http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/196.html
Tweet |
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは?
https://hbol.jp/184710
2019.02.04 菅野完 ハーバー・ビジネス・オンライン
写真/時事通信社
公文書の改竄どころか、基幹統計での不正まで発覚。まさしく「国家の危機」だ
子供が算数のテストで60点取って帰ってきた時ほど反応に困ることはない。確かに正解は過半数を超えている。しかし4割は間違っているわけだ。
「よく頑張った! 半分以上はできてるじゃないか」とも言えない。それはいくら何でも褒めすぎだ。「4割も落としてるじゃないか! こんなもんだめだ!」とも叱れない。あまりに苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)であり子供の自信の芽を摘んでしまう。
しかし、こんなことで悩めるのも、対象が子供だからだろう。相手が大人ならどうだろう? 部下や同僚が作成する書類の4割に誤りがあったとしたら? あるいは取引先が出してくる見積書や請求書の4割が正確でないとなったらどうするか?
「半分以上は正解だからよく頑張ったね!」と褒める人はまずいまい。そして「4割も落としてるじゃないか! こんなもんだめだ!」と叱る人もいないだろう。「もう、君には頼まない」と、二度と相手にしなくなるはずだ。
厚労省の毎月勤労統計の不正が露見して以降、次から次へと我が国の基幹統計での不正が明らかになりつつある。総務省が基幹統計、すなわち、国政の判断材料として利用する最も重要な統計として指定する統計は55。そのうちの4割で不正が発覚したというのだから驚くしかない。
「5年間のアベノミクスにより、日本経済は、足元で28年ぶりとなる、7四半期連続プラス成長。4年連続の賃上げにより、民需主導の力強い経済成長が実現し、デフレ脱却への道筋を確実に進んでいます」
これは、昨年の施政方針演説で安倍首相が発した言葉だ。28年ぶりの経済成長、4年連続の賃上げと、安倍は我が功を誇るが、チャンチャラおかしいとはこのこと。安倍の誇る数字どれをとっても、信用の置けるものなど一切ないのである。
近代国家の崩壊を意味する「基幹統計」不正
しかしこれは極めて恐ろしいことである。昨年我々は、森友事件で公文書が改竄されるという前代未聞の事件を目撃した。そして今度は、基幹統計に信用が置けないという。もはや国が作成する定性的な文書にも定量的な統計にも一切の信用が置けないわけだ。これを「国家の危機」と言わずしてなんというのか。これでは近代国家の体をなしていないではないか。
これが仕事相手ならば「もうお前に頼まねーよ」の一言で済む。愛想を尽かしてしまえばいいのだ。
しかし相手が国家となると愛想を尽かすわけにはいかない。逃げ出すわけにもいかない。
通常国会が始まる。統計不正は大きなイシューになるはずだ。まずは、その論戦に厳しい目を注ごう。この体たらくを正当化する外道は誰か、この事態にしっかり叱れる人間は誰なのか、それを見極めよう。
その上で、また最初から、国家をつくり直していくしか方途はない。
<取材・文/菅野完> すがのたもつ●本サイトの連載、「草の根保守の蠢動」をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)は第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれるなど世間を揺るがせた。現在、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中。また、メルマガ「菅野完リポート」や月刊誌「ゲゼルシャフト」(https://sugano.shop)も注目されている
【HBO!】基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? https://t.co/jQlUJZovsg
— 菅野完事務所 (@officeSugano) 2019年2月4日
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? #基幹統計不正 https://t.co/wCpMRFZhP4
— ハーバー・ビジネス・オンライン (@hboljp) 2019年2月3日
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? #SmartNews
— gipsysoul (@bluewolf_7100) 2019年2月4日
それは次の選挙で自民党を大敗させる事だよ‼️ https://t.co/ZLq4ZcLXBp
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは?(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース https://t.co/xulnSeLGWy @YahooNewsTopics
— usataro119 (@usataro119) 2019年2月4日
あらゆる分野で不正が発覚している今、ミスではないのは明らか。総入替する位しないと、この国の信用は取り戻せない。
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? #SmartNews 官僚がわざとやってるしか言いようがないし、ついうっかりとか慣習でとか言い訳できるレベルではない。そもそもそれで成り立つ省庁であることがこの国の問題である。と、思うわけなんだが。 https://t.co/vA8TCSc6ln
— 未完成人.jpg党 (@Sunset_jpg_2019) 2019年2月4日
至る所で、#偽造・捏造・安倍晋三 #アベノリスク #嘘つきは戦争の始まり 皆さん、ご唱和を!此れを大事では無いと云う人は、自分の首を締めている事に気が付かないアンポンタン。-- 基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? #SmartNews https://t.co/Jth0aoxf9s
— 大人虎変 (@taijinkohen) 2019年2月4日
近代国家の崩壊を意味する「基幹統計」不正
— apresl'ondee (@yone_maca) 2019年2月4日
昨年、安倍首相が発した言葉:28年ぶりの経済成長、4年連続の賃上げと、安倍は我が功を誇るが、チャンチャラおかしいとはこのこと
【HBO!】基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? https://t.co/G7UDIGDbPX @hboljpさんから
安倍は国家の内実が大事とか思ってそうだが、ここでも触れられてる近代の認識の出発点て、「国家は形式なり」というところなんよね。
— 黎明人 (@reimeijin1) 2019年2月4日
基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? | ハーバービジネスオンライン https://t.co/KdVZNWVhL6 @hboljpさんから
【HBO!】基幹統計不正という「国家の危機」に、我々国民ができることとは? https://t.co/t2aBLFwXw2
— fusion (@__fusion) 2019年2月4日
「これが仕事相手ならば「もうお前に頼まねーよ」の一言で済む。愛想を尽かしてしまえばいいのだ。 しかし相手が国家となると愛想を尽かすわけにはいかない。逃げ出すわけにもいかない」よって厳罰
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK257掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK257掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。