http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/876.html
Tweet |
ウマが合う3人 安倍晋三、トランプ、金正恩の共通項
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250557
2019/03/27 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による
世界は確実にファシズム化している(左から金正恩・朝鮮労働党委員長、トランプ米大統領、安倍首相)/(C)ロイター
ロシア疑惑を蹴散らして、暴走に弾みがついたようだ。
米国のトランプ大統領が25日、イスラエルがシリアから奪った占領地のゴラン高原について、イスラエルの主権を正式に認める文書にサインをした一件は、国際社会に衝撃を与えた。
イスラエルの主権を認めたということは、武力による国境変更は容認しないという戦後の国際秩序を破ることになる。国連憲章も無視だ。これには中東諸国の猛反発だけでなく、フランスやドイツなども批判の声を上げている。
だが、ペンス副大統領ら米政権幹部は相次いでトランプの決定を支持。くすぶっていたロシア疑惑でトランプに有利な捜査報告が出たため、勢いづいているのだ。
「トランプ陣営は2020年大統領選での再選を見据えて動いている。ゴラン高原についてイスラエルの主権を承認したのは、ユダヤ系の有権者にアピールして票を獲得する狙いです。最大の支持母体であるキリスト教福音派も親イスラエル色が強い。ロシア疑惑も“クロ”とは断定されなかったことで、早々と勝利宣言し、逆に疑惑を追及した側の民主党を攻撃する材料にするつもりです。実際、いま選挙があれば、トランプ再選の可能性が高いでしょう」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)
■ロシア疑惑はグレー決着なのに…
16年の大統領選をめぐる「ロシア疑惑」について、24日に米国の司法長官が、トランプ陣営とロシア側との「共謀が証明されなかった」と発表したのは確かだ。
だが、今回公表されたのは、およそ500人を聴取した捜査報告書から事実関係の詳細が省かれた4ページだけ。結論は「証拠不十分」であり、「大統領が犯罪をしたかの結論は出さないが、潔白だとするものではない」というものだ。
それなのに、トランプは高らかに「完全潔白」を宣言し、ロシア疑惑は「私を陥れようとする違法な試み」と被害者ヅラ。「多くの人が悪意に満ちた行為をした。国家への反逆だ。議会にも嘘をついた。彼らは調査対象になるだろう」と、自分に不利な証言をした人への報復までチラつかせた。
トランプの疑惑を追及することが国家への反逆とは恐れ入るが、これ、誰かに似てないか? 日本にも「私が国家」と発言した人物がいる。安倍首相だ。
モリカケ疑惑で窮地に陥ったものの、関係者や書類を隠し、あるいは切り捨て、逃げ切ったと確信した途端、疑惑追及の先陣を切った朝日新聞を誤報扱い。国民が抱く疑念はまったく晴れていないのに、国会論戦でも開き直り、今ではモリカケ問題をしつこく取り上げる野党がおかしいような言い方をする。果てには「森羅万象を担当している」だの「私が国家」だの、最高権力者として思い上がった発言を繰り出している。
「トランプ大統領と安倍首相に共通しているのは、平気で嘘をつき、都合の悪いことからは逃げ、状況が少しでも自分に有利に動けば大言壮語で、鬼の首を取ったように敵を叩くところです。威勢のいいことを言って、国民を騙し、メディアも配下に置こうとする。そういう意味では、北朝鮮の金正恩委員長も似たタイプと言えるかもしれません」(政治評論家・本澤二郎氏)
中国・ロシアを追い掛ける(中国の習近平国家主席とプーチン露大統領・右) (C)ロイター/タス通信
威勢のいいことを言って国民に夢を見させる独裁者 |
トランプと金正恩北朝鮮労働党委員長のウマが合うのは間違いない。トランプは22日、米財務省が決めた北朝鮮への追加制裁措置について「撤回するよう命じた」とツイッターで表明した。ホワイトハウスのサンダース報道官は、「トランプ大統領は金委員長のことが好きで、これらの制裁は必要ないと考えている」と説明。寝耳に水の米政府は混乱に陥ったが、「金正恩が好き」だから、トランプの一存で撤回を決めたようだ。
北朝鮮の崔善姫外務次官も、15日に一部の海外メディアに対して「トランプ大統領と金正恩委員長は不思議なほど波長が合う」と良好な関係を強調していた。
