたあと、秘密保持のため発表までは外に出ず待機しろと。また、携帯電話も預かると言ったらしいのだ。(・・)
しかし、三権分立をとるわが国では、衆院議長と言えば、総理大臣と並ぶ三権の長(しかも、憲法上、学説はさておき、国権の最高機関である立法府の長)であって、いくら安倍内閣が新元号発表を担っているからと言って、官邸にアレコレ指示される立場でもないし。それに「どこで待機しろ」とか「携帯を預かる」とかいうのは、最初から「秘密をもらす疑いがある」と言っているようなもので、これは衆院議長らに対して失礼ではないかと怒ったのである。(@@)
で、すったもんだした挙句、衆院議長と副議長は国会には行かず、衆院議長公邸で意見を聴取され、そのまま公邸にいることになったという。<電話も預けないことにしたのかも。野田元首相も、電話のことは失礼だと言っていた。>
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『新元号公表まで「待機」に衆参議長反発 官邸に「信用できないのか」
4月1日の新元号公表手続きの一環である衆参両院正副議長の「意見聴取」を巡り、首相官邸が議長らに国会内で意見を求めた後も公表が終わるまで1時間程度、部屋で待機するよう要請したことが分かった。出席者には、携帯電話を別の場所にあらかじめ預けるなど情報管理の徹底への協力も求めた。
しかし憲法の定める三権分立を踏まえて正副議長側から異論が出ており、調整は難航している。(毎日新聞19年3月8日)』
『4月1日に発表される新しい元号の選定手続きで、政府が衆参の正副議長から行う意見聴取が、衆議院議長公邸で行われる方向で最終調整されていることがわかった。
新元号の選定にともなう衆参両院からの意見聴取について、政府は、「平成」に元号が変わった際の前例に倣って国会内で行い、新元号が発表されるまで、部屋で待機するよう要請していた。
ただ、秘密保持のうえで問題があると反発の声が上がったため、26日、大島衆院議長と赤松副議長が協議し、意見聴取を衆議院議長公邸で行うことで最終的にまとまった。関係者によると、公邸内の施設の視察もすでに済んでいて、今後、詳細をさらに詰めることにしている。(FNN19年3月28日)』
『■野田佳彦前首相(発言録) (4月1日の新元号案への意見聴取で政府が保秘のため正副議長に携帯電話を預けるよう要請していたことについて)極めてナーバスになっているんだなっていうことは、よく分かるし、保秘はもちろん必要だと思うが、議長とか副議長から(携帯電話を)取り上げちゃうってのは「俺のこと信用してねえのかよ」っていう気持ちになる。もう少し大人の対応っていうのがあっても良いんじゃないかなと思う。(28日、記者会見で)(朝日新聞19年3月28日)』
何か衆院議長側が、「おまえらが国のTOPだと勘違いするなよ!」「何でも自分たちの考えた通りになると思うなよ!」と言ってくれたような気がして、チョット胸がす〜っとしちゃったりして。(・・)
でも、もし超保守派の安倍政権下でなければ、もっと穏やかに新元号の発表を迎えられたのにな〜と思ったりもしているmewなのだった。(@@)
THANKS
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