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2019-02-05 05:25
今回は『また、これは1月中旬にアップした『麻生が現職知事おろし、一太も現職と保守分裂の争い?〜自民知事選、あちこちで党内対立』の続報を、メインで書くつもりなのだが。
<麻生氏が、自民党が前回推薦した現職の知事が自分に歯向かったため気に入らず、他の候補を擁立することを画策。1月末に安倍首相、甘利選対委員長と会って、何と「副総理をやめる」と脅してまでして、官邸と党本部に新人擁立を認めさせたのだが。県連の中に、抵抗するメンバーが出て、分裂選挙になりそうだという話。(~_~;)>
その前に、どうやら「失言大魔王」の麻生副総理が、またまた問題発言をして、メディアや野党の質問で取り上げられ、(安倍内閣にとって大事な時期ゆえ、やむを得ず?)、詭弁の釈明をした上、撤回したというニュースが。<でも、謝罪がしなかったのよね。^^;>
麻生副総理は3日、地元・福岡の集会で、少子高齢化問題に関して語っていた時に、高齢者が増えたのが悪いのではなく「子どもを産まなかった方が問題なんだ」と発言。あたかも子供を多く生まない女性を批判しているような言葉を問題視する声が出てうるという。(-"-)
<麻生氏は、国会でこの問題を取り上げられ、例のごとくうすら笑いを浮かべて、エラそ〜な態度をとっていたので、野党議員に「何を笑っているんですか!ニヤニヤニヤニヤ。こんな問題大きい時に!」と指摘されていたのだけど。隣にいた安倍首相は、何か「まいったな」という感じで暗い表情だったし。周辺の閣僚たちの中にも「何でこんなこと言うのか」ととても笑えない感じで、厳しい表情をしている人もいたです。^^;>
* * * * *
麻生氏は、14年にも応援演説の中で「高齢者が悪いみたいなイメージを作っている人が多いが、子どもを産まないのが問題だ」と発言して問題視されたことがあるし。
高齢者医療なども含め、それぞれの立場に配慮せず、自分の感覚や思い込みだけで問題のある発言をするケースが多い。(`´)
まあ、中には、今さら麻生の発言をしつこく取り上げなくてもと思う人もいるかも知れないのだけど。誰も批判しなくなったら、本人も周辺も、これくらいの問題発言を公の場所でしたって大丈夫なんだって、言いたい放題になっちゃて。政治の世界も含め社会全体に、品もモラルもなく、差別が横行してしまうおそれがあると思うので、mewはしつこく批判したいと思う。(・・)
『麻生財務相は3日、地元・福岡での会合で少子高齢化に話題が及んだ際、高齢者が多いことに批判が向けられているとした上で次のように発言した。
麻生財務相「いかにも年寄りが悪いという変なのがいっぱいいるけど間違っていますよ。子どもを産まなかった方が問題なんだから」
この発言に対し、野党は、様々な事情で子どもを産めない女性に対する配慮などに欠けていると追及し、麻生財務相は4日の国会で発言を撤回した。
立憲民主党(会派)・大串博志議員「何ですか、この発言は! 多様な生き方を認めなければ…何を笑っているんですか! 大臣! ニヤニヤニヤニヤ。こんな問題大きい時に!」
麻生財務相「高齢化とか、長寿化とかいうのが問題というよりは、少子化の方が社会経済の活力とか社会保障とか、財政の持続可能性の脅威となるんだということを申し上げたのであって、誤解を与えたとすれば撤回させていただきます」(NNN19年2月4日)』
『立憲民主党の辻元清美国対委員長は4日、麻生太郎財務相兼副総理が「子供を産まなかったほうが問題」と発言したことについて「大問題だ。麻生節では済まされない。人権感覚全くなしだ」と批判した。国会内で記者団に答えた。
辻元氏は「子供を産めない、持たない人への配慮だけでなく、問題の本質が分かっていない」と指摘した。共産党の小池晃書記局長も4日の記者会見で「学習能力がないというか、反省がないというか。財務相としての適格性を疑わざるを得ない」と述べた。【小田中大】(毎日新聞19年2月4日)』
