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たった1人の反乱で世の中を動かした若者たちがまぶしい 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248366
2019/02/28 日刊ゲンダイ
記者団の取材に答える市民グループ「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁士郎さん/(C)共同通信社
24日の沖縄県民投票の結果を受けて、25日夜の東アジア共同体研究所のユーチューブ番組「友愛チャンネル」は、「たった1人の反乱×2」と題して、日米2人の若者をゲストに招いた。
1人はシールズ琉球の元山仁士郎代表で、言わずと知れた県民投票そのものの仕掛け人である。1991年に宜野湾市に生まれ、東京の国際基督教大学在学中の15年に安保法制に反対するシールズの立ち上げに参加。その後、一橋大学大学院に進んだものの、辺野古をめぐる状況に危機感を抱いて休学。故郷に戻って「辺野古県民投票の会」を結成した。昨年5月に県民投票のための条例制定を求める署名集めを始め、9月までに予定を上回る9万筆以上を集めて県議会に持ち込み、投票実施が決まった。
ところが、今年1月になって県下5市が不参加を表明し、全県で行うという趣旨が著しく損なわれそうになった。すると元山は、それこそたった1人、宜野湾市役所前でハンガーストライキを敢行。その姿を見て県民世論が大きく動き、24日の結果にたどり着いたのである。
もう1人は、ハワイ在住のウチナーンチュ4世で32歳のロバート・カジワラ。これまた言わずと知れた、ホワイトハウスの電子署名サイト「ウィー・ザ・ピープル」上で「辺野古建設工事ストップ」の署名運動を始め、期限の30日間に規定をはるかに超える21万筆を集めて米大統領に突きつけた若者。肩書は、本人の個人サイトを見ると、作曲家、作家、映像作家、ビジュアル・アーティスト、人権活動家、それにプロ野球選手とあり、まあ一体何者なのか見当がつかない。とはいえ音楽家であることは確かで、プレゼントされたのは今回の訪日直前にリリースした「ピース・フォー・オキナワ」と題した4曲入りのアルバム。本人がボーカル、ピアノ、一部は作曲も手がけている。
2人に共通するのは、何よりも30歳前後という若さ。それでいて今どきの若者には珍しい、たった1人で乱を起こす発想力と決断力と行動力を備えていることで、本当に自分の力で世の中を動かしてしまった。理路整然と語る彼らの表情がまぶしくて、こんな青年が全国に10人もいたら、それだけで日本は、ずいぶん違った国になるのではないかと心底思ったのだった。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
「たった1人の反乱」元山仁士郎×ロバート梶原×高野孟
東アジア共同体研究所 East Asia Community Institute EACI
2019/02/25 に公開 ※1:00〜 再生開始位置設定済み
第285回UIチャンネルは、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんと、ホワイトハウスへの請願署名を呼び掛けたロバート梶原さんをゲストにお招きし、当研究所の理事・高野孟との鼎談を放送いたしました。那覇市にある琉球・沖縄センターから生配信しましたが、チャンネルエラーが発生しましたので、録画ファイルをアップロードいたします。
元山さんには県民投票後に対する思いや今後の展望、梶原さんには署名を集めた動機や入管で足止めされた際の体験などを語っていただきました。
たった1人の反乱で世の中を動かした若者たちがまぶしい https://t.co/Gnw4jyQIfK #日刊ゲンダイDIGITAL
— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2019年2月27日
たった1人の反乱で世の中を動かした若者たち
— KK (@Trapelus) 2019年2月27日
24日の沖縄県民投票の結果を受けて、25日夜の東アジア共同研究所のユーチューブ番組「友愛チャンネル」は、「たった1人の反乱×2」と題して、日米2人の若者をゲストに招いた
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/kk3LFf0Wgj
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