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<東京新聞、検証と見解!>国、投入土砂の検査せず 「辺野古工事で赤土」は事実誤認か 「表現の自由」にまで矛先 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/735.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 2 月 20 日 21:05:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 









【検証と見解/官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ】
(上)国、投入土砂の検査せず 「辺野古工事で赤土」は事実誤認か
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022001.html
2019年2月20日 東京新聞


記者会見する菅官房長官=首相官邸で

 首相官邸にある記者クラブの内閣記者会に上村(うえむら)秀紀・官邸報道室長名の文書が出されたのは昨年十二月二十八日。その二日前に行われた菅義偉(すがよしひで)官房長官の定例記者会見で、本紙社会部の望月衣塑子(いそこ)記者が行った質問に「事実誤認」があったとしていた。

 「東京新聞側にこれまで累次にわたり、事実に基づかない質問は厳に慎むようお願いしてきた」。会見はインターネットで配信されているため「視聴者に誤った事実認識を拡散させることになりかねない」とし、「記者の度重なる問題行為は深刻なものと捉えており、問題意識の共有をお願いしたい」とあった。

 記者会側は「記者の質問を制限することはできない」と官邸側に伝えた。

 官邸側が「事実誤認」としたのは沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設工事に関する質問で、本紙記者が「埋め立ての現場では今、赤土が広がっている。琉球セメントは県の調査を拒否し、沖縄防衛局が実態把握できていない」「赤土の可能性が指摘されているにもかかわらず、国が事実確認をしない」と述べた部分。

 官邸側は(1)沖縄防衛局は埋め立て材(土砂)が仕様書通りの材料と確認している(2)琉球セメントは県の立ち入り調査を受けている−として「質問は事実に反する」と指摘。「赤土が広がっている」という部分も「汚濁防止措置を講じており、表現は適切でない」と批判した。同じ日付で長谷川栄一・内閣広報官から臼田局長に抗議文書も送られてきた。

 実際はどうなのか。十二月十四日に土砂投入が始まると海は一気に茶色く濁り、県職員や市民が現場で赤土を確認した。県は一週間後に「赤土が大量に混じっている疑いがある」として、沖縄防衛局に現場の立ち入り検査と土砂のサンプル提供を求めたが、国は必要ないと応じていない。

 代わりに防衛局は過去の検査報告書を提出したが、検査は土砂を納入している琉球セメントが二〇一六年三月と一七年四月の計二回、業者に依頼して実施したものだった。

 そのため県は「検査時期が古く、職員が現場で確認した赤土混じりの土砂と異なる」として、埋め立てに使われている土砂の「性状検査」結果の提出を求めているが、これも行われていない。

 このような状況から本紙記者は「現場では赤土が広がっているのに、発注者の国は事実を確認しない」と発言したのであり、官邸側の「事実誤認」との指摘は当たらない。

◆「表現の自由」にまで矛先 内閣広報官名など文書 17年から9件

 長谷川広報官の申し入れ文書は「事実に基づかない質問は慎んでほしい」という抗議だけでなく、記者会見は意見や官房長官に要請をする場ではないとして、質問や表現の自由を制限するものもある(表(1)参照)。

 本紙記者は昨年一月の質問で、国連人権理事会のデービッド・ケイ氏が二〇一五年十二月一日から特定秘密保護法や報道の自由度の調査で来日を予定していたが、外務省が三週間前に面会を一年延期したことに触れ、「ケイさんが菅さん(官房長官)や高市(早苗)総務相(当時)に面会したいというときも、政府側がドタキャンしたという経緯があった」と述べた。

 官邸側は、ケイ氏は菅氏に面会を要請した事実はなく、高市氏も日程が整わなかったとして、ドタキャンしたとの質問は事実に基づかないと指摘してきた。

 臼田局長は「官房長官の面会予定があったと受け取れる箇所など、一部で事実誤認があった」と誤りを認める一方、「『政府側がドタキャンした』という表現は論評の範囲内だと考える」と回答した。ケイ氏の来日中止は当時、本紙や毎日新聞、共同通信も「日本政府の要請で突然延期になった」と報じていた。

 今月十二日の衆院予算委員会で、菅氏はケイ氏に関する質問を例に挙げ、「内外の幅広い視聴者に誤った事実認識を拡散させる恐れがある」と答弁した。だが、会見では菅氏も「ドタキャンなんかしてません」と即座に回答しており、記者の言いっ放しにはなっていない。

