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2月 12, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<「立憲が統一名簿に加わることはあり得ません。やりたい方は、我が党以外で進めてください。これ以上、我が党に持ちかけられるのは迷惑だ」。枝野氏はまくし立てた。
立憲最大の支援団体である連合の神津里季生(りきお)会長は前夜、東京都内で小沢氏と会談し、統一名簿について「野党が力を合わせて戦う象徴」と意欲を示していた。枝野氏はこれに「拒否」の決意を明確にした格好だ。枝野氏の激しい口調には、立憲内でも「『迷惑だ、とは何様だ』と反発を相当受けている」と戸惑いの声が漏れる>(以上「朝日新聞」より引用)
政権を狙わない野党政治家は「鼠を捕らない猫」よりもタチが悪い。なぜなら国会議員は国民の血税を年間1億円以上も使っているからだ。
政策論争をして、国民により良い政治を実現するために一生懸命になるのが政治家だ。それを枝野氏は野党が連合を組むよりもバラバラで闘う方が票が伸びる、という馬鹿げた戯言を述べている。
政権獲得意欲なし、と枝野氏を断罪しなければならない。立憲民主党の代表者・枝野氏はTPP参加や消費増税10%を決めた当時の民主党幹部だ。現在、枝野氏が「反省」したとは寡聞にして聞いていない。つまり枝野氏は第二自民党を目指した民主党の残党に過ぎない。
小沢氏は明確に消費増税に反対して民主党と決別した。小沢氏掲げた「国民の生活が第一」の政治理念は世界のグローバル化に対峙する政治理念だ。10年たって、世界がやっと小沢氏に追いついた感がある。
日本国民はグローバル化の国際分業によるデフレ化により、貧困化した。「勤労統計」が誤魔化されていたが、安倍自公政権下で確実に勤労者賃金は低下し、国民格差は拡大し総じて貧困化した。
それを正して個人消費を拡大し、経済成長を促すしか、日本経済と財政規律の処方箋はない。枝野氏は握手の手を差し伸べた小沢氏に「迷惑だ」とは無礼千万ではないか。政治家として、初の政党党首になって気でも狂ったか。
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