で、福岡知事選の話を・・・。
4月に行なわれる福岡知事選に、3選を目指す小川知事が出馬を表明。自民党県連は前回、小川氏を推薦しており良好な関係を築いているようだし。事前の調査では小川氏がかなり優勢なこともあって、小川氏を推す声がいまだにかなりあるという。(・・)
また、小川氏は麻生氏が首相だった頃、内閣広報官を務めていたこともあって、麻生氏が県知事選出馬を提案したという話もあるのだが。<だからこそ、尚更に自分に歯向かうとムカつくのかしらね。>
麻生副総理は16年の衆院補選市で、小川知事が麻生氏が支援する候補を応援しなかったなど、麻生氏の言うことに従わなかったことに立腹。自民党県連に次の知事選で小川氏を推薦せず、他の新人候補を擁立するように、昨年から働きかけ(圧力がけ?)を行なって来た。
ところが、話が思うように進まないため、ついに先月末に安倍首相、甘利選対委員長に直談判を決行。「新人が推薦とれないなら、副総理を辞める」とまで言って、官邸と党本部の容認、協力をとりつけたという。<3人は昔からの盟友(旧NASAのメンバー)。この3人だち「AAA」と呼ぶべきかも知れないけど。本家の音楽グループに悪いわね。^^;>
甘利氏は(仕方なく?)二階幹事長の了解もとりつけて、福岡県連に「この決断は異例中の異例だ。参院選に影響を及ぼさないよう努力してほしい」と要請し、新人の推薦とりつけを認めさせたのであるが。
県連で、もともと小川氏を支援していたメンバーは、この強引なやり方に納得が行かず。既に小沢氏の支持を表明している国会議員やOBが出ているとのこと。<山崎拓氏、太田誠一氏のビッグネームや創価学会関係者も小川氏側についているとか。>これに対し、「小川を応援するなら、党をやめろ」と言い出す麻生側の議員もいたりして。県連分裂、保守分裂を招く激しい選挙になりそうだ。(@@)
* * * * *
『【福岡コンフィデンシャル】「推薦が取れないなら副総理を辞める」 麻生氏、首相に迫る
副総理兼財務相、麻生太郎が「政治生命」を懸けた大勝負に出た−。4月の福岡県知事選で自民党が30日、元厚生労働官僚の武内和久の推薦を決定した背景には、麻生の強い意向がある。3選を目指す知事小川洋は各種団体などに支持を広げ、世論調査でも武内を圧倒。それでも戦うことにこだわる麻生は首相安倍晋三に武内推薦を直談判し、選挙の勝利を「至上命令」とする幹事長二階俊博らも押し切った。
「推薦が取れないなら副総理を辞める」。28日夜、麻生が安倍や選対委員長甘利明と会談した際に武内の推薦を巡り、職を辞す覚悟を示したとの話が県政界を駆け巡った。
安倍は、自民党本部が今月12〜14日に実施した世論調査で、小川が武内を大きくリードしていたことを挙げ「小川さんが強いみたいだけど」と水を向けたが、麻生は「現段階でこの差は驚きだ。党推薦が得られればもっとよくなる」と反論。県連が公募で武内を推薦候補に決めた手続きに瑕疵(かし)はないと説明した。「負けてもいいから勝負させてくれ。いま(武内に)推薦を出して戦わないと、勝てる選挙も勝てなくなる」。詰め寄る麻生に、安倍も最後は言葉をのみ込んだという。安倍は会合後、周囲に伝えた。「あとは幹事長室と選対でやってください」
麻生の武内の推薦獲得への言動は「執念」とも呼べるものだった。党本部は長年、世論調査を選挙戦略の重要参考資料としており、知事選でも調査結果を踏まえて武内推薦の可否を判断する方向だった。
だが、ここで麻生が動く。党本部幹部に電話を入れ「誰の指示で調査したんだ」と一喝。党本部は26、27日にも予定していた世論調査を取りやめた。29日には「調査では現職が圧倒しているじゃないか」と渋る二階を、麻生派の甘利、麻生と気脈を通じる幹事長代行萩生田光一が説き伏せた。
