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2019年02月13日 「ジャーナリスト同盟」通信
<ワシントンのポチが東京でオオカミ変身は本当だった!>
安倍内閣の歴史認識は、フランス紙が指摘しているだけではない。戦前回帰に突進する右翼ないしは極右のそれである。その結果として、村山・河野談話で決着を見ていた歴史認識が大炎上、国連からも繰り返し警鐘を受けている。非はすべて日本側にある。そうして韓国議長が助け舟を投げてきた。首相か天皇の謝罪という当たり前の提案に対して、何を勘違いしたのか河野が「きわめて無礼である」と、それこそ極め付きの無礼発言をしたようだ。
ワシントンではポチを演じる安倍の分身が、東京でオオカミに変身したものであろう。この軽薄な人物も、150年前の明治に生きてる人物か。当時において「無礼者」と発すれば、即日本刀で相手を斬首する場面である。
外交責任者のこの暴言は許されない。失格である。それとも天皇神格化の世界で生きている、狂人世襲議員なのか。お話にならない。こんな人物を政界に送り出す神奈川県民は、猛省すべきだろう。
<36年の植民地支配受けた韓国議長提案は正論>
河野の履歴を知らないが、恐らくほとんどの日本人同様に日本の侵略・植民地支配の悲劇史をしらないまま大人になってしまったものだろう。
36年間がどうだったのか、彼は知らないのだ。むろん、戦前の天皇の神格化についても分かっていない。分かっていれば、失言後に直ちに議員辞職しているだろう。
いえることは、韓国議長の提案は正論である。慰安婦を強いられた悲劇の女性は生きている。徴用工の関係者も。
36年の植民地支配がどのようなものだったのかを知る親日派の韓国議長は、しっかりと安倍と河野に講義してほしい。その上で、問題を再燃させた日本会議の長である安倍が、被害関係者の前で、膝を屈して、頭を垂れさせることが先決である。
<真っ先に安倍首相が膝を屈し、頭を垂れる場面>
歴史認識を逆転させようとする安倍の政治責任は、重い。本当に重い。そんな安倍に屈して支援する公明党創価学会である。
伝聞でしかないが、池田大作は韓国でも人気者という。半島に寄り添ってきた宗教人と聞く。健康さえ良ければ、ソウルに飛んで関係者に謝罪、公明党に対しては安倍説得を指令していたはずだ。
今回の河野発言を知れば「河野を切れ」と指示していたろう。
韓国と狂った関係に追いやった安倍外交である。
関係修復の責任を取る日本の責任者は、安倍晋三その人である。真っ先にソウルに飛んで行って、関係者に誠の謝罪をしなければならない。そうでないと、日韓関係は正常化しない。
<慰安婦・徴用工問題の震源地は安倍・日本会議>
筆者の記憶では、日韓関係が大きく損なわれたのは、鈴木善幸内閣だった。親しかった小川平二文相だった関係で、彼は責任を取って「辞めたい」と周囲に漏らしていた。
官房長官が宮澤喜一。鈴木も宮澤も小川も親類関係にあった。彼らは護憲リベラルという日本政界では、珍しい体制といえた。今の極右内閣とは真逆である。
ゆえに極右からの揺さぶりが激しかった。張本人はA級戦犯の岸信介だった。彼の野望を清和会の福家俊一から聞いていた。ワシントンの右派を動員して、内閣を揺さぶってきた。教科書問題で外交を揺さぶっきた元凶は、むろん、岸の勢力で、彼らが仕掛けてきたものだった。
こんな時、読売OBの藤尾正行らが暗躍するのが常だった。
小川の辞任はなかった。宮澤談話で危機を救った。このころ、河野洋平を支援していたのは、宇都宮徳馬や宮澤だった。後者は、自身が支えた池田勇人内閣を助けてくれた河野一郎への恩義からだった。
歴史認識は深くて重い。東京に右翼・オオカミ政権が誕生すると、これが炎上する。中国・南北朝鮮との関係悪化である。オオカミはワシントンを引きずり込んで、北京とソウルに対抗する構図は、昔からである。
東京に、犬や狼でなく、鳩が誕生すると、隣国との関係は正常化する。そのための2019年のはずだが、事態は余りにも厳しい。野党内事情を知る者であれば、当たり前の認識であろう。
余談だが、2月11日にベネズエラ外相が国連事務総長と会見した後、彼は、米政府がベネズエラの国会議長を暫定大統領に指名したことに絡んで、日本を名指して「ワシントンに従ってほしくない」と釘をさしてきた。このように国連で日本は、ワシントンのポチと信じ込まれている。
日韓の対立に懸念を抱くワシントンと喜ぶモスクワである。日本国憲法は、国際協調を政府に強く求めて、その反対を許さない。これが立憲主義というものである。
安倍・日本会議の先頭を走る河野太郎の正体を、よく見極める機会を作ってくれた今回の「無礼発言」と理解したい。まずは安倍の出番である。象徴天皇はそのあとだ。
2019年2月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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