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産経ニュース 2019.1.28 19:02
https://www.sankei.com/world/news/190128/wor1901280016-n1.html
【パリ=三井美奈】 フランスのマクロン大統領が「黄色いベスト」の抗議デモに対し、巻き返し攻勢に出ている。15日に始まった地方住民との「国民討論会」は全国に拡大。パリでは27日、大統領支持派の呼びかけで約1万人がデモ行進した。「黄色いベスト」は抗議続行の構えだが、分裂の兆しも出ている。
27日のデモは、「黄色いベスト」デモの暴徒化に対する抗議表明。参加者は赤いスカーフを着用し、「暴力はやめろ」と連呼した。付近で「黄色いベスト」のデモ隊が「マクロン辞めろ」と叫んで対抗したが、双方の衝突はなかった。
大統領は15日以降、北部ウール県など3カ所で国民討論会に臨んだ。税制や民主主義のあり方をめぐって3月まで各地で意見を集約し、政策に反映させると公約している。
だが、討論会は事実上、経済改革への理解を求める「説得集会」と化している。大統領は生活苦や減税の訴えに対し、「減税したら、福祉への歳出は増やせない」と反論。「富裕層に対する資産税を復活させればよい」という要求には、「資産税廃止は投資拡大のために必要だ。産業を活性化させ、雇用創出につなげられる」と訴えた。
それでも、大統領が3〜7時間、住民と膝をつき合わせて熱弁する姿は、「庶民離れ」という批判払拭には一定の効果を上げた。先週の世論調査で大統領の支持率は31%。20%台だった昨年末より改善した。一方、27日発表の調査では、「大統領は経済・社会政策を転換すべき」の意見は78%にのぼった。
26日、11回目となった「黄色いベスト」の週末デモには、全国で約6万9千人が参加した。デモ隊の一部は「エリート政治からの脱却」を掲げて、5月の欧州議会選に候補を擁立すると表明した。
これに対し、「勝手にやるな」との反発が出て、内部対立も表面化している。また、大統領の討論会に参加したデモ隊もいる。国民からの支持獲得をめぐり、「黄色いベスト」とマクロン政権の「宣伝戦」が白熱している。
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