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「安倍首相の推薦状」事件から見えるもの(大手紙の優劣くらべ) | 新党憲法9条 https://t.co/cmhqQts0qB
— ippatsu (@ippatsu_sendai) 2019年2月17日
▷朝日はこう書いている。「安倍首相は米政府から非公式に依頼を受け、昨秋ごろノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦したことが取材で分かった」と。もしこれが本当なら今度はトランㇷ゚が…
— 菜種のきもち♡ (@midori21km) 2019年2月17日
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「安倍首相の推薦状」事件から見えるもの(大手紙の優劣くらべ)
http://kenpo9.com/archives/5623
2019-02-17 天木直人のブログ
正確に表現すると、安倍首相がトランプ大統領に対し、私はあなたがノーベル平和賞を受賞される事を願ってノーベル平和賞委員会に推薦状を出しましたということを伝える5ページにもわたる書簡をひそかに送っていた、この衝撃的な事実をトランプ大統領が15日の記者会見で電撃的に公表してしまった、そのことをいち早くNHKがきのう16日の早朝のニュースで流した、そういう事件だ。 それを私は便宜的に「安倍首相の推薦状」事件と呼ぶことにする。 この事件は実に多くの重要で衝撃的なことを教えてくれる。 本来ならば私のきょうのメルマガで真っ先にそれらすべてをまとめて書いて終わらせたいのだが、さすがに書きたい事が多すぎてそれが出来ない。 だから順次、問題ごとに分けて、どれが最も重要な事かということではなく(どれもみな重要だから優先度はつけられない)書いていくことにする。 まず大手紙の優劣比較だ。 もっとも大手紙はみな敗者だ。 本件に限らずニュースのスピードに紙媒体はもはやついていけない。 衝撃はトランプの記者会見の発言であって、そのものが主役であり、衝撃だったのだ。 それをNHKはすかさず電波で流した。 これはスクープでもなんでもない。 皆が知ってっしまったニュースを落ち早く流しただけだ。 スピード性に劣る大手紙の役割は、その事実の確認とその背景について取材、調査放送することだ。 この点に関して、一番ダメなのは産経だ。 何も取材することなくNHKのニュースと同じだ。 一日遅れただけ悪い。 次にダメな新聞は毎日であり東京だ。 毎日は、ある政府関係者は毎日の取材に対し「答えられない」として事実確認を避けたと書き、別の政府関係者からは「聞いた事がない」、「驚いた」との声があがったと書いている。 東京に至っては、米紙ワシントンポスト紙を引用し、本当か?韓国の文在寅大統領と勘違いしたのではないか、と言わんばかりだ。 その点、読売新聞は評価できる。 読売新聞は、取材に対して「日本政府関係者は安倍首相が推薦した事は事実だと認めた」、と書いたうえで、推薦状を送ったのは最初の米朝首脳会談以降と見られる、と分析している。 私が一番評価するのが朝日だ。 すなわち朝日はこう書いている。 安倍首相は米政府から非公式に依頼を受け、昨秋ごろノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦したことが取材で分かったと書いている。 もしこれが本当なら今度はトランㇷ゚が恥をかく番だ。 強がりとは裏腹に、トランプはノーベル平和賞が欲しかったのだ。 それはそうだ。あのオバマがもらったのだから俺ももらう、と思ったのだろう。 そのトランプを忖度した側近が安倍側近に非公式に打診し、それを受けてトランプの気持ちを忖度した安倍首相が推薦状を出したということになる。 そして、推薦状を出したことを、わざわざみずからトランプに手紙で伝えて、トランプの歓心を取ろうとしたということだ。 またひとつ、安倍首相のトランプに対するみっともない関係が暴露された事になる(了) トランプ氏をノーベル賞に推して…米国が安倍首相に依頼 https://digital.asahi.com/articles/ASM2J6V31M2JUTFK00J.html 2019年2月17日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし ホワイトハウスで会見するトランプ米大統領=15日、ワシントン、ランハム裕子撮影 トランプ米大統領が安倍晋三首相から北朝鮮問題でノーベル平和賞候補に推薦されたと明らかにしたことについて、首相が米政府から非公式に依頼を受け、昨秋ごろノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦したことが16日、日本政府関係者への取材でわかった。 トランプ氏は15日の記者会見で、首相がノーベル賞関係者に送ったという5ページの推薦の書簡を首相から受け取った、と明らかにした。 日本政府関係者によると、昨年6月にあった史上初の米朝首脳会談後、米側から「推薦してほしい」と打診を受けたという。推薦は毎年2月締め切りで、各国の大学教授や国会議員、受賞経験者らに資格がある。 トランプ氏によると、首相は「日本を代表し、敬意を込めてあなたを推薦した」と伝えた。推薦理由については「日本の領土を飛び越えるようなミサイルが発射されていたが、いまは突如として日本人は安心を実感しているからだ」との見方を示した。 トランプ氏の発言後、米メディアは驚きをもって一斉に報じた。米ワシントン・ポスト紙(電子版)は「トランプは『ノーベル賞に推薦された』と言った。本当に安倍首相は推薦したの?それとも韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領がやった?」というタイトルで報じ、トランプ氏が安倍氏と文氏を混同しているのでは、との臆測も伝えた。安倍氏は昨年11月、トランプ氏との会談で米中間選挙の結果を「(トランプ氏の)歴史的な勝利」と表現し、米国で話題になってもいる。 韓国メディアも16日、安倍氏がトランプ氏を推薦したとのニュースを相次いで伝え、「推薦者は安倍氏ではなく、文氏ではないか」との指摘も目立った。 韓国大統領府によれば、昨年の南北首脳会談の後、故金大中(キムデジュン)元大統領の妻が文氏に祝電を送り、「ノーベル平和賞を受賞して」と祝福。文氏が「ノーベル賞はトランプ大統領が受け取るべきだ」と語っていたことが背景にある。
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