 昨年十一月、外国人労働者を巡る入管難民法改正案の国会成立について、本紙記者が「短い審議で強行に採決が行われましたが…」と質問したのに対し、長谷川氏から「採決は野党の議員も出席した上で行われたことから、『強行に採決』は明らかに事実に反する」と抗議がきた。

 採決の状況から本紙や他の新聞や通信社も「採決を強行した」と表現していた。それにもかかわらず本紙記者の発言を「事実に反する」と断じており、過剰な反応と言わざるを得ない。

 森友学園に対する国有地払い下げを巡る決裁文書の改ざん問題で、本紙記者が昨年六月、財務省と近畿財務局との協議に関し「メモがあるかどうかの調査をしていただきたい」と述べると、長谷川氏から「記者会見は官房長官に要請できる場と考えるか」と文書で質問があった。

 「記者は国民の代表として質問に臨んでいる。メモの存否は多くの国民の関心事であり、特に問題ないと考える」と答えると、「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」と反論があった。

<官房長官会見> 原則、月−金曜日の午前と午後に1回ずつ、首相官邸で開かれる。主催は内閣記者会。金曜日午後の会見は、内閣記者会に所属していなくても一定の要件を満たしたジャーナリストが参加できる。官邸のホームページで会見の動画を見ることができる。

<内閣記者会> 記者クラブの一つで、所属記者は首相官邸などの取材を担当している。記者会の常駐会員は新聞、テレビ、通信社の計19社。非常駐会員やオブザーバー会員として地方紙や海外メディアも所属していて、全会員数は185社に及ぶ。

      




































 

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コメント
1. 赤かぶ[4829] kNSCqYLU 2019年2月20日 21:11:19 : 90EZJT5uPI : 4gKn5wchQzA[1333] 報告








2. 赤かぶ[4830] kNSCqYLU 2019年2月20日 21:12:54 : 90EZJT5uPI : 4gKn5wchQzA[1334] 報告








3. 赤かぶ[4831] kNSCqYLU 2019年2月20日 21:17:28 : 90EZJT5uPI : 4gKn5wchQzA[1335] 報告





4. 2019年2月20日 21:19:42 : XOJ8bXRuam : OhifLOs2WFQ[29] 報告
日本のメディア、野党

この件での対応で、
存在が問われる。

試金石です。

5. 2019年2月20日 21:33:24 : 2FOSukKJfI : rRlUD7YvIXs[126] 報告
嘘をついているのは誰かってことです。モリカケの件から蒸し返しましょう。国民は納得していない。

そんなことしてたら国会審議が進まない?

はあ?

嘘つきで不誠実な人たちに、私たちや子供たちの未来をどんどん決められて行っていいのですか?

6. 赤かぶ[4833] kNSCqYLU 2019年2月20日 22:49:27 : 90EZJT5uPI : 4gKn5wchQzA[1337] 報告











7. 地下爺[5038] km6Jupbq 2019年2月20日 23:39:27 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[850] 報告

 この写真を貼りたかったので すみません 引用元 の関連性はありません。

【安倍晋三】「ある夕刊紙は私の事を毎日 人間のクズと報道してますが、
       全く気にしておりません。」
 https://ameblo.jp/funnyfunnynews/entry-12392599132.html

