安倍政権・官邸のコンプライアンス無視の暴走が著しくなっている。 これまで、もっともひどかったのが、森友・加計問題と同時に起きた伊藤詩織さん強姦事件の強権介入であったが、その後も、ひとときもコンプライアンスに留まることなく、官邸が官僚に命じた、国会討議資料や、基幹統計資料のあからさまな捏造、改竄が続いてる。 安倍、自らがデマ情報を平然と答弁することも増えて、視聴者を呆れかえらせている。 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46272 「息を吐くように嘘をつく」と評されている安倍晋三だが、首相としての答弁の大多数が見え透いた嘘で、およそ、安倍が真実を述べた場面を思い出すことさえできない。 ここまで嘘、捏造、改竄にまみれた政権は、戦後、初めて現れたもので、戦後、70年にわたって、米CIAによって対米盲従保守政権が生み出されてきたなかでも、これほど、真正面から政権の信頼や信用を自ら毀損した政権は、他に存在しない。 私は、政権が登場した最初から、この政権は、民主的議会制度における政権といえるものではなく、権力を掌握した非合法マフィア権力であると断じてきた。 この自民党政権が、政権を維持するために行ってきたことは、最初にメディアの買収であった。 この事実は、世界的な問題として、国連でも追求されているが、もちろん買収されたメディアが報じることはなかった。 https://lite-ra.com/2017/11/post-3590.html 安倍政権発足以来、メディア買収に与しない一部の気骨あるメディアが。わずかだが残っていて、例えば、東京新聞とか、週間金曜日だとかだが、大多数のマスコミが、政権による(電通などを通じた)経営基盤への圧力を恐れて、官邸の意のままに無抵抗でいることが実に情けない。 東京新聞の望月記者による質問は、並み居る男性記者たちが権力に萎縮して、矛盾を鋭く追求できないなかで、核心に迫る厳しい質問をすることで、官邸側がひどく煙たがり、望月記者に対して、常識ではありえないようなあからさまな嫌がらせを繰り返している。 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46186 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46159 また詩織さん強姦事件の犯人である山口敬之が、官邸権力によって非合法に司法による追求が圧殺、隠蔽されたことで嵩にきて、それを追求する小林よしのり氏にスラップ訴訟を仕掛ける事態まで起きている。 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46175 安倍晋三による政権のコンプライアンス破りは、あまりも多すぎて常態化してしまい、追求しても、権力を運営する立場によって、のらりくらり逃げて、効果的な批判、制裁ができない状態であり、追求する側も疲れ果ててしまったようにさえ見える。 一方で、辻本議員に対し、外国籍の人物が1万円寄付したことが問題だと、安倍批判を一切しないNHKまでが、強硬に批判報道を展開した。ユーチューブなどのメディアも、自民党宣伝部を思われるグループから、一斉に辻本叩き動画が大量に投稿された。 https://www.asahi.com/articles/ASM265TVRM26UTFK01L.html これなどは、おそらく自民党宣伝部が、意図して陰謀的にやらせた仕掛けとしか思えないが、この批判記事を大宣伝したメディア=産経・読売・NHK・夕刊フジこそが、安倍政権支持母体である。 安倍晋三という人物は、自民党、世襲議員利権集団のなかで、もっとも大きな資金力や組織力を持っていたから、首相として操り人形のように飾られる立場に置かれているわけだが、この資金力・組織力が、韓国統一教会によるものであったことが、相当以前から知られている。 http://saigaijyouhou.com/blog-entry-140.html 元々、世襲議員には知能の劣る人物が多くて、歴史に対する深い洞察も存在せず、「政権が特権階級に奉仕しないのはけしからん」という軽薄な憤りを動機として、野党や反体制派を攻撃してきた人物ばかりである。 安倍の知能も、国会答弁で、まともな論理的反論が一切できないで感情的対応ばかりであったり、日本語の読み書きが、まともにできないことや、答弁をカンペなしに答えられないこと、質問への反応に知性のカケラも見えないことから、一説によればIQ90以下ではないかと囁かれている。 https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-02-04 http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/262.html http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46229 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2862.html それなのに、日本国首相に居座っていられる事情は、もちろん安倍の実力ではない。何度も書いてきたように、安倍は背後にいる巨大な勢力の操り人形にすぎないのである。 安倍の背後にいる勢力とは何か? もちろん、安倍を支えてきたのは、岸信介の時代からの親密な連携のある統一教会が一番であり、彼らが「国際勝共連合」として加盟する日本会議であり、さらに、日本をハンドリングするアメリカや国際金融資本の意思であると何度も書いてきた。 