http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/355.html
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2011年11月からこのウエブにて幾つか東日本核汚染の事や日本の社会問題に関して投稿をして来ました、プラナリアと申します。2018年に過去の投稿を政治&選挙板で再投稿し始めて居りました。そしてつい2日程前に一番最後の原稿を書き上げて投稿しました。ここにある投稿は2012年7月に阿修羅の原発板に投稿したものです。阿修羅の中では常連では無いのと、長文で地味な投稿内容なので本投稿群を読んで頂ける方々は残念ながらせいぜい200人から多くて400人止りでした。別に小生は読んで頂く方の数を求めている訳では有りません。しかし日本の現状を良い方向に変えるのに十分な論拠を出してあなたに訴えているのですが、その発した言葉が伝えられる訳ではなく虚しく木霊の様に消えてしまうのが無念でなりません。
2011年夏に仮住まいの避難先から全面防護服で彼と彼の家族の命の流れを築き上げて来た生まれ故郷にある御先祖様の墓参りを、これからしますと私の友人が聞いた時に涙が出て来ました。核汚染を避ける為に九州に移り住んだ友人も居ります。何故この社会に平気な顔をして不条理がまかり通るのか、不思議でなりません。黙々と何事にも堪える国民性だからなのでしょうか?それとも不条理をそれとして見えないからなのでしょうか?
何度も訂正して投稿しなかった文もある上、とりとめも無く投稿を書き上げて来たので内容に一貫性が無いかと思います。又文章を書いて飯を食っている訳ではありませんので投稿内容が粗雑になっている部分もある事をここでお詫びしておきます。
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日本の市民の皆様へ-その3, No.1 皆さんすっかり忘れてしまった事
事態は私の予想を超えるスピードで急展開して来ています。国会に設置された東京電力福島原子力発電所事故調査委員会が2012年7月5日に報告書を提出。その報告書の中で日本が抱える問題点なども指摘しています。現投稿の書上げ途中ですが、この機にまず前半部をその-3,No.1として投稿します。
今までの拙稿"日本の市民の皆様へ"と"日本の市民の皆様へ-その2"を読んで頂きまして有難う御座いました。[1],[2]参照の事。しかし現投稿を書き上げる中、私にはどうしても次に述べる事が見えて来ないのです。一番目は、東京電力福島第一原子力発電所から爆発的に放出された"無主物"による原子力災害の帰結が予見出来ないのです。予見したくないなら、そうしない事も可能ですが。更に二番目は、マスメディアを用い宣伝と言う方法で無意識の内に社会の平安、互助と絆の為に現災害の影響はとるに足らない、よって心の中で安全と思い込んで貰って良いのだよと、心の糸を奏でられ、或は無意識の中に原子力災害の帰結を予見する必要が無いと刷り込まれる事。"放射能みんなで気にしなければ怖くない"ですか。原子力災害の帰結を予見しようとしない方々を非難する訳ではありません。生活者が原子力災害に対する意見を表現したとたん、彼らの生活の場でのけ者にされてしまう様な予感や恐れを心の中に引き起こし、恐ろしさに心が萎縮してしまう様に仕向ける、何十年もの間皆の心に染込んだ、自分と違った意見を攻撃する習慣が導く社会の行く末が解らないのです。
残念ながらそれでもこの放射能汚染の事態は静かに進行しています。頑張れニッポンのスローガンの下。
この人々の無意識の中に織り込まれている習慣を一つの鎖とすると、ここに集団の中に属するもう一つの鎖。それらが組み合わさった二重の鎖が見えるのです。私がこれまでの投稿とこの投稿の中で言っている内容は、過去に誰かが言った事の繰り返しに過ぎない事を理解して欲しいのです。では誰かが何かを言っても、世界各地で現在進行形の格好で起こっている諸々の事態が何故改善、解決に向けて進展しないのでしょうか?これが私にとっての2つ目の鎖の正体。人口問題然り、1972年にローマクラブ(The Club of Rome)と言うThink Tankより喚起された"成長の限界"と言う問題の提起、[3]参照の事。方や日本国内では近年稀に見るほどの貧困層の増加、又今ヨーロッパでおこっている米国発の金融危機然り。特に5人に1人が国家公務員と言われるギリシャでは慢性的財政問題を過小評価或は隠蔽しながらEUに長らく席を置いて居る。ちなみにギリシャは1981年にEUに加入した古参である。この問題を先送りする事でつい最近までやり過ごして来た訳であるが、彼らの財政が検証されるに付け、国家的破産状態の隠蔽が暴露されてしまったのである。こんな記事がウエブにあった。"ギリシャ 危機公務員数削減は至難の業? 根をはるコネ社会。ギリシャの官僚組織が、その削減努力に水を差す"[4]そして[5]と[6]参照の事。あれれ、何処かの国の出来事にそっくりですね。
