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※2019年3月9日 朝日新聞 全画面で拡大
監察委の統計不正報告書 弁護士識者9人全員が「不合格」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249154
2019/03/09 日刊ゲンダイ
厚生労働省(C)日刊ゲンダイ
「これまでに扱った中で最低の報告書だ」――。
厚生労働省の毎月勤労統計の不正で、弁護士ら識者9人で構成する「第三者委員会報告書格付け委員会」は8日、問題を検証した特別監察委員会の報告書について、全員が「不合格」とする評価結果を発表した。
委員からは「最低最悪の報告書」など、厳しい声が続出。新たな組織で調査をやり直す必要があると指摘した。
東京都内の日本記者クラブで記者会見した委員長の久保利英明弁護士は「何のために税金を使って調査したのか、さっぱり意味がない」と切り捨てた。
監察委の報告書は、不正を意図的に隠蔽したとは認めなかった。これに対し、弁護士らからは「結論ありきで、隠蔽の定義をあえて厳格なものとした」と、厳しい評価が並んだ。
監察委報告に最低評価 「独立性ない」「信用できぬ」 勤労統計不正、弁護士ら「格付け委」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13925415.html
2019年3月9日05時00分 朝日新聞 文字起こし
記者会見する第三者委員会報告書格付け委員会のメンバーたち=8日、東京・内幸町
厚生労働省による「毎月勤労統計」の不正調査を検証した特別監察委員会の報告書について、弁護士や大学教授ら有志でつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」は8日、メンバー全員が最低評価をつける格付け結果を発表した。再調査を促す声は与党からもあがるが、安倍晋三首相は否定的な姿勢を崩していない。▼3面参照
「まったく信用できない。何のために税金を使って調査したのか。さっぱり意味が無い」。格付け委の委員長の久保利英明弁護士は、東京都内の日本記者クラブで開いた記者会見で、監察委をこう厳しく批判した。
格付け委は、日本弁護士連合会の第三者委ガイドライン作成メンバーが中心になって2014年に設立。各委員が報告書を4段階(A〜D)で評価し、評価に値しない不合格を「F」とする。監察委の報告書は委員9人全員が「F」とした。格付けしてきた20報告書で2例目という。
監察委は、厚労省所管の「労働政策研究・研修機構」理事長の樋口美雄氏を委員長とする第三者委として1月16日に設置。6日後に「厚労省による組織的隠蔽(いんぺい)は認められない」とする中間報告書を出したが、聞き取り調査の大半を厚労省職員がしたことが発覚。再調査を迫られ、2月27日に出した追加報告書では、再び隠蔽を認定しなかった。
格付け委の非難は、監察委の第三者性に集中した。八田進二・青山学院大名誉教授は「委員長が理事長を務める機構は、国から年間数十億円の補助金をもらっている。この一点を見るだけで全く独立性はない」と指摘した。
事実関係の認定方法にも注文がついた。竹内朗弁護士は、一般の第三者委調査なら電子メールなどを分析するデジタルフォレンジック(電子鑑識)を活用するのを踏まえ、監察委の調査は「供述に大きく依拠している」と問題視した。
野村修也・中央大法科大学院教授は、07年に社会問題化した「消えた年金」問題の調査委に関わった経験を引き合いに「厚労省は国民が納得する報告書をまとめる努力を重ねてきたかつての経験を安易に無にした」と嘆いた。一方、国会会期中は与野党の思惑が交錯しがちなために「1回目の報告書の結論を2回目で覆すことは無理だ」とも述べ、落ち着いた環境での再調査を訴えた。
調査やり直し、首相は否定的
監察委の報告書への異論は、統計を所管する総務省統計委員会や与党からも出ている。統計委は6日にまとめた意見書で、厚労省がどんな理由で不正調査を始めたかの分析が足りないと指摘。再発防止策がつくれないとして、厚労省に情報提供を求める方針だ。
6日の参院予算委員会では、公明党の杉久武氏が「新たに独立した調査組織を立ち上げ、調査することを検討してほしい」と求めた。だが、首相は「中立的・客観的な立場から精力的に検証作業を行っていただいた結果だ」との主張を譲らず、再調査には否定的だ。(村上晃一、志村亮)
格付け委員会メンバーの意見