日本政府を直接支配するのは、CIA=ジャパンハンドラーたちであろう。 http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1054396097.html アメリカは、日本敗戦後、再び日本が軍国化しないよう、政権を厳しく監視し、いつでも保守勢力が政権を得られるように、たくさんの工作や資金援助を行ってきたことが知られている。 https://jp.sputniknews.com/politics/201802184592206/ http://parstoday.com/ja/news/world-i32790 要するに、日本をはじめとする世界経済に大きな影響力を持つ、政権は、必ずアメリカの意思に盲従するような政権でなければならないと、非合法的な選挙工作を行ってきたと、明らかにしているのである。 それゆえ、もちろん、第二次安倍晋三政権が不可解な選挙結果で、成立した2012年衆院選挙は、当然、CIAによる不正工作の成果であった証拠がたくさん明らかにされている。 http://d.hatena.ne.jp/masuraoo/20160711/1468241899 誰がどうみても、選挙前、小沢希望党の善戦が予想されていたのが、フタを開けてみたら、極端な自民党の圧勝ということになり、安倍政権が成立したのだが、この異様な選挙結果に対し、小沢一郎が、投票用紙開示などの要求をしなかったことから、今でも、私は小沢に対する不審がぬぐえない。 もしかしたら、小沢一郎は、結果をあらかじめ知らされていたのでないか? と、今回、国民民主党との共同会派で、山本太郎が国会から追放されそうな情勢を見て、ますます、私は不審を抱かざるをえない。 もしかしたら、CIAのエージントだったのでは? と。 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/46337 山本太郎は、いろいろ文句はあるのだが、今でも、たった一人、反体制国会議員の希望の星である。森ゆうこは? 私は、エートス問題で、今ひとつ、信頼しきれていない。放射能被曝について無知の度が過ぎるのだ。 小沢が、山本太郎の議席を徹底的に守るならば、私の不審も寛解されるだろう。 安倍に主体性がまったく存在しないことは、数日前からの、トランプのノーベル平和賞推薦問題で明らかだ。 http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/631.html これなどは、まさか! と怒鳴るほどの悪い冗談でしかないので、安倍もトランプも、いずれ世界に大恥を晒す運命に至るだろう。 北方領土問題でも、安倍は、プーチンに莫大な日本国民の資産を贈与して、引き換えに二島返還を獲得し、「戦後、誰もなしえなかった北方領土の返還に成功した名宰相」との名誉欲にまみれた評価を得たい一心で、数兆円に上る対ロシア投資と、択捉・国後の放棄を提案したのだが、二島でさえ、ロシアは拒否し、金だけ取られて翻弄されているのが現状である。 http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/676.html そもそも、ソ連の対日参戦そのものが、国際条約違反であり、このまま放置すれば、過去の経緯から、北方4島どころか、17島やサハリンまで還ってくる可能性があるにも関わらず、安倍は名誉欲に釣られて択捉・国後の完全放棄まで提案しているのである。 北方領土は、本来、アイヌモシリのものであり、日本政府でさえ領有の資格などないのだが、仮に、領土と考えるなら、黙って放置し、「返さなければ一切の協力を拒否する」という対ロ姿勢を貫いていれば、やがてロシアの経済崩壊から自然に日本に返還されることになるのが明らかだったのだ。 ロシアのような軍事国家にとって、戦線と兵站が拡大するということは、もの凄い経済負担を伴うものであり、軍事的強権をもって、北方領土を強奪することで得られるものは、ほとんどなく、逆に失う負担は、極めて大きい。 千島は、日本列島に帰属することでしか、地政学的に価値ある地域になることはできないのだ。 まして、日本から一切の経済協力が得られないとなれば、トータルの負担は極めて過酷であり、ロシア経済の足を引っ張る意味しかない。 だから、北方領土どころか千島列島は、放っておくだけで日本に編入されるのが自然だと言っているのだ。 そんなポテンシャルを持った領土問題に対して、安倍は自信の名誉欲に突き動かされ、領土権利をアラスカのように永久放棄させようとしているのである。 ついでに書いておくと、台湾もまた、地政学的な必然性から、日本と合併する必然性が極めて大きい。台湾が今のままでは、独立宣言とともに中国の軍事侵攻を受けることが避けられないので、これを回避し、さらに太平洋沿岸貿易圏という意味からも、日本との緩やかな連合体形成が、もっとも有効な国土防衛手段になると私は考えている。 安倍晋三には、地政学や国家の未来など、何の関心もない。あるのは、自分の名誉だけだ。こんな愚か者を首相にしておいたなら、日本人の将来はメチャクチャだ。 何度も引用している松原照子の25年前の予言を再掲しておこう。 http://happism.cyzowoman.com/2013/07/post_2814.html 本当に、草も口にできなくなるんだぞ! 安倍は白血病になりたい。
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