その様な経過でヨーロッパひいては全世界中に迷惑が懸かっている。何故こんな事がおきたのか?簡単に言えば未来を先取り=現在の散財を未来の世代に背負わせていた事に過ぎないのである。諸々の問題を先延ばし、隠蔽する手法は全世界共通の様だ。
さて、前置きが長くなった。そこで翻って日本国内に目を向けてみよう。多難な問題を根本より解決するアプローチを採りもせず又果敢に問題解決する努力もせず、何故目の前の問題を後手後手に扱い、先延ばしにするのか?答えは2つ、簡単だ。我々もそうかもしれないが、特に社会の中で特権を持つ人々の現状維持に対する強い希求。だから何も変えたくないと言う事。次に組織の中で問題に対して発言する人が居ないからである。いやいないと言うより発言を抑圧したり、排除するからである。更に悪い事には新たに生じた問題が大きく見えない。なんとかしなくちゃと言う気持ちが湧かない。よって問題解決に向けて行動する人も居ないのだ。
例えば6.5.2012に日本経済新聞のウエブにこの様な記事が記載されていた。"[FT]「本気度見えない」電機業界 日本流の再編に危うさ"では厳しい経営が続くエルピーダメモリー、ルネサスエレクトロニクス、ソニー、日立製作所、東芝など大手メーカーが直面する問題と"「技術立国」の復活"が前途多難で有る事を記している。[7]参照の事。その中で、"ゴールドマン・サックス証券のアナリスト、松橋郁夫氏は「日本企業は進退窮まる状況まで判断を先送りする」と指摘する。"とある。ここの日本企業を日本の社会とも言い換えられるのは、皆さん想像に難くないと思いますが。多難な問題を根本より解決するアプローチを採りもしないのはその会社の選択だから会社が潰れるのも善しとしよう。しかし、他人様に迷惑を掛け未来の若者におんぶにだっこする様では頂けない。民間流の甦生法で稲盛和夫氏が再建し、半国営企業の精神がこびりついた会社から全うな会社になりつつあるJAL。そして半国営企業から何も膿を出さず国有化してしまった故、会社の再建と原子力災害の復興が国民の血税で賄われるTEPCO。この違いを思い起こさせる。
もう少し大きな枠で我々が直面している問題を考えてみましょう。と言う事で本投稿の章名が決まっている所迄の目次です。でも時間の関係で1章と2章しか載せられなかった事お詫びしておきます。
1.この怒りを何処に持って行けばよいのか?
2.遺伝子プールの中から
3.Justice is not done; 社会正義が行使されない国
4.どうして貴方達は表現する人々を脅したり抑圧したりするのですか? Character Assassinationとガス抜きの間
おっとっと。全国の原子力発電所の再稼働に関してひとこと言わせてもらう。今回の原子力災害は原子力と言うギャンブルの帰結なのだ。胴元のTEPCOそして原子炉製造メーカー、土建屋、国会議員、地方の議員らは稼いでいたが。もっとも国民も少しこのギャンブルに加担していた訳だ。しかし再稼働とはこのギャンブルで大負けし国民の財産を失わせてしまったのに性懲りもなく又国民の残った財産を担保にギャンブルを続けるのと同じではないか?ギャンブル中毒者が賭け事を止められる訳が無い。市民が止めさせなければ今度こそ未来の財産もすってんてんだよ。そして3.11.11以来この日本と言う国を支配する特権階級が行使する巨悪の仕組みがまるで霧が晴れた様に白日の下、曝され始めて来たのである。そう、こんな腐り切った特権を持つ者達が欲する事、それが全国の原子力発電所の再稼働と言う"現状維持"なのである。日本の市民の眼が届かない社会の闇の部分から遠隔操作の様に影響力を行使する機会を失なってしまわない様に懸命に努力している、それが彼らの生存本能なのである。一方誰も自分の血が絶える事を避けようとするのは、生命の中に刷り込まれた本能なのだがその生存本能をも踏みにじり、市民をまるで虫けらの様に扱うこの国を動かしている闇の世界の(社会の闇に隠れ社会を自在に操作する)住人。
1.この怒りを何処に持って行けばよいのか?
