http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/546.html
Tweet |
また偽装発覚…安倍首相が施政方針演説で巧みな“錯覚工作”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249793
2019/03/16 日刊ゲンダイ 施政方針演説を行う安倍首相(C)日刊ゲンダイ 施政方針演説のトリックが発覚――。15日の衆院文部科学委員会で川内博史議員(立憲民主)が問題にしたのは、今年1月28日に行われた安倍首相の施政方針演説の次のくだりだ。 「児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率は24%から42%に上昇し、悪化を続けてきた子どもの相対的貧困率も、初めて減少に転じ、大幅に改善しました」 誰もが、安倍政権の政策が奏功していると思ってしまうが、デタラメだ。 ひとり親家庭の大学進学率42%の調査は、16年11月に行われた。一方、児童扶養手当の増額は16年12月、給付型奨学金は17年4月からそれぞれ実施されている。つまり、両政策とも、進学率の向上に貢献しようがないのである。 川内議員に突っ込まれた厚労省子ども家庭局の藤原朋子児童虐待防止等総合対策室長は、「一連の施策の例示を述べたもの」とかわそうとしたが、最後は「直接の因果関係はない」と認めざるを得なかった。 「進める中で」という微妙な表現でつないでいるところを見ると、国民の錯覚を誘う“確信犯”であることは間違いない。 施政方針演説は事前に閣議決定されている。国語を担当する大臣として、「訂正」を求められた柴山昌彦文科相は「閣議決定されるような文章は誤解がないように極力正確な表現を用いるべきだ」と一般論を答弁。川内議員は「誤解がメチャメチャある表現だ」とあきれ顔だった。 施政方針演説は国のトップが年初に語る重たいものだ。安倍政権下で、公文書や統計から、施政方針演説に至るまで「大事なもの」が全部ボロボロにされている。 <衆議院>安倍総理大臣 施政方針演説 2019-1-28 ※4:20〜安倍首相、施政方針演説「児童扶養手当の増額…」 再生開始位置設定済み 第百九十八回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20190128siseihousin.html 平成31年1月28日 首相官邸 ※抜粋 二 全世代型社会保障への転換 (成長と分配の好循環) この六年間、三本の矢を放ち、経済は十%以上成長しました。国・地方合わせた税収は二十八兆円増加し、来年度予算における国の税収は過去最高、六十二兆円を超えています。 そして、この成長の果実を、新三本の矢によって、子育て支援をはじめ現役世代へと大胆に振り向けてきました。 児童扶養手当の増額、給付型奨学金の創設を進める中で、ひとり親家庭の大学進学率は二十四%から四十二%に上昇し、悪化を続けてきた子どもの相対的貧困率も、初めて減少に転じ、大幅に改善しました。平成五年以来、一貫して増加していた現役世代の生活保護世帯も、政権交代後、八万世帯、減少いたしました。 五年間で五十三万人分の保育の受け皿を整備した結果、昨年、待機児童は六千人減少し、十年ぶりに二万人を下回りました。子育て世代の女性就業率は七ポイント上昇し、新たに二百万人の女性が就業しました。 成長の果実をしっかりと分配に回すことで、次なる成長につながっていく。「成長と分配の好循環」によって、アベノミクスは今なお、進化を続けています。 川内博史 立憲民主党・無所属フォーラム 文部科学委員会 衆議院 2019 03 15 ※冒頭からご覧ください。審議中断後。26:00〜30:00 「直接の因果関係はない」と認める。
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK258掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK258掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。