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決別から一転 小池都知事“腹心”懐柔人事の思惑とウラ事情
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250855
2019/03/30 日刊ゲンダイ 裏方役を担った野田氏(右)(C)日刊ゲンダイ 小池東京都知事の特別秘書を務める野田数氏が3月末で退任する。29日の定例会見で小池知事は野田氏を浄水場の管理などを手掛ける「東京水道サービス」(TSS)の代表取締役社長に推薦する意向を示した。TSSは都が株式の51%を保有する都水道局の監理団体。知る人ぞ知る都幹部の「天下りポスト」に野田氏を据えるにあたり、どうも駆け引きがあったようなのだ。 小池知事はこの人事について「(野田氏には)新しい舞台で活躍してもらう」と説明。昨年、都水道局と特定企業との談合が問題視されたことなどを背景に、TSSは水道料金の徴収業務などを行う監理団体「PUC」と2019年度中に経営統合する方針だ。会見であがった「天下りではないか」との質問に小池知事は「適材適所だ」と突っ張ったが、いかにも苦しい。ちなみに、TSS社長の年間報酬は1428万円(18年度)だ。 実は、野田氏については以前から「小池知事の都政運営に失望し、3月中に辞表を叩きつけるとみられていた」(都政関係者)。それが、フタを開けてみれば“天下り”。一体何があったのか。 「小池都政誕生以降、野田氏は裏方として支えてきた。ところが、17年衆院選で小池知事が希望の党を立ち上げ、国政に挑戦してから両者の関係は悪化したとみられています。野田氏が昨夏、『都政新報』の取材に〈国政進出に反対し、知事にも進言してきた〉などと発言したことに激怒した小池知事は、野田氏のクビも視野に入れたようですが、どうしても切れない事情がある。小池都政のウラのウラまで知り尽くした野田氏に、バラされたら困ることがあるのでしょう」(前出の都政関係者) 野田氏の首に縄をつけておきたい事情はほかにもあるという。 「野田さんは知事与党の都民ファーストの会と公明党のパイプ役を担ってきた。ただでさえ都議会が大混乱しているのに、野田さんがいなくなると拍車が掛かる可能性がある。それに、再選をうかがう来年の都知事選の参謀もほかに見当たらない。TSS統合話が片付いたら知事の個人事務所などに引き戻すのでは、との見方もある」(都庁記者) 野田氏本人に聞くと、「TSSの現状の課題に取り組むことについて、知事と話をし、快諾いたしました。身の引き締まる思いです」とのこと。袂を分かちかけた“腹心”を懐柔しなければならないほど、小池知事の孤立は深まっているようだ。
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