読者の皆さん、3.11.11以降の原子力災害発生に依る御自身の経済的な負担或は精神的な苦痛は今現在緩和したのかと自問自答していますか?日常生活が良い方向に向かっていると思っていますか?確かに我々市民は原子力災害の被害に遭ったかどうかは物理的にはまだ見えません。でもその事の確認を怠ってはなりません。そして他の人の精神的な苦痛は貴方には見えますか?又日本を支配する人々はどれだけ、日本の市民の事を考えて、まつりごとを行っているのか、自問し凝視していますか?
3.11.11以降私は怒っていました。特に'Dogs'と言う曲を東日本の原子力災害の発生後通勤時間中繰り返し聞きながら自分の体の中に満身に怒りが込上げて来るのを止められませんでした。勿論今でも怒っています。よって時々このアルバムを聞いています。この曲はその時聞いていた音楽アルバムの中の1曲です。それはPink FloydのAnimalsと言うアルバムです。[8]参照の事。1977年英国の階級社会を構成する社会層を動物に例えて(何も言わない一般大衆を羊に、お金持ちを翼のある豚にそしてその片棒担ぎを犬に例えて)痛烈に英国の社会を批判した音楽アルバム。確かBBCから放送禁止を食らった筈。私は怒っているのです。ハラワタが煮えくり返って来るのです。と言う訳で'Dogs'の中の歌詞の一部をそれとなく"日本の市民の皆様へ"に貼付けて置きました。何故だと思いますか?以下2つの* *で囲まれている部分を投稿その-1に載せました。
Dogsよりその1部の抜粋と抄訳:
"...
A certain look in the eye and an easy smile.
*You have to be trusted by the people that you lie to,*
So that when they turn their backs on you,
You'll get the chance to put the knife in.
...."
"眼の中に映る確かなものと親しみのこもった微笑み。
貴方は嘘をつこうとする人々に信頼されなければいけないのさ。
そうする事によって彼らが貴方に背中を向けた時に
背中にナイフを突き刺す機会がやって来るんだ。" [9],[10]参照の事。
この曲を聞く度にまるで背中からバッサリと不意打ちを食らった様に不条理が降り懸かってしまった事に怒り心頭でした。そして小生は'貴方(Dogs)'とは錦の美旗、夢の原子力と言うスローガンの下、特にやりたい放題やってきた旧科学技術庁の官僚、科学者や市町村県のおさ、町役場の役人の事として思い浮かべていました。一方歌詞の中の'彼ら'とは、全国中の原子力発電所の立地場所に住む人々の事。金によりその地域の人々を分断。人々の心に付け込み心理的に操作する様な事例えば、地域の人々に善と悪と言うラベルを用い、峻別して原子力に反対する良心的な市民に反社会的と言う悪のラベルを貼付けて、発言して来た良心的市民をよってたかって皆で彼らの背中を刺す様に仕向ける、ましては小さな血縁の地域の中で身内の仲違いを引き起こさせるなど自分達のヤリタイ放題やってきたツケが今頃になって不条理な原子力災害として巡って来た。善良な市民を騙した事、そして原子力に反対する人々を陰湿にかつ容赦なく抑圧してきた訳である。お上に逆らうとどうなるか、の見せしめ。この表現する、そして発言する人々を汚いやり方で押さえ込もうとするDogsとは=二枚舌で宣伝する官僚と科学者の本当の姿を喚起させる。私自身最近は、エリート官僚とは闇社会の番犬ポチ君ではないかと思っている。又驚く事に中には自分が番犬どころか闇社会に君臨する様な官僚も居る様である。「全国民必読 新聞,テレビはビビッて報じないどじょう野田を操る"本当の総理"」と言う題目で2011年10月3日に週刊現代の中の記事がある。[11]参照の事。この事が本当なのだろうか将来が決めてくれるであろう。しかし極一部の国家公務員の方々に失礼に当るので圧倒的多数の官僚の面々をポチ君とこの投稿では呼ばない様にする。それは何故かは4章"どうして貴方達は表現する人々を脅したり抑圧したりするのですか? Character Assassinationとガス抜きの間"参照の事。
ところが現実にはエリートのDogsでさえも同じ様に、闇社会の住人に背中からナイフを刺される様な事があると判ったのです。真実は我々の想像を絶する以上の闇の中にある。ちょっと長いですが引用しておきます。[12]参照の事。
