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1月 29, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<安倍1強を崩すには「野党結集」しか道がないことは分かっているのに、野党各党は逆方向に向かい始めている。“主役”となっているのは長い間政党の合従連衡の中心にいた自由党の小沢一郎代表。「平成の壊し屋」と言われたこの男は、平成が終わろうとする今も、壊し屋であり続けようとしている。
久しぶりにマスコミのフラッシュを一身に浴びた。1月24日午前、小沢氏は国民民主党の玉木雄一郎代表との党首会談で両党が統一会派を組むことを決めた後、共同記者発表に臨んだ。
玉木氏「野党の大きな塊をつくり、自民党に代わる選択肢を国民に示していくのがわれわれ野党の大きな役割だ。通常国会の開会を控えていることを踏まえ、両党で統一会派を結成することにまず合意した」
小沢氏「野党の結集、大同団結を図っていくのを最終の目標にする。われわれの合意がそうした大きな野党結集の第一歩となることを期待し、そこにつなげていきたい」
28日から通常国会が始まるのを前に、国民民主党と自由党は統一会派結成をつくることになった。統一会派を組むとは、国会で共闘するということだ。将来、合併も視野に入れる>(以上「President on line」より引用)
経営者向けの雑誌にまで「野党結集」を促すように書かれてはお仕舞だ。しかし、そうしたオチョクリ記事を書かれる所以は野党結集が「数合わせ」になっているからだ。
「数合わせ」であれば、人間関係の「好悪の念」でいつまでも離合散集することになる。なぜリーダーが明確な政治理念を打ち立てて、その旗印の下に共鳴する政治家が集まって政党を結成する、との政党政治の原点に立つべきだ。
政治理念を明確にしないから個々の政治課題で右往左往することになる。政治家としての背骨がないから「小沢チャン嫌い !」などといった女々しい年増女の繰り言のような「情念」に拘泥するのだ。
安倍自公政権に取って代わろうというのなら、安倍自公政権がハゲ鷹の「小僧」として推進するグローバル化に対峙するしかない。つまり「国民の生活が第一」の政治を旗印に掲げて野党結集を図るしかないのだ。
そのためには旧民主党の国会議員諸氏は「反省」しなければならない。グローバル化のTPP参加や、経済成長を阻害する消費増税などの「悪政」を選択し、小沢一郎氏とその仲間を民主党から追放した「罪」を懺悔すべきだ。
そうしない限り、政権交代を果たした民主党の再現はあり得ない。いつまでもPresidentなどの雑誌にオチョクラレることになる。野党国会議員は潔く「反省」して小沢氏の掲げる「国民の生活が第一」の政治の旗印の下に結集すべきだ。チマチマした「政党ごっこ」など即刻やめよ。
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