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2月 03, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<日本海で操業していた島根県のカニ漁船「第68西野丸」(115トン)が、ロシアの警備艇に連行されたことが2日、県への取材で分かった。乗組員10人は全員日本人で、健康状態は問題ないという。
県水産課によると、漁船は利見水産(同県出雲市)の所有で、1月30日にロシアに連行されたという。水産庁から県に同日、連絡があった。第68西野丸が所属する県かにかご漁業組合によると、1月26日に境港(鳥取県境港市)を出港していた。
在ウラジオストク日本総領事館によると、30日朝にロシア当局が日本海から極東ナホトカに連行した。総領事館は「事案は把握している。情報収集に努め、適切に対応したい」とコメントしている。ナホトカはウラジオストクから東に約90キロの港町。
平成21年には鳥取県境港市の水産加工会社のカニかご漁船が、日本海でロシア国境警備当局に拿捕(だほ)された>(以上「産経新聞」より引用)
日ロ交渉で日本側が譲歩しなかった証かも知れない。さっそく日本の蟹漁船がロシア当局によって拿捕された。詳細はまだ報じられてないため推測でしかないが、GDSなどで位置確認している漁船がロシア領海に侵入していたとは思えない。
当然、ロシア当局による嫌がらせと判断するしかない。おそらく安倍-プーチン会談が不調に終わったことへの「報復」だろう。
ロシアとはそういう国だ。官民一体で自分たちの利益になることなら何でもやらかす。日本漁船が武装していないことや、拿捕しても「カネ」で片を付けようとする日本の弱腰外交は国際的に有名だ。
極東ロシアは予算が逼塞している。格好の「ネギ鴨」とばかりに蟹漁船などは拿捕の危険に備えるべきだ。海上保安庁も日本海の大和堆と北部を重点警備すべきだろう。
だからといって日ロ平和条約を締結してもこうした事態は終わらない。より複雑な嫌がらせをして、日本側からカネを毟り取るだけだ。日ロ友好関係など、ロシア人気質から推測すれば殆ど無意味だ。
彼の国とは冷たく利害関係だけの「友好」に止めるのが正しい。人道的支援や北方領土の共同開発など、間違っても手を出してはならない。
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