30日午前11時すぎ、東京・永田町の自民党本部幹事長室。甘利は呼び出した党県連会長、蔵内勇夫らにこう告げた。「武内さんに推薦を出す」
関係者によると、甘利は「県連の意向を最大限尊重する」と強調。武内推薦に難色を示していた二階も「党が最重視する夏の参院選で県連一丸となって戦うこと」を条件に、ゴーサインを出した。
2012年の政権奪還以前からひたすら安倍を支え、財務省による決裁文書改ざん問題で政権が批判の的になったときも盾として矢面に立ち続けた麻生。党関係者は「首相にとってはもはや盟友以上の存在。ここで借りを返さなければということだろう」とみる。
「選挙での勝利」という政党の行動原理を度外視してまで、「執念」を実らせた麻生。甘利は蔵内らに「こんな決定をしたことはかつてない。今回は異例中の異例だ」と付け加えることも忘れなかった。 (敬称略)=2019/01/31付 西日本新聞朝刊=』
『自民党は30日、4月の福岡県知事選への対応をめぐり、元厚生労働官僚で新人の武内和久氏を推薦することを決めた。党本部で二階俊博幹事長や蔵内勇夫県連会長らが協議して確認した。ただ、県連の一部は、3選を目指して出馬表明した現職の小川洋氏を支援する構えで、保守分裂選挙となるのは必至の情勢だ。
出席者によると、同席した甘利明選対委員長は「この決断は異例中の異例だ。参院選に影響を及ぼさないよう努力してほしい」と県連側に要請した。
甘利氏がこう念を押したのは、党本部が県連内の異論を押し切った形で新人への推薦を決めたためだ。
新人の後ろ盾は麻生太郎副総理兼財務相。現職は2016年の衆院福岡6区補選で、麻生氏が支援する候補につかず中立を貫き、関係が悪化していた。今回の県連の対応は、麻生氏の意向を受けた現職への「意趣返し」との見方が出ている。
28日には安倍晋三首相が麻生、甘利両氏と対応を話し合い、最終的に麻生氏の顔を立てる形で新人で戦う方針を確認した。(時事通信19年1月30日)』
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『福岡知事選、現職小川氏の支援組織を設立へ
福岡県知事選(4月7日投開票)で3選を目指す小川洋知事(69)を支援する県選出の国会議員や団体関係者らが2日、福岡市で会合を開き、党派を超えた全県的な支援組織を今月中旬にも設立する方針を決めた。
非公開であった会合には武田良太衆院議員ら自民党二階派の国会議員3人に加え、山崎拓・元副総裁や太田誠一・元農相、小川氏を推薦する県町村会長の永原譲二・大任町長らが出席。関係者によると、公明の支持母体の創価学会関係者も参加した。
自民党は1月30日に元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)の推薦を決めた。会合後、永原氏は「自民県連は与野党対決と言っているが、そうではない。政党色に関係なく支援をもらおうということだ」と述べた。小川氏は、自民党の武内氏推薦決定を受け、与野党対決の構図を避けるため自民を除く与野党5党への推薦願を取り下げている。
一方、武内氏は2日、報道陣に対し「政治家はぶれないことが大切だ。私はいちずに動いていく」と皮肉を込めた。【西嶋正法、志村一也】(毎日新聞19年2月3日)』
麻生氏にしてみれば、家は地元の大財閥だし、衆院で13回連続当選していて、もう自分は福岡政財界の主のような気分なのかも知れず。ここまで自分のワガママを通そうとするのだろうけど。<問題発言を繰り返して「大魔王」になっちゃうのも、地元の有権者が何を言っても当選させちゃうからだよね。>
で、もしこれで麻生氏が強引に推薦させた竹内候補が落選した場合には、副総理を辞めるぐらいの覚悟はあるのだろうかと思ったりもするmewなのだった。(@@)
THANKS
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