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明日2月5月発売のサンデー毎日2月17日号に小沢一郎のインタビュー記事が掲載されます。皆様ぜひご覧ください! https://t.co/5LeGP3s6vd
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2019年2月4日
今週発売 サンデー毎日に
— 渡邊忠行 (@rascal0888) 2019年2月5日
小沢一郎代表の記事が掲載されてます。
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小沢一郎、我が闘争 野党共闘か、さもなくば死か――
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2019/02/17/post-2209.html
https://mainichi.jp/sunday/articles/20190204/org/00m/070/003000d
サンデー毎日 2019年2月17日号 後段文字起こし
会談後に記者団への説明を終えて国民民主党の玉木雄一郎代表(中央右)らと握手する自由党の小沢一郎共同代表(同左)=国会内で2019年1月24日午前9時16分、川田雅浩撮影 統計不正から外交まで、問題が噴出する安倍政権をどう攻めるか。野党の陣形が問われるなか、自由党と国民民主党が統一会派を組むことが明らかになった。ここからどう本格的な野党共闘に向かうべきかを、政権打倒に懸ける小沢一郎・自由党共同代表と、玉木雄一郎・国民民主党代表に聞く。 2019年政治決戦のスタートとなる通常国会が始まった。統計不正問題の真相究明から外交・安保政策まで論点、争点は満載だ。野党がどう攻め、政権がどう守るか。その結果が4月の統一地方選・衆院補選、夏の参院選に跳ね返る選挙国会となる。その中で、ある注目すべき動きが野党陣営内で出始めた。国民民主党と自由党の合流問題である。 玉木雄一郎・国民民主党代表と小沢一郎・自由党共同代表が会談し、衆参両院で統一会派を組むことで合意した。両党の合流をめざし、政策協定を結ぶための協議に入ることも申し合わせた。これに連動して立憲民主党と社民党が参院で統一会派を組むことになった。安倍(晋三首相の)1強政治に対して分裂と対立を繰り返してきた野党陣営がわずかではあるものの、やっとのこと合従連衡に向け一歩を踏み出した、といえる。 もちろん、シニカルに受け止める向きある。小沢氏に対する警戒感から、とても合流には届くまい、老練小沢氏に若い玉木氏がだまされるだけ、とかである。 ただ、二つの意味で注目したい。一つは、国民民主党の事情である。同党が極めて厳しい環境にあるのは、その支持率が1%に張り付き微動だにしないことからも明らかだ。何よりも知名度が上がらない。このまま参院選に突入すると、「まるで日露戦争の二百三高地と一緒で、トーチカと銃に対する抜刀白兵戦で候補たちがバタバタと倒れゆくのは必至だ」(関係者)という。譬(たと)えは悪いが、そこまで追い込まれている。 窮鼠(きゅうそ)猫をかむ、という言葉もある。ましてや、この党の共生を旨とした中道改革路線は、これからの日本政治にとってそれなりのニーズもある。背水の陣を敷き、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負に自らを追い込むことによって政治エネルギーもまた異次元化するかもしれない。 もう一つは、小沢氏の最後の闘いへの関心である。いまや議員6人の小党代表ではあるものの、平成30年間の大政局では一貫して中枢にいた。1992年経世会分裂、93年細川護熙政権成立、2009年鳩山由紀夫政権誕生、12年民主党分裂……。平成最大の政界仕掛け人であることに異論はあるまい。その小沢氏が「何としてでももう一回政権交代を実現させ日本に議会制民主主義を定着させたい。それまでは死ねない」との執念を燃やす19年政治決戦である。その終着点をウオッチするのもこの時代に生きた政治記者の仕事であろう。壊し屋ではなく作り屋としての経験、手腕がどう出てくるか。小沢氏を直撃した。合流を持ちかけた玉木氏にも狙いを聞いた。 自分で走って風を起こすことだ 今回の合流問題。どういう経過か? 「公式、非公式両方で、昨年からあった。ただ、自由党は(17年11月1日の)首班指名投票でも枝野(幸男立憲民主党代表)氏に投票、野党合流問題は第1党の立憲民主党が主導、大同団結を図るべきだとの立場で動いてきた。枝野氏と何度も会った。ただ、いざ結論という時に枝野氏から『立憲は今の体制でやる。他党と一緒にやることはない』との宣告があった」 最後通牒(つうちょう)か? 「最後通牒というつもりではないだろうが、とりあえず現段階ではそうしますということだった。