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健康被害が続出 豊洲市場の“黒い粉塵”は高濃度の猛毒物質
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249357
2019/03/13 日刊ゲンダイ
指先に黒い粉塵が付着(市場関係者提供)
黒い粉塵は猛毒物質――。日刊ゲンダイは昨年12月5日付で、豊洲市場に黒い粉塵が舞い、健康被害を訴える業者が相次いでいることを報じた。その黒い粉塵の成分を、共産党都議団から依頼を受けた専門家が分析したところ、驚愕の結果が判明。アンチモンやカドミウムなど毒性の強い物質が、自然界ではあり得ない高濃度で検出されたのだ。
◇ ◇ ◇
豊洲市場は昨年10月にオープンしたが、直後から建物内の空気がよどみ、働く業者から「市場の中に入ると咳が止まらなくなる」「喘息のような発作が出る」「喉が痛い」などの声が相次いだ。床などに真っ黒な粉状のチリが大量に積もっていたが、12月の日刊ゲンダイの取材に、都は「成分分析をするまでの段階ではありません」(豊洲市場管理課)と見て見ぬフリだった。 日刊ゲンダイ同様、黒い粉塵を問題視していた共産党都議団が、豊洲市場6街区仲卸棟の4階の駐車場から黒い粉塵を採取し、東京農工大の渡邉泉教授(環境資源科学)に分析を依頼。その結果は渡邉教授が「自然界ではあり得ません。あまりに異常なデータだったため、分析した学生が実験ミスではないかと疑ったほどでした」というものだった。
〈別表〉が自然界の2倍以上の濃度が検出された物質だ。自然界の170倍もの濃度が検出されたアンチモンの毒性は極めて強い。継続して吸うと、肺炎、気管支炎、生殖障害を引き起こす。12倍のカドミウムも毒性が強く、体内に蓄積されると、骨がもろくなり、激痛が走る。4大公害の1つイタイイタイ病の原因物質だ。神経症の原因になる鉛や長期摂取で意識障害を引き起こすビスマスも危険だ。銅、亜鉛、錫など体内に存在する金属でも、過剰摂取は体に支障を来す。
「黒い粉塵はコンクリートやターレのタイヤの成分だと考えられます。築地市場は開放型で絶えず水で洗い流していましたが、豊洲市場は閉鎖型で、水の使用も制約があり、滞留してしまっているようです。強い毒性の成分も含まれ、危険な作業環境です。黒い粉塵の成分が健康被害の原因である可能性も考えられますから、空気清浄など対策を取って、作業環境を一刻も早く改善するべきです。そのためにも、今回は1カ所だけでしたが、大気中も含めた複数箇所の成分を大至急調査して、全容をつかむ必要があります」(渡邉泉教授)
■小池知事「適切に対応」とお茶を濁す
12日の都議会予算特別委員会で、共産の和泉なおみ都議がこの問題を取り上げ、小池百合子知事に調査を迫ったが、小池氏は「適切に対応している」とお茶を濁した。
都は、豊洲市場の大気中の浮遊物含有量を2度調査しているものの、浮遊物が何であるかは分析していない。分析もせずに、どうして適切だと言い切れるのか。
現に健康被害の訴えが相次ぎ、高濃度の猛毒まで検出された。小池氏がこのままスルーを続ければ、歴史に残る公害になりかねない。
和泉都議が取り上げた、豊洲市場の黒い粉塵*竭閨B
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2019年3月12日
成分を分析すると、銅、亜鉛、カドミウム、スズ、アンチモンなどが「非常に強い汚染」。
働く人の健康問題。都として、調査・対策すべき。
豊洲市場、粉じんに高濃度の重金属 アンチモン、一般道比8.1倍 - 毎日新聞 https://t.co/weyzQvSW2G
豊洲市場の黒い粉塵について、日本共産党都議団が専門家に依頼して調査したところ、自然界値と比べ亜鉛が96倍、毒性が極めて強いアンチモンが170倍などの高い数値が検出された!和泉なおみ都議が追及!都としても、粉塵と働く人たちの健康への影響を調査すべきです!!https://t.co/QOHp6AW5l0
— 斉藤まりこ (@tsukuttenet) 2019年3月12日
日本共産党都議団は、豊洲市場の建物内の黒い粉塵を採取し東京農工大の渡辺泉教授(環境資源科学)に分析を依頼したところ、毒性の高いアンチモンが1020倍、カドミウムが69.9倍などに上りました。和泉なおみ都議は3.12の予算特別委でこの問題を取り上げ、実態調査を直ちに行うよう小池知事に求めました。
— 共産党都議 河野ゆりえ (@kounoyurie) 2019年3月12日
3ヶ月前に日刊ゲンダイはこの問題を採り上げていた!→働く業者は「ノド痛い」 豊洲市場内に舞う謎の“黒い粉塵” https://t.co/U85s45OJj2 「市場の中に入ると咳が止まらなくなる」「喉が痛い」「喘息のような発作が出て、夜眠れない」「医者にかかったが、なかなか治らない」
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) 2019年3月12日
働く業者は「ノド痛い」 豊洲市場内に舞う謎の“黒い粉塵”2018/12/05版
— seshibon (@seshibon1) 2019年3月3日
開場後も地下水から環境基準の最高130倍もの発がん性物質ベンゼンが検出されているの豊洲市場ですが、こちらの“黒い粉塵”も発癌物質でしょうか? 怖くて豊洲市場経由の野菜や魚は買えません。https://t.co/Zc1R25dR6j
♪健康被害が続出 豊洲市場の“黒い粉塵”は高濃度の猛毒物質 https://t.co/c6Twkq3nPn 黒い粉塵は猛毒物質――。日刊ゲンダイは昨年12月5日付で、豊洲市場に黒い粉塵が舞い、健康被害を訴える業者が相次いでいることを報じた。… #健康 #元気 #ダイエット
— GenkiDays (@GenkiDays) 2019年3月13日
最初から問題が多すぎますね。
— neo27 (@neo27_zbn05554) 2019年3月13日
食を扱う所で人が多く働いている所ですから徹底した検証と管理を御願いしたいですね。
メンツとか立場などかまっている場合ではないですよ。
健康被害が続出 豊洲市場の“黒い粉塵”は高濃度の猛毒物質|ニフティニュース https://t.co/pIW9YnDuf1
豊洲市場の中に舞う「黒い粉塵」の成分を分析してもらったら、通常の環境ではありえない濃度で、毒性のある金属が検出された。(日刊ゲンダイ3月13日)https://t.co/R2Kzn7SZeM
— 葛飾区長選勝手ツイ (@2013Hakarukai) 2019年3月13日
豊洲市場は本当に安全なのか…
— Night Flight Might M (@Nuit_VolVolonte) 2019年3月13日
都民に毒を食わせ続ける石原慎太郎…
豊洲“黒い毒霧”市場、五輪はカドミウムでおもてなし。
健康被害が続出 豊洲市場の“黒い粉塵”は高濃度の猛毒物質 https://t.co/OOSW9MNQiD #日刊ゲンダイDIGITAL
「豊洲市場内に「黒い粉塵が積もっている」との声が複数の市場関係者から上がったため、東京農工大の渡辺泉教授の研究チームが調査したところ、有害な重金属が高濃度で検出された。渡辺教授は「都は早急に対策を取るべき」と警鐘を鳴らしたが、都は「衛生環境は良好だ」と反論した」とのこと。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2019年3月12日
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