"「夕方に発表があります。あんた異動ですわ」。2004年夏の昼下がり、経済産業省の幹部官僚に電話してきた電気事業連合会(電事連)の男は信じ難いことを口にした。その時点で事務次官か官房長しか知らないはずの「人事異動表」を持っているという。「送ってあげまひょか」。官僚は、卓上のファクスに送信されてくる紙を屈辱的な思いで見つめた。
●電力辞令
明らかな左遷。電力10社でつくる業界団体、電事連の意向による"電力辞令"だった。官僚は直前に、核燃料サイクル事業の問題点を指摘する文書の作成に関わった。「国民に知らせるべきだ」と確信しての行動だったが、業界には不都合な文書に電事連は猛反発、警告を発した。「政治家は業界の味方。パー ティー券を大量に処理してやっているから。派手に動くと痛い目に遭うぞ」
官僚は一蹴したが、自らの異動に直面し「まさかここまでの力とは。紙を渡したのは電事連の意向を受けた大臣だろう」と思った。別の官僚は「電力ににらまれると出世できない。監視しているなんて幻想で、電力が経産省を操っている」とぶちまける。" 因にこのレポートの一番上の写真を見て初めて知った。電気事業連合会は経団連会館の中に有ると記載されている。全くの驚きである。それにしても電気事業連合会が経団連を支配しているのかそれとも逆なのか私は知らない。しかし政治家は国民の代表として選ばれたのではなく、電事連の操り人形とは。日本に巣食う支配階級の闇の深さに、より一層驚いてしまうこの頃なのである。
正直この投稿にて私が言いたい事はこのオッチャンが3分15秒のYouTubeの映像にて全て言い表しています。米国のコメディアンGeorge Carlinの字幕つきの独演会が、阿修羅のウエブサイトに載っているのをたまたま見かけました。是非見て下さい。お笑いコメディアンの中にもシビアに社会問題について発言する人がいるのは羨ましい。[13],[14]参照の事。
2.遺伝子プールの中から
この章で述べる事は中学生でも判りそうな事であるが、エリート官僚にはまるで判らないとは、こちらが赤面してしまう程彼らは応用の利かない面々の様である。
このシリーズの投稿1及び2では遺伝子プールと言う言葉を説明無しで用いておりました。遅ればせながら此処でその事を説明します。生物学又は文化人類学上用いられる言葉、遺伝子プールと言う学術用語が在る。この概念は例えば日本の遺伝子プールとは日本に住んでいる人々の遺伝子を視点とし、人間と言う入れ物を除外し1つのプールの中にある遺伝子の集合体を学術的に捉えた物である。[15]を参照の事。簡単には何千年もの間先祖代々より脈絡と受け継いで来た私達の中に流れる個別の血の糸。日本の遺伝子プールは日本と言う場、今と言う時にそれぞれ存在する糸の最終端の集合として捉える事ができよう。糸の最終端は貴方自身かもしれない。しかし十中八九貴方は糸の最終端ではない。今現在血の最終端である、遺伝子プールの事もつゆ知らない貴方の子供孫或は曾孫が、これから成長し彼らの血の糸を紡いで行くのは周知の事だ。
3.11.11以降日本中枢の国家公務員、地方の公務員或は、地方都市の議会議員、国会議員達が自分の子供達を外国に避難させていたとか言う噂が在りました。また経済的に余裕が有っても無くても子供達を兎に角外国へ留学させて居る方々もいらっしゃると思います。自分の子供を守りたいと言う気持ちは判ります。
しかし遺伝子プールの中から見ると、或る特定の遺伝子を放射能に曝さないと言う行為は長期的には余り意味が無い事なのです。参照の文献[15]にこの様な記述があります。"...その配偶子が受精することは、両親からの遺伝子が組み合わさって個体をつくりあげ、配偶子の遺伝子を遺伝子プールに戻すことになる。" 厳しい事実ですがしっかり直視せねばなりません。
つまり、遺伝子プールの水の中から1滴の粒として遺伝子が跳ね上がって外国に避難していても、その1滴が将来放射能で汚染される可能性大の遺伝子プールの中に又落ちて戻って来たとします。そしてメスとオスが生殖行為を通して、遺伝子を次世代に継承させる事に拠り、悲しくも又この遺伝子プールの中に居続けるしかないのです。留学などで放射能を短期的に避ける事は出来ますが、もっともっと大事な、実行しなければならない事が有るのです。遺伝子プールの中から長期的に物事を見ると:生殖能力をこれから行使しようとする子供達に放射能を曝してしまう事を避ける様に努力しなければならないのが判らないのでしょうか?