僕としてはそれはちょっと違うと思ったが、その間にも国民民主から打診があり、次善の策を考えるしかないかなと」 次善の策というと? 「枝野氏がなぜ立憲単独にこだわるのか。国民との合流を潔しとしないのか。両党の支持率の差だと思う。それが大きすぎる。どうせ国民は消えてなくなる。その後に料理すればいいとの考えだろう。だが、そういう考えでやっていたら立憲もなくなると、僕は言いたい。と同時に国民側ももっと支持率を上げる努力が必要だ。そうすればまた局面も変わる。この際、国民に肩入れをして支持率アップに役立てば、という思いだ」 統一会派の先は合体か? 「それは向こう次第だ。政策協議して、いいと彼らが判断するかどうかだ」 難しいのは原発エネルギー政策だ。自由、立憲は原発即ゼロだが、電力総連の支援を受ける国民民主はとてもそこまでは言えない。 「国民も原発に賛成と言っているわけではない。ゼロ、つまり廃炉にするためには高レベル放射性廃棄物の処理先の確保も必要だ。ドイツですら1年に1基を廃炉にするのが精いっぱい。しかも、高レベル放射性廃棄物のことは未解決だ。十分折り合える。中西宏明経団連会長(日立製作所会長)も『国民が反対なら原発はもう無理』と言っている。政権を取ってから廃炉スケジュールを決めればいい」 あなたを受け入れることに国民民主党内には抵抗があるようだ。 「100%賛成というのはあり得ない。いろんな意見があったほうが健全だ。最後は自分が選挙するうえでベターかどうかの判断だ」 あなたに(12年7月の)民主党分裂劇の総括を求める声もある。 「僕のほうが被害者だと思っている。党則にない無期限の党員資格停止、除名にされた。だからといってうらみつらみはないが、とやかく言われる筋合いもない」 合体した場合は小沢幹事長、との観測もある。 「僕は幹事長なんかにはならない」 一兵卒? 「皆の手助けだ。(06年4月に)民主党の(代表になった)時だって僕がなりたいと言ったわけではない。前原誠司君らが(偽メール問題で)失敗し、誰もいなくなって、頼むからと言われて僕がなった」 またそういう事態に? 「それは分からない。だけどいま、ポストは求めない」 いまの玉木代表、平野博文幹事長体制に任せる? 「そうだ。手伝えるところは手伝う。幹事長なんてとんでもない」 国民が持つ資金狙いと。 「僕が民主党幹事長だった09年時点では300億円近い資金があった。それが半分以下になり、人数まで減らして何をしてきたのか、という気持ちもある」 俺にやらせてみろでは? 「ははは。皆でやっていくというのが日本人だ」 どう支持率アップに? 「永田町で議論しているだけではダメ。全党を挙げて動き回ることだ。待っていても風は吹かないし、支持率も上がらない。自分で走って風を起こすことだ。今回の統一会派も話題にはなった。まずやるべきは参院選に備えて候補者擁立を図ること。僕から見ると、立憲も国民も候補擁立が遅れている。選挙については僕もいささか自信がある。何度も選挙を戦ってきたノウハウと人脈を持っているつもりだ。それを役立ててほしいという気持ちだ」 「ただ、何度も言うが、ベストは、枝野氏が腹を決めて野党全員に呼びかけ一緒になろうと言うことだ」 そこに持ち込むためにも支持率アップか? 「国民民主の支持率が上がれば枝野氏もそうせざるを得ない。そうしたほうがいいと思うようになる。立憲の支持率だって大勢はジリジリと下がってきている」 立憲とはどういう局面で連携する? 「参院選の前だ。前でなければ意味がない。累々たる屍(しかばね)の後ではしようがない。僕はできると確信している。政党同士の合体がダメなら、野党が共通名簿で候補を一本化するオリーブの木方式でもいい」 絶対に政権交代するまでやる 1995年4月、イタリアで12の中道・左派政党が緩やかな連合体を組み総選挙で右派政権に勝った時の戦術だ。平和の象徴で、実がなるオリーブになぞらえた。 連合もオリーブ支持だ。 「連合はいま選挙に突入すれば総評系と同盟系の分裂だ。連合も困っている」 政党を一本化するより、むしろオリーブ方式のほうがリーチが広がり、集票力が上がるという見方もある。 「各党そのままでいい、解党しなくてもいいからそちらのほうがいいという人が現実的には多いかもしれない。ただ、オリーブの何たるかを知らない人もまだ多い。僕が何年も前から主張し、資料も作り説明しているのに、まだその意味が分かってもらえていない印象だ。当選後、政党助成金の分配をどうするのか、なんてことばかり気にしている。そんなこと簡単だ。当選の人数で分ければいい。もっと勉強してほしいというのが僕の願いだ」 勉強よりも野党の権力志向の弱さの問題では? 「政権に対する執念だ。橋下徹氏も(『政権奪取論 強い野党の作り方』の中で)言っている。権力に対する執着がなさすぎる、と。言葉を換えると志がなさすぎる。