<久保利英明弁護士> 事務局に3人の弁護士を追加しても、委員会の独立性欠如は解消しない
<国広正弁護士> 任務は「事実調査」のはず。厳格な法律論に基づく有罪無罪の「判決」ではない
<竹内朗弁護士> 個々の職員の責任の有無や程度の解明に偏り、組織側の要因分析が極めて希薄
<野村修也・中央大法科大学院教授> メールなど客観的資料ではなく、もっぱら担当者へのヒアリング結果をうのみにしている
<八田進二・青山学院大名誉教授> 調査体制、範囲、結果の全てで国民を納得させる内容ではない。公共財としての価値が皆無
「これまでに扱った中で最低の報告書だ」厚労省の毎月勤労統計の不正で識者9人で構成する「第三者委員会報告書格付け委員会」は問題を検証した特別監察委員会の報告書について、全員が「不合格」とする評価結果を発表した。#ヤバすぎる安倍政権
— セージ (@sage_hmmar) 2019年3月9日
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— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2019年3月9日
《委員からは「最低最悪の報告書」など、厳しい声が続出。新たな組織で調査をやり直す必要があると指摘》!!
久保利英明弁護士
「何のために税金を使って調査したのか、さっぱり意味がない」
これでも再調査しなくていいなんて、楽な仕事だね。各委員が報告書を4段階(A〜D)で評価し、評価に値しない不合格を「F」とする。監察委の報告書は委員9人全員が「F」とした。https://t.co/piD7yMFYn4
— 塩田正資 (@cherusy) 2019年3月9日
>格付け委は、日本弁護士連合会の第三者委ガイドライン作成メンバーが中心になって2014年に設立。各委員が報告書を4段階(A〜D)で評価し、評価に値しない不合格を「F」とする。監察委の報告書は委員9人全員が「F」とした。格付けしてきた20報告書で2例目という https://t.co/oFBYX9AFir
— kaっちゃん/🍆\ (@katsmos) 2019年3月8日
監察委報告に最低評価 「独立性ない」「信用できぬ」 勤労統計不正、弁護士ら「格付け委」:朝日新聞デジタル https://t.co/TeWfOA5OJ8
— 音(ひびき) (@hibiki2200) 2019年3月9日
格付け委は、…各委員が報告書を4段階(A〜D)で評価し、評価に値しない不合格を「F」とする。監察委の報告書は委員9人全員が「F」とした。
“格付け委の非難は、監察委の第三者性に集中した。八田進二・青山学院大名誉教授は「委員長が理事長を務める機構は、国から年間数十億円の補助金をもらっている。この一点を見るだけで全く独立性はない」と指摘した。”→監察委報告に最低評価 「独立性ない」「信用できぬ」 https://t.co/mBjPHLEQKL
— めぐみっくす (@megumix1972) 2019年3月9日
「まったく信用できない」
— 河原 淳 (@DHzNxunAT1P8ETT) 2019年3月9日
「さっぱり意味がない」
「限りなく黒に近い。見苦しい」
報告書では「評価に値しない」最低のFランク。第三者による検証のはずが、実は幹部も入った身内ばかり。Fランクでも高すぎる。それでも安倍首相は再調査を否定する。 https://t.co/U1yWQVkg8n
弁護士・教授が「格付け」【監察委報告書「不合格」】「これまで扱った中で最低の報告書だ」 東京都内の日本記者クラブ記者会見した委員長の久保利英明弁護士は「何のために税金を使って調査したのか、さっぱり意味がない」と切り捨てた(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/SgpsAwbDnD
— KK (@Trapelus) 2019年3月9日
厚労省の賃金構造基本統計の不正調査問題で、総務省は、現場は10年以上前から不正を認識していたが幹部は把握していなかったなどとする検証報告書を発表。隠蔽は認められなかったと説明。
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2019年3月9日
朝日 pic.twitter.com/g5OCnFeWD6
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