市民の皆さん、気が付いて下さい。遺伝子プールに巨大な人口放射能と言う津波が襲いかかったのです。そして現在食物連鎖を通して汚染された食べ物を家庭の食卓上から出来るだけ排除する様努力する人々、とりわけ幼い子供を日常的に放射能の内部被曝から守る事の為に努力する人々に、その行為が放射能に敏感に反応しすぎるとして爪弾きにする。又彼らの周囲から後ろ指しそして地域の中で区別、のけ者にされている人達がいます。そしてその防御の努力を見下し彼らを神経質な変わり者として差別する立場の人々。貴方は遅かれ早かれ内部被曝に拠る放射線で、見下した人達即ち放射能防御した人達の子供の遺伝子に比べて貴方の子供の遺伝子は放射線の影響で少し余分に傷が付きます。この意味が判りますか?程度の差はあれ、放射能に曝される頻度とその量に比例して、将来にガンに生り易いと言う家系と成ってしまい貴方の子孫が差別されてしまう可能性が生じると言う事です。
この問題は日本の将来を左右する非常に重要な問題なの事です。国民全体で議論し行動しなければなりません。遺伝子プールがひとたび汚れてしまったら、非常に大きな日本の国難となってしまうと言う事実に対し、政治家も官僚もいい加減目を覚ませ。自分の子供も大事だろうが、日本全体を見回してみて日本の全市民のまだ見ぬ孫、曾孫の事まで大きく心の眼を開いてこの事を予防出来ないのだろうか?同胞愛なんてないのかな〜。
既に何度も申し上げましたが、まず放射能高汚染地域からの市民の撤退撤収を行わなければならないと思います。更に日本の遺伝子プールを健全に保つにはどうすれば良いのかと考えるのが論理的な流れなのですが。日本国自身が何も原子力災害に対する抜本的な対策していないからなのでしょうか。市民の撤退も行なわず、放射能付き瓦礫の焼却を全国で進める事。本当に愚かな事です。本当に投げやりです。論理も何もあったものではありません。この様な杜撰極まりないことがまかり通っている。
再度言います。こんな簡単な事が何故判らないのでしょうか?全国の地方自治体に放射能のこびりついた瓦礫の焼却を半ば強制する様な行為は、お金を無駄に浪費して遺伝子プールの中に放射能汚染を拡散するだけなのです。"無主物"がこびり付く瓦礫を全国の自治体で焼却させようとしている面々は瓦礫燃却と言う行為が日本の遺伝子プールを無益に傷付けると言う事を知っていて各自治体に圧力をかけているのであったなら、明らかにこれは未必の故意と言う犯罪を犯している事になります。
私はここで単に絆と言うスローガンを掲げて将来の日本の遺伝子プールを穢す事の帰結を思いめぐらせるだけですが、環境省官僚の面々はこの行為を通して日本の支配者層への帰属意識を示し、地方自治体を中央権力の意図のまま操り、その闇社会の支配者に捧げる忠誠度に自分達が満足しているだけなのでしょうか?又地方自治体のおさ達は東京霞ヶ関中央からの命令をしっぽを縮めて服従、聞いているポチ君なのでしょうか?本当に人間の面をした悪魔の様な面々です。日本の遺伝子プールの中で、放射能汚染してしまっている食べ物を涙を流しながら地産地消している東北関東中部地方の人々、手抜き検査ですり抜けた放射能汚染している食品を全国の子供達が食べているが判らないのでしょうか?