有権者に我が党はこうしますと言っても野党では何もできない。政権を取らないと何もできない」 野党のままがいいという野党病、野党業もある。 「そうなってしまう。かつての社会党と同じだ」 若干、立憲にそんな傾向? 「そう言われてしまう。国民世論が一緒になれと言っているのに嫌だと言うのはおかしいのではとなってしまう。枝野氏が声をかけて一緒になるということに国民民主党の大多数は賛成だ。立憲が国民と一緒になれば完璧だ。社民も一緒にならざるを得なくなるだろう。国会議員数も野田(佳彦元首相が代表をつとめる無党派)グループを合わせると120人くらいだ。09年の民主党と同じ。それで300議席以上を取った」 あの時は麻生太郎自公政権に対する飽きと批判が。 「いまだって強い」 あの時と違うのは、民主党政権の失敗がある。 「失敗したので皆自信を失っており国民の皆さんも期待していない、というのは事実ではない。それでもなお期待している。間違いない」 なぜそれが分かる? 「列島中を歩いても安倍氏にいいことを言う人は誰もいない。特に地方の衰退がひどく、何とかしてほしいという声が渦巻いている。僕の生まれ育った水沢(現岩手県奥州市)もそうだ。毎年人口が1000人ずつ減っており、このままでは地域社会が成り立たなくなってしまう。いずれにしろ自民の支持基盤だったところが全く様変わりしている」 アベノミクスも限界だ。 「異次元緩和のような財政金融政策を続けていたら、いずれパンクする。日銀なんかアップアップだ。安倍氏の罪は重いが黒田(東彦(はるひこ)日銀総裁)氏の罪はもっと重い。プロなんだから公正中立な経済政策をやらなければいけない。安倍氏の言う通り、株は買うわ、国債は買うわ、何でもありだ。不見識極まりない」 長い政治キャリアの中でいまの位置づけは? 「最後の闘いだ」 十章仕立てで言うと? 「第二章かな。(第一章は)枝野立憲が野党の結集に賛成じゃなかったところで終わった。第二章で次善の策だが、『やろう』というのが始まったということだ」 最後の闘いで心がけていることは? 「もう一度政権交代すれば3回目になるから議会制民主主義もある程度定着するだろう。そうなれば後の世代に譲ればいい。今回は絶対に政権交代するまでやる。そうでなければ、いままで何をしてきたかということになってしまう」 平成政治を振り返って不思議なことがある。経済が悪くなるたびに政権交代が起きているのだ。細川政権は金融バブル崩壊後、鳩山政権はリーマン・ショック後だった。今年もその予兆がないわけではない。米国経済の不透明感、米中摩擦……。野党にはいざという経済危機に備える義務もある。 直撃インタビュー 玉木雄一郎・国民民主党代表 小沢氏の選挙の力借りたい 野党一本化の第一歩に? 「この膠着(こうちゃく)状況を打破しなければ1強多弱は永遠に続く。何が違うかではなく何が同じかを徹底追求しないと大きなまとまりを作れない。有権者にとってもう一つの選択肢を作ることが、いまを生きる政治家の使命だ。過去の対立に関わっていない私たちの世代が宥和(ゆうわ)と協調の役割を担う必要があると思っている」 二歩目は何か? 「自由党の他にも協力できる会派に呼びかけたい」 「(野党陣営内の)分裂、対立に国民の皆さんが疲れ果てている。むしろ、一度別れた者が恩讐(おんしゅう)を乗り越え結合し直す、和解と宥和を見たいのではないか」 小沢氏の力、どう使う? 「選挙だ。その人脈、手法だ。選挙への執着は政界一だ。場合によっては、ダブル選という中でどうしても勝つ。その準備に早めに動く。バラバラだと勝てない」 選挙、どう戦う? 「小沢さんは統一名簿と言っているが、これは立憲がどう判断するかによる。ただ、参院、衆院と2段階で考えていると必ず足元を見られる。枝野(幸男立憲民主党代表)さんも1人区は一本化と言っている。衆院の選挙区は全部1人区だ。ダブル選の可能性を考えているのであれば、早くまとまることを考えないと官邸にやられる。枝野さんも分かっておられると思う」 やはり同じ党がいい? 「それが国民の皆さんにとって分かりやすい」 元の鞘(さや)? 「小沢さんが言うのは立憲民主党と国民民主党だから、民主党でいいのではないかと。ただ、民主党に戻るなら当時の反省と総括が必要だ。当時政権を担っていた方々がきちんとやらなければいけないと思う」 統一名簿では? 「同じ党のほうが選挙制度上有利なのは確かだが、どうしてもできないのであれば一つの選択肢だ。少なくとも連立政権構想をきちんと示すことだ。一義的には野党第1党の責任だと思う。国会の最後は不信任案提出になると思うが、今回は生半可な気持ちでは出せない。基本政策や政権の枠組みまでこの国会中に決めないと、野党が壊滅する恐れがある。ピンチとチャンスが背中合わせだ」
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