http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/697.html
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吉田元首相も草葉の陰で何も教訓が生かされていないと泣いている。
https://31634308.at.webry.info/201902/article_18.html
立憲の長妻議員が統計問題で麻生氏の著書を引用して麻生氏に質問した。著書の中で、麻生氏は祖父の吉田茂元首相から「統計が出鱈目だったから戦争をやった」、「統計が正確だったら戦争に勝っていた」と聞かされたと著書に書いている。
長妻氏からの質問に、麻生氏はこの話は爺さんから何回か聞いたと答弁した。吉田爺さんが孫の麻生氏に何回も述べたのは、単なる回顧録を述べたものはないはずである。孫に「政治は嘘をついて数字を誤魔化していけないぞ」と教訓として言ったはずである。
麻生氏の著書タイトルには、自分自身の「原点である吉田茂の流儀」と書かれている。本当に「原点」というなら、爺さんの教訓は何も活かされていないということだ。
今回の統計問題では、2015年3月に中江元秘書官が問題意識を持って統計は問題だと厚労省に述べ、それを受けて6月には統計改善委員会を設立された。8月、9月には委員会では調査方法は変更しないと決めた。
しかし、そこに出てきたのが麻生大臣である。10月に麻生大臣が委員会の結論に対して巻き返しを狙ってか「具体的な改善を」と発言したのだ。これをきっかけで2016年1月に、一度も途中に委員会が開かれず、統計方法の変更を委員会へ申請されたのだ。委員会では変更の必要がないと結論したが、麻生大臣の言葉で一気に変更モードに入ったのだ。
具体的にどのような表現をしたかはわかないが、明らかに現在の統計手法となるように指示したはずである。そこには、爺さんの教訓はなんら生かされていない。むしろ、統計問題に大きく加担していたのだ。副総理でありながら安倍首相に止めましょうとも言わなかったと思われる。
会社も三代目で潰すという話があるが、政治家も貴族化したものだ。もう、口先だけ、嘘だらけの政治家はまっぴらだ。
吉田元首相「統計正確なら戦争なかった」 幼い麻生氏に言い聞かせ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201902/CK2019021902000147.html
2019年2月19日 朝刊
毎月勤労統計の不正調査に関する十八日の衆院予算委員会の集中審議で、麻生太郎副総理兼財務相が祖父の故・吉田茂元首相から、不正確な統計をもとに日本が戦争に突き進んだと聞かされていたことが話題に上った。立憲民主党の長妻昭氏が麻生氏の著書「麻生太郎の原点 祖父・吉田茂の流儀」の記述を紹介した。
著書によると、戦後の連合国軍総司令部(GHQ)による占領時代に、マッカーサー最高司令官から「日本の統計はいいかげんで困る」と苦言を呈された際、当時の吉田首相が「当然でしょう。もし日本の統計が正確だったら、むちゃな戦争などいたしません。また統計通りだったら日本の勝ち戦だったはずです」と切り返したという。
長妻氏は「戦前、戦中は統計がいいかげんで、権力者の意のままに使われた。非常に示唆に富む話だ」と指摘。麻生氏は、長妻氏に「事実か」と問われ「小学生ぐらいの時に何回か聞かされた。おおむねそういうことだ」と答えた。 (清水俊介)
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