8. 2019年2月21日 01:11:52 : W0vech87qg : XwaohSaGRVY[28] 報告
官邸の申し入れ9回 

「質問制限」問題を東京新聞が検証

朝日新聞 2019年2月20日21時05分

 官房長官会見での東京新聞記者の質問に事実誤認があるとして、首相官邸が記者クラブ「内閣記者会」に「問題意識の共有」を求めた問題で、東京新聞は20日朝刊に「検証と見解」とする1ページの特集を掲載。この記者の質問をめぐり、2017年8月から今年1月までの間に、官邸から9回の申し入れを受けたとし、その内容と回答の一部を明らかにした。
「取材じゃない。決め打ちですよ」官邸、質問に矛先なお
 検証記事によると、18年6月、記者が森友学園の国有地売却を巡る文書改ざん問題について「メモがあるかどうかの調査をしていただきたい」と尋ねた際、同社に「記者会見は官房長官に要請できる場と考えるか」と文書で質問があった。「記者は国民の代表として質問に臨んでいる。特に問題ない」などと回答すると、「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」と反論があった、という。
 同年11月には、改正出入国管理法の国会成立の際、「強行に採決が行われましたが」と記者が質問。これに対し、「採決は野党の議員も出席した上で行われたことから、『強行に採決』は明らかに事実に反する」と抗議を受けた。同社は回答しなかったという。検証記事では「他の新聞や通信社も『採決を強行した』と表現しており、過剰な反応と言わざるを得ない」と批判した。ただ、申し入れの一部には、記者に事実誤認や言い間違いがあった、との趣旨の回答をした、としている。
 また、一昨年秋以来、記者が質問中に進行役の報道室長から「簡潔にお願いします」などとせかされたとも指摘。今年1月に官邸側に「事務方の催促は最小限にしてほしい」と伝えたが、その後も同じ状況が続き、1月24日の会見では、1分半ほどの間に計7回遮られた、としている。
 特集では臼田信行・編集局長が署名記事で、「権力が認めた『事実』。それに基づく質問でなければ受け付けないというのなら、すでに取材規制だ」「記者会見は民主主義の根幹である国民の『知る権利』に応えるための重要な機会だ。だからこそ、権力が記者の質問を妨げたり規制したりすることなどあってはならない」などと訴えた。
 同紙は19日の社説でも「事実誤認と考えるなら、会見の場で事実関係を提示し、否定すれば済むだけの話だ」「権力を監視し、政府が隠そうとする事実を明らかにするのは報道機関の使命だ」などと主張した。
 菅義偉官房長官は20日の会見で、「申し入れをまとめたと思われる表の中で、両者の間のいくつかの重要なやりとりが掲載をされていないなど、個人的には違和感を覚える所もある」と述べた。「違和感」を覚えるとした箇所については「政府としていちいちコメントすることは控えたい。東京新聞側はよくお分かりになっているのではないか」と話した。
 東京新聞編集局は20日、朝日新聞の取材に「20日朝刊紙面で、概要を示しています。菅官房長官は『いくつかの重要なやり取り』が何であるかを示しておらず、何を言いたいのか理解に苦しみます」と回答した。

9. 2019年2月21日 08:23:19 : ynovm3gVXE : 0[447] 報告
政権批判はメディアの仕事。
国民の知る権利行使は当然のこと。
10. 2019年2月21日 21:41:51 : 0nGrGINRD6 : JhcR2oa3qik[22] 報告
我国の多くのメディア関係者は東京新聞の望月記者の爪の垢を煎じて飲め!!
11. 2019年2月22日 01:42:14 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[3931] 報告
  それにしても記者会見に出席している各社の記者の服装が皆同じ、濃色の背広姿でひたすらパソコンを打ち込んでいるのは奇妙な光景だ。
   まるで官邸サイドの方を見ては面子が割れて拙いと言わんばかりに下を向きっ放しに見え、先生に当てられては困る生徒のようだ。
   しかも記者クラブには服装規定まであるのか、官邸関係者の記者会見には背広必須となっているのか、就活の面接活動に表れた学生のように皆背広というのは仰天だが、官庁から役人が情報収集に来ているのだろうか。
   記者なら動きやすい服装が良いだろうし背広を着なくては官邸に失礼ということも無いだろうに、あたかもこの場は背広を着てパソコンを打つのが定番であり、異なる服装は浮き上がるとの、一般的な日本人の右へ倣えの風土が報道の仕事でも例外では無いのか、この様子を見れば、如何に既成の秩序から外れることをメディアの人間までもが恐れているかがわかり、東京新聞記者の孤立はさもありなんという印象だ。
   反面、容疑者の段階で犯人扱いの推定有罪原則に立った検察リークにはお上のお墨付きが有るとばかりに意気揚々の犯人扱いの報道ぶりには呆れる他は無い。
   日本国は他国と違い、為政者が国民の前に現最高法規である憲法の遵守を宣誓せず、それどころか、みっともない憲法ではやってられないと言わんばかりであるから、場の空気を読んで大勢に付くを処世術としているような記者クラブの右へ倣えの体質では、官邸や検察は現在の大勢であり恐れ多い存在なのだろう。
   護憲精神に則り推定無罪原則で記事を書くことは禁忌であろうことは、菅の記者会見の画像に映る、黒ずくめの就職説明会の延長のような記者の姿を見れば、為政者が護憲放棄なら我も、の報道陣の忖度が、内閣の姿勢を手本として、日本国の不法無法を助長していくであろう事態が見て取れるのである。

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