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ロシア人はすり寄る相手を利用し内心は蔑視する 日本人が知らない北方領土問題の真実
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250386
2019/03/24 日刊ゲンダイ
安倍はバカにされている(C)ロイター
ロシアは近年、北方領土問題に対する姿勢をより硬化させている。2016年にソチで行われた日ロ首脳会談で、安倍首相は過去の対ロ政策では交渉は1センチも進まなかった――として、従来の発想にとらわれない「新アプローチ」を提言し、8項目の協力提案も打ち出した。
これは「難問を解決するには、まず日ロ間で経済などの関係を改善して良い雰囲気をつくることが先決」というロシア側の提案を受け入れたものだ。しかし、この日本政府の対応は、ロシア側に間違ったサインを送ったと言っていい。つまり、ロシア側が対日姿勢を強硬化するほど、日本は譲歩するということであり、実際、交渉はその通りに進んでいる。
ロシアによる良好な雰囲気づくりが領土問題解決に寄与した例として、とくに中ロ関係を挙げる。
ロシアと中国は40年間にわたって領土交渉し、04年に最終的に国境線を画定できた。それは、01年にロ中善隣友好条約を締結して友好関係や信頼関係を強めたからで、日本もまず、ロシアとの協力を強化し、信頼関係を深める必要がある――と説くのである。
しかし、現実は違う。ロシアが中国との国境線の最終画定を急いだのは、経済的、軍事的に急速に強大化している中国を恐れたからだ。中国は1858年の璦琿条約、60年の北京条約で日本の面積の4倍の領土をロシアに奪われた。現在でも中国の歴史書では、この2条約を不平等条約としている。ロシアは国際法よりも歴史を重視する中国が、この領土問題を持ち出すことを最も恐れて国境線画定を急いだのである。つまり、信頼関係とは逆に、中国への不信感や恐れが国境線画定の理由だったのだ。
ロシア人は、緊張感を与える相手に対しては一目置いて尊敬する。しかし、日本のように言いたいことも抑え、すり寄る相手は喜んで利用する。そして内心は蔑視し、対等な交渉相手とは見なさないのである。 (つづく)
袴田茂樹 安全保障問題研究会会長
新潟県立大学教授。青山学院大名誉教授、安全保障問題研究会会長。「ロシアへの反論」(共著=自由国民社)、「沈みゆく大国」(新潮選書)など著書多数。
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ロシア人はすり寄る相手を利用し、内心は蔑視する
ロシアと中国は40年間にわたって領土交渉をし、04年に最終的に国境線を画定できた。それは、01年にロ中善隣友好条約を締結して友好関係や信頼関係を強めたからで、日本も..
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