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kojitakenの日記
2019-02-12
「小沢一郎氏に場所を与えてはならない」by 中島岳志/いきり立つ堀茂樹(笑)
https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2019/02/12/080308
だいぶ前、2月1日のことだが、中島岳志が下記のツイートを発していたことを遅ればせながら知った。
小沢一郎氏に場所を与えてはならない。それが平成史の教訓。
— 中島岳志 (@nakajima1975) 2019年2月1日
これは明らかに小沢一郎が玉木雄一郎とつるんで橋下徹にラブコールを発したことを批判したものだ。2013年頃の中島岳志と橋下徹のやり取りは私も覚えている。
このツイートは正しい。中島岳志はたまに「王様は裸だ」と声を挙げることがある人で、そこだけは買っている(この人の「リベラル保守」の思想は買わないが)。以前にも、白井聡の『国体論』を
この構想は危ない。君民一体の国体によって、君側の奸を撃つという昭和維新のイマジネーションが投入されているからだ。
と的確に批判したことがあった(『文藝春秋』2018年7月号掲載の書評より)。もっとも、その直後の文章で
白井は、そんなことを百も承知で、この構想を投げかける。それだけ安倍政権への危機意識が大きいのだろう。白井は、そんなことを百も承知で、この構想を投げかける。それだけ安倍政権への危機意識が大きいのだろう。
などと書いてせっかくの批判をオブラートに包んでしまうというわけのわからないこともやってしまう人でもあるのだが。
とはいえ大物から批判を浴びせかけられた「小沢信者」たちがいきり立ったのは当然だった。以下上記ツイートへの反応をいくつか拾う。
小沢哲学は私に生きる力を与えてくれたただ一人の政治家です。
— でくのぼう (@KIRIKO2011311) 2019年2月9日
やっと巡り合えた人です。それまでは、この国に辟易していました。
中島岳志さんは小沢さんに恐怖を持っていますね。
— でくのぼう (@KIRIKO2011311) 2019年2月9日
体制を変えようとすることに抵抗感を持っている。
旧体制派の人に反小沢が多いことでわかります。
小沢、橋下の件に関しては氏の意見に同意できる部分もありますが今回の小沢氏全否定と取らざるを得ない暴言は選挙を目前に控えた今、緊急最重要課題である野党共闘への足並みを乱す不穏当極まりない物で個人的にですが非常にイヤ〜な感じが致します。
— 小知井祐子 (@letsgenmai) 2019年2月9日
永遠に実現できない理想より、少しでもマシな現実を求めたい、政権交代を求める私たちはアホで、場所を与えてはならないとあなたから思われているんだなと思った。
— マリリン@野党共闘支持 (@monokakinotsuma) 2019年2月9日
「日本から出て行け」と言うネトウヨと非常に近いメンタリティ。
この酷い発言で、名前を覚えさせていただいた。
なぜでしょうか?
— noguchi ayako (@nogutiti) 2019年2月3日
小沢氏は冤罪で逮捕され社会的に抹殺されるほど、自民党政権と対峙した人です。
なんらかの真摯なものがあったのではないかと思います。
小沢一郎って逮捕されてたんだ。全然知らなかった(笑)というのはともかく、有象無象の「小沢信者」ばかりではなく、大物の「小沢信者」である堀茂樹まで参戦した、というか下記の堀のツイートを先に知ったのだったが。こちらは2月9日の発信。
「小沢一郎氏に場所を与えてはならない」(中島岳志)とは、小沢に投票した有権者への侮辱。仮に小沢に場所を与えなかったら、細川内閣も09年の政権交代もなく、平成年間ずっーと自民の天下だった訳だよ。一方、小沢の党員資格を無期限停止にし、小沢に場所を与えなかった民主党政権は脆くも瓦解した。
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) 2019年2月9日
中島氏は、小沢一郎が冤罪で検察に家宅捜索され、一方的に監視されていた民主党政権初期に、その小沢が「パノプティコン」(監獄などの一望監視システム)の方式で党を支配していると、伝聞と妄想で断定した人物。そして2017年にはこのTw。⇒https://t.co/9zGb9zYaS5(現在、当該の「文章」は非公開)
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) 2019年2月9日
いや、これも中島岳志が正しいと思うけどね。検索語「小沢 ソンタクズ」でググると、民主党政権時代に私が書いた記事が引っかかる。そう、当時は「忖度」といえば「小沢一派」のことだったのだ。
「小沢信者」の「政治ブロガー」までもが「ソンタクズ」になる理由 - kojitakenの日記 https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20111130/1322583970
堀茂樹は「こたつぬこ」(木下ちがや)氏にも噛みついた。
「こたつぬこ」さんのこのツイートは度し難く卑怯なデマだな。いったい小沢がいつ何処で「政策抜きでとにかくまとまるべき」と言ったのか?小沢が主張しているのは、細かい政策では十人十色で一致のしようがないから、そのレベルでの多様性は許容し、基本政策に絞って協議してまとまろうということだ。
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) 2019年2月11日
公然と小沢氏を攻撃するかしないか、そんな事は100%「こたつぬこ」氏の市民的自由です。但し、ある他人が主張していない内容を主張しているかのように言いふらす嘘でその他人の主張を貶めるのは卑怯。小沢氏に関する「こたつぬこ」氏のそうしたアンフェアなやり方は、民主主義を腐らせるものです。
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) 2019年2月11日
しかし、小沢は本当に「政策抜きでとにかくまとまるべき」と言っていたのだった。
NHKの記事です。
— こたつぬこ (@sangituyama) 2019年2月11日
「一方で、小沢氏は、橋下徹前大阪市長について「橋下氏の考えに賛同しているわけではないが、『政権を取ることが第1で、細かい政策の合意なんていらない』という考え方には、私も賛成だ」と述べました」 https://t.co/7zCyp66Xui
もっとも小沢は2012年には「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたから、その小沢が今は「橋下氏の考えに賛同しているわけではない」と言っているということは、それだけ橋下との連携は難しいと認識しているとみてよいだろう。連携できると考えているなら小沢はもっともっと橋下を持ち上げまくるのではないか。なお、新自由主義という観点からは、小沢と橋下との距離はほとんどないと私は考えている。
いずれにせよ、「リベラル・左派」界隈で小沢一郎批判がタブーでなくなりつつあることは、遅まきながらも一歩前進といったところか。
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