食物連鎖の中の放射能汚染の拡散はまだ止まっていません。これから人間の生の時間スケールから見ればほとんど永遠と言う長さでこの原子力災害の放射能汚染は続きます。我々は(正確に言えば我々の子孫は)遺伝子プールの中から見れば運命共同体なのです。
3. Justice is not done; 社会正義が行使されない国
この章は日本国で社会正義が行使されてない事実を隠そうと懸命に努力している特権階級の事をお話したい。それ故に彼らは今回の原子力災害を通して日本国民を精神的にも経済的にも苦しめている人達だと思えてくる。
まず"Justice is done"と言う言葉の定義をチェックしよう。しかし残念ながら日本の現状を見ると今現在そこへも辿り着いていないのである。言葉の説明はWikipediaの"Retributive justice"(因果応報とでも訳すべきか)を参照して頂きたい。[16]参照の事。
".... Kant regards punishment as a matter of justice, and it must be carried out by the state for the sake of the law, not for the sake of the criminal or the victim. He argues that if the guilty are not punished, justice is not done. [4] Further, if justice is not done, then the idea of law itself is undermined."
抄訳すると、"哲学者カントは罰とは正義を行う為のものと考えている。罰を課すと言う事は、犯罪者又犠牲者の為に法の行使を行うのではなく、法が法たるもののゆえんを保持するため故行使されなければならないのである。カントは罪を犯した者に罰を下さない事は'justice is not done'だと論議している。更に突っ込んで言えば正義の行使(justice is done)が施されなければ、法律と言う理念が弱体化してしまうのである。" 行き着く所、国会であろうが検察であろうが警視庁であろうが福島県警であろうがTEPCOが罪を犯したかどうかの検証も行っていないのである。
続く....
[参考文献等]
[1] "日本の市民の皆様へ"、阿修羅のウエブサイトの 原発・フッ素18より
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/185.html
[2] "日本の市民の皆様へ-その2"、阿修羅のウエブサイトの 原発・フッ素18より
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/412.html
[3] "The Limits to Growth" ウィキペディアより
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Limits_to_Growth
[4] "ギリシャ 危機公務員数削減は至難の業? 根をはるコネ社会。ギリシャの官僚組織が、その削減努力に水を差す," 2011-10-18、Step by Stepのウエブサイトより
http://blog.goo.ne.jp/babinchom/e/ca7dbfb37e7a695ba434a17ce93893f5
[5] "欧州連合加盟国" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E9%80%A3%E5%90%88%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E5%9B%BD
[6] "ギリシャはなぜEUに加盟できたのでしょうか" 質問・疑問に答えるQ&AサイトOctaveより
http://okwave.jp/qa/q7096070.html
[7] "[FT]「本気度見えない」電機業界 日本流の再編に危うさ" 日本経済新聞のウエブより
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASGV05002_V00C12A6000000&uah=DF150220104320
[8] アニマルズ (アルバム) Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BA_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29
http://en.wikipedia.org/wiki/Pink_Floyd
[9] PINK-FLOYD-LYICS.COMのウエブサイトより。
*Animalsの中の曲の一覧
Pigs on the Wing (Part One)
Dogs
Pigs (Three Different Ones)
Sheep
Pigs on the Wing (Part Two)
http://www.pink-floyd-lyrics.com/html/animals-lyrics.html
[10] Pink Floyd - Dogs - Animals (FULL),YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=0bqZFp7dWbg&feature=related
[11] "全国民必読 新聞,テレビはビビッて報じないどじょう野田を操る'本当の総理'勝栄二郎の正体"
永田町ディープスロート 現代ビジネス 講談社のウエブサイトより
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/21453
[12] "日本を創る。連載企画原発編、原発と国家 Vol.2官界への影響力行使"、47newsのウエブサイトより
http://www.47news.jp/47topics/tsukuru/article/post_35.html
[13] "アメリカ資本主義社会の正体" 阿修羅のウエブサイトより
投稿の一番最後に載っている"この国の所有者 - ジョージ・カーリン"
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/334.html
[14] George Carlin "American Owners and Education" YouTubeより
使用している言葉はかなり下品な言葉を使用していますので、中学生以下の方にはお勧めできません。
http://www.youtube.com/watch?v=4jQT7_rVxAE
http://www.youtube.com/watch?v=dydPKOpontA&feature=player_embedded
[15] "遺伝子プール" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB
[16] Retributive Justice, Wikipediaより
http://en.wikipedia.org/wiki/Retributive_justice
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