http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/136.html
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検察審査会の「不起訴不当」は検察の世間のガス抜きと落としどころ。
https://31634308.at.webry.info/201903/article_27.html
昨日のブログで、元財務省理財局長の佐川氏が検察審査会で「不起訴不当=無罪」と書いてがっかりと書いた。また、佐川氏、安倍夫婦になんらかのお咎とめが無ければ近畿財務局の職員も報われないという思いを書いた。他の新聞の見出しに検察は「ほっとした」と書かれている。「ほっと」したのは、佐川氏以上に〇〇夫婦だろう。
近畿財務局の亡くなられた職員のお父さんが、「不起訴不当」を受けて、「少し気持ち救われた」と述べられた。確かに、審査会に不起訴を追認されたら、傷口にさらに塩を塗られるようなものだということもわかる。審査会委員の中には「起訴相当」という意見の人もいたはずである。しかし、結局実質無罪のレベルに決定された。
検察審査会では、実際にどのようなことが行われているか知っている人は少ない。私自身そこに出席した訳ではないので詳細はしらない。しかし、小沢一郎が強制起訴されたとき、ネットで随分委員会の中身が報道されたので、大体の仕組みは明らかになった。
審査会の委員は証拠書類、捜査内容を自分たちで掴むことが出来ないから、実際に不起訴にした大阪特捜部の担当検事が捜査報告書なるものを委員会に提出して説明する。小沢氏の陸山会事件の時は、担当の検事が検察審査会に虚偽の報告書を提出して、それが発覚して辞職しているぐらいである。
当然、検事はなぜ不起訴にしたかの理由を強調するだろう。したがって、選ばれた委員が余程不正に対して強い正義感、意志を持っていなければ、検事の説明に流れてしまう。特に、この案件は強制起訴になれば裁判になり、〇〇夫人の関与がもろに裁判の中で証言されることになる。これは、検察、官邸として絶対に避けたい。私の見方として、検察は委員会の強行意見を抑えるためガス抜きとして「不起訴不当」に落とし込んだのではなかと思っている。なぜなら、この決定は世間の怒りのガス抜きと実質「無罪」を勝ち取れるからだ。このぐらいのことは平気でやるのが今の現状であると思っている。
命絶った職員の父、不起訴不当に「少し気持ち救われた」
https://www.asahi.com/articles/ASM3Y552VM3YPTIL01S.html?iref=btmob
有料記事
2019年3月30日
学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却と財務省の公文書改ざん問題で、財務官僚をいずれも不起訴処分とした大阪地検特捜部の判断に、大阪第一検察審査会は厳しい言葉で再考を求めた。不起訴に不服を申し立てた関係者からは支持する声が相次いだ。強制起訴につながる「起訴相当」とはならず、法廷での真相究明を求める声も出た。
「公務員だった我々は、検察の処分を明らかな誤りと感じていた。市民がまっとうな判断をしてくれた」
改ざんを「一般市民感覚からすると言語道断」とした検察審査会の議決を財務省近畿財務局OBの喜多徹信さん(70)は評価した。検審は、佐川宣寿・元理財局長ら財務省幹部を「不起訴不当」とする一方、改ざんの作業を担った現場の職員は「上からの命令に逆らえなかったのではないか」などと責任を問わなかった。喜多さんはこの点も「実感に近い」と話した。
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