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県民投票を無視して辺野古基地建設を強行しても不毛なだけ 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247888
2019/02/21 日刊ゲンダイ
辺野古沿岸部の地図を手に答弁する安倍首相(C)共同通信社
米海兵隊の辺野古基地建設への賛否を問う沖縄県民投票が24日に迫ってきた。結果はほぼ見えていて、共同通信と地元2紙が協力して16〜17日に行った電話調査の結果では、県民投票に「行った」「必ず行く」「たぶん行く」と答えた人のうち辺野古移設に「反対」と答えたのは67.6%、「賛成」は15.8%、「どちらでもない」は13.1%だった。同じ時期の朝日新聞の調査でも「反対」59%、「賛成」16%、「どちらでもない」21%だ。
安倍官邸と沖縄自民党は、何とかしてこの沖縄県民がやむにやまれず採った直接民主主義的政治行動を叩き潰そうとして七転八倒した。まずは保守系の市長や市議会に裏から働きかけて県民投票への不参加方針を出させ、世論の批判でそれを貫けないとなると「反対」「賛成」のほかに「どちらでもない」という曖昧な選択肢を付け加えて「反対」票を減らすような仕掛けをした。それでも「反対」票が増えそうだとみるや、投票に行って「賛成」票を投じるよりも投票に行かないようにして、投票率が50%に届かない状況をつくり出す作戦に切り替えた。
ところが、上述の共同などの調査では「投票に行く」が94%、朝日では「必ず行く」が71%。官邸と自民党が投票を無意味化しようと悪あがきしたことで、かえって「県民をバカにするのか」という反発が出て、投票率を押し上げることになったのではないか。
どういう投票結果が出ようとも、安倍政権は「県民投票に法的拘束力はない」として、問答無用の埋め立て工事を進めようとするのだろうが、意地を張ってそんなことをしてもその先に未来はない。
沖縄県が昨年12月に出した試算では、建設費は14年の当初計画の10倍の2兆4000億円に達し、期間もこれから13年もかかる。しかもその後、海底90メートルのマヨネーズ状といわれる超軟弱地盤を改良工事する能力を持つ船が国内に存在しないことが明らかとなり、いつになったら完成するか予測不能になってしまった。
本当の選択肢は、「辺野古中止、普天間即閉鎖で海兵隊に出ていってもらう」のか、「いつできるか分からない辺野古の工事が続く間、普天間を半永久的に使い続ける」のか、の2択であって、安倍政権もいい加減に突っ張りをやめて、県民の意向に従って海兵隊の「国外、最低でも県外」への退去を対米交渉すべきではないか。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
シンゾウの オツムの中も マヨネーズ
— うんにゅるりん (@UN_NYURURIN) 2019年2月20日
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問答無用の工事を進めても、この男の首相在任中に完成はしない。後の内閣が中止をしたら、万死に値するこの男の責任は、どう取らせるのか?
— 木津 繁 (@KizuShigeru) 2019年2月21日
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— はひもふ(脱原発に1票) (@haaaaassan) 2019年2月21日
県外での負担分散の調整が面倒なため、ハナッから沖縄におっかぶせるつもりの安倍政権。沖縄県民の気持ちに寄り添うという発言が大ウソであることは明白。
県民投票を無視して辺野古基地建設を強行しても不毛なだけだ
— KK (@Trapelus) 2019年2月20日
本当の選択肢は、「辺野古中止、普天間即閉鎖で海兵隊に出ていってもらう」のか、「いつできるか分からない辺野古の工事が続く間、普天間を半永久的に使い続ける」のか、の2択であって...
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/ivHVMrYccI
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