安倍はトランプの下僕に徹しているが、シンパシーは感じているのだろう。オバマ前大統領のようなインテリ・リベラル派とは「ケミストリーが合わない」と周囲も言っていた。
「安倍首相とトランプ大統領、金委員長に共通するのが独裁気質です。気に入らないものは排除する。自分の過ちは決して認めない。正義や良心ではなく、利己主義に走る。それで国民が苦しむことになろうがお構いなしです。言論統制しても恥じることがない。民主主義を理解していないのです。今の安倍政権下で、日本は民主主義国家を偽装しているだけになってしまいました」(本澤二郎氏=前出)
暴走トランプ、独裁者然の安倍、筋金入りの独裁者である北の3代目。この3人のウマが合うのは必然ということか。
■戦前を超越したファシズム
独裁について考える時、「月刊日本」4月号の片山杜秀慶大教授のインタビューが興味深い。官僚機構と軍隊を束ねることで、安倍政権は戦前の日本がなし得なかったファシズムを完成させたというのである。「安倍偽装内閣」特集で、「近現代史上最強の内閣官房が誕生した」と、こう語っている。
<安倍内閣は内閣人事局を利用することで、高級官僚のポストをかなり自由に決定できるようになっています>
<文民統制によって自衛隊を総理大臣の指揮下に置いています。その結果、いまや安倍内閣は戦前よりもはるかに強権的な力を行使できるようになっているのです>
<もともと官房とは、ヨーロッパの皇帝が独裁的に権力を行使できるように、あらゆる情報を集めた部屋のことです>
<内閣官房のセクションを組織して肥大化させたうえに、諸官庁の人事権まで付けたのですから、日本近代史上最強と言える。戦前のファシズムは「未完」に終わりましたが、安倍内閣は官房を「完成」させた。戦前と似ているどころの話ではない。はるかに超越しているのです>
そして、世界中で強権的なリーダーが幅をきかせていることについて、こう考察する。
<日本だけでなく、アメリカのように自由を大切にしてきた国でさえ、権力の一元化が進み、自由や人権が制限されるようになっている>
<アメリカや日本は、中国やロシアを模倣し、彼らのあとを追いかけているとさえ言えます>
世界は確実にファシズム化し、それを国民が支持するという不気味さ。その背景にあるのは絶望ではないか。
「世界中で格差が拡大し、その結果、ポピュリズムが蔓延しています。生活環境が危うくなると、強いリーダーを求めたくなる。客観的に正しい政策をやる政治家よりも、口先だけ威勢のいいことを言って夢を見させてくれる人にひかれてしまう。それは本当に強いリーダーとは違うのですが、力強い言葉に鼓舞され一体化することで、苦しい現実から逃れることができるのでしょう」(孫崎享氏=前出)
そういう意味では、中村喜四郎衆院議員の「安倍政権とは国民に政治を諦めさせることに成功した特殊な長期政権だ」という発言は示唆に富んでいる。
国民生活の疲弊と政治不信。絶望と諦めが、今の安倍政権を支えている。そうやって国民が進んで権力に隷従するようになれば、独裁がますます加速していく。刹那のリーダー待望論は危うい。トランプの米国を冷笑している場合ではないのだ。
似たもの同志・・・・・・なるほどガテン
— 散歩 (@sanpo777) 2019年3月27日
ウマが合う3人 安倍晋三、トランプ、金正恩の共通項 https://t.co/5yMdlk4bCZ #日刊ゲンダイDIGITAL
生活環境が危うくなると、強いリーダーを求めたくなる。客観的に正しい政策をやる政治家よりも、口先だけ威勢のいいことを言って夢を見させてくれる人にひかれてしまう https://t.co/piYsvZbdDn #日刊ゲンダイDIGITAL
— ブルジョアベー晋三 (@C6rqlSIxgsuQ1Cd) 2019年3月27日
【世界は確実にファシズム化している】安倍晋三 トランプ 金正恩 おぞましい共通項 ゴラン高原承認を見ても明らかなように、いよいよ、手が付けられなくなってきた暴走・トランプと、偽装民主主義国家で独裁者同然の首相、もともと筋金入りの独裁者の3人がウマが合う必然(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/AKZq6sU6cC
— KK (@Trapelus) 2019年3月27日
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK258掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK258掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。