http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/417.html
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安倍首相、地方自治体が自衛隊員募集に協力するために憲法を変える。
https://31634308.at.webry.info/201902/article_11.html
自民党の大会で、安倍首相は民主党時代を「悪夢の時代」と述べた。これについては、昨日本ブログで意見を述べた。上記の話も酷いと思ったが、この他にも、問題発言をしていたことが出てきた。
「自衛隊募集を都道府県の6割が協力しない」と文句を言い、その理由は憲法に自衛隊が明記されていないからで、だから改憲をして自衛隊をはっきり憲法に明記しなければならないというロジックである。この発言に会場から手を叩いた党員もいたらしいが、私などはさっぱり理解出来ない。
そもそも自衛隊募集に都道府県が協力する意味が解らない。自衛隊に応募するかしないかは個人の問題である。人気がないのは、最近の集団的自衛権法案を国会で無理やり通した結果、自衛隊員が米国の戦争支援で実際の戦闘に加わることも容認され、いつ自分が戦場に行くかわからないからだ。
安倍首相は短絡的に議論の本質をすり替える。昔はこのすり替えは論理破綻を承知で言っていると思っていたが、最近は根っから本気で思っているから救われない。石破氏も、安倍首相は「去年は自衛隊を憲法違反と言っている学者がいるから、憲法を変えるという論法だった。今年は自衛隊募集に協力しない自治体があるから、憲法を変えるという論法だった」と指摘した。こんな理由で憲法を変えられたら、国民も憲法も浮かばれない。
「自衛隊募集 都道府県6割協力せず」 首相、改憲の必要性強調 自民党大会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201902/CK2019021102000137.html
自民党は十日、党大会を東京都内のホテルで開いた。安倍晋三首相(党総裁)は演説で「いよいよ立党以来の悲願である憲法改正に取り組むときが来た」と語り、改憲に改めて強い意欲を示した。自衛隊の新規隊員募集に対して、都道府県の六割以上が協力を拒否していると指摘。「憲法にしっかりと自衛隊と明記して、違憲論争に終止符を打とうではないか」と改憲の必要性を強調した。 (村上一樹)
四月の統一地方選と夏の参院選が重なる十二年に一度の「亥(い)年選挙」に向けては「厳しい戦いになるが、まなじりを決して戦い抜いていく先頭に立つ決意だ」と結束を呼び掛けた。
さらに「十二年前の亥年の参院選ではわが党が惨敗を喫した。当時総裁だった私の責任だ。片時たりとも忘れたことはない」と振り返った。
第一次政権時の二〇〇七年参院選で惨敗し、その後の退陣につながったことに「敗北によって政治は安定を失い、あの悪夢のような民主党政権が誕生した」と語った。
◆「そういう自治体知らない」石破氏、信頼得られぬと批判
安倍晋三首相が自民党大会の演説で、自衛隊の新規隊員募集に対し、都道府県の六割以上が協力を拒否していると発言したことについて、防衛相経験者の石破茂元幹事長は十日、記者団に「『憲法違反なんで自衛隊の募集に協力しない』と言った自治体を私は知らない」と語った。
石破氏は「協力しない自治体がどこなのかということは、自衛隊が築いてきた信頼関係を壊すことになる。協力しない自治体はけしからんと選挙を戦っても、有権者の信頼は得られない」と批判した。
さらに「去年は自衛隊を憲法違反と言っている学者がいるから、憲法を変えるという論法だった。今年は自衛隊募集に協力しない自治体があるから、憲法を変えるという論法だった」と指摘した。 (村上一樹)
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