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安倍政権は国の信頼を損ねる腐敗役人の実態をさらけ出せ 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/246107
2019/01/25 日刊ゲンダイ
不正を15年間も容認、述べ2千万を超す人々に過小給付が生じた(C)日刊ゲンダイ
厚労省が「毎月勤労統計」の調査を長年ゴマカしていた問題は、とにかく許しがたい。全数調査のルールを勝手に抽出調査にゆがめ、不正を15年間も容認。おかげで雇用保険や労災保険などで延べ2000万を超す人々に過少給付が生じた。その総額は500億円以上に膨らんでいる。
しかも、厚労省の役人には不正発覚を恐れ、組織的かつ長期的に隠蔽してきた疑いもある。よくもまあ、これだけの悪事を平気でやれるものだ。
毎勤の歴史は古い。1923(大正12)年に始まった「職工賃銀毎月調査」及び「鉱夫賃銀毎月調査」に端を発し、1944(昭和19)年7月に現在の名称に変更。以来、国の重要な基幹統計として政府の政策づくりの根幹を担い、日本経済の近代化を支えてきた。
これだけ伝統もあり、重要な統計調査のゴマカシはありうべからざることだ。まさか、面倒くさがったわけではなかろうが、調査対象を黙って減らし、安直に仕事を片付ける。今回の不正は2、3人ほどの“ワル”だけで決してできるものではない。浮かび上がるのは、霞が関の役人が組織的に堕落しきった姿であり、言語道断のことである。
役人の腐った体質を許した責任は、やはり安倍政権にある。この政権の基本は財政健全化を度外視するバラマキ策。消費増税対策でもキャッシュレス決済のポイント還元制度にプレミアム商品券など、むやみやたらにバラまく予定だ。
■バラマキ優遇に「何で俺たちだけ」
こうした政策を立案し、国の財政規律をゆがめる役人が政権中枢にチヤホヤされ、胸を張る一方で、厄介な統計調査を押しつけられる役人もいる。彼らの意識に「何で俺たちだけが」というヤッカミが芽生えても、おかしくはない。
問題は不正な統計調査を容認してきたのは、果たして厚労省だけなのかということだ。統計法が定める基幹統計の数は56もある。その調査を担うのは総務省や財務省、経産省、内閣府など多岐に及ぶ。これらの調査は、果たして信頼できるのか。厚労省のようにゴマカシが横行していないのか。あらゆる省庁を横断し、第三者の手で全面的にチェックする。そうした大規模な監査委員会を、安倍政権は立ち上げるべきだ。
それくらいの覚悟でこの問題に臨まなければ、日本の基幹統計の信用力は、地に落ちる。ひいては、この国自体の国際的な信用力の低下にもつながってしまう。安倍政権は日本そのものの信頼が揺らいでいると自覚した方がいい。
バラマキ策の人気取りよりも優先すべきは、役人の腐り切った実態をさらけ出すことである
高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。
「厚労省の役人には不正発覚を恐れ、組織的かつ長期的に隠蔽してきた疑いもある。よくもまあ、これだけの悪事を平気でやれるものだ。」 https://t.co/IqzF4X9SRi
— インパクト (@ayrton88senna) 2019年1月25日
安倍政権は国の信頼を損ねる腐敗役人の実態をさらけ出せ https://t.co/La8lJC02ix #日刊ゲンダイDIGITAL
— Libpapa (@libpapa) 2019年1月24日
安倍自公政権がおかしくしたのに治せるかいな。ええ加減な事言ってるんじゃない。
安倍政権は国の信頼を損ねる腐敗役人の実態をさらけ出せ|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/01GYRYXaKW
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2019年1月25日
〈安倍政権は日本そのものの信頼が揺らいでいると自覚した方がいい〉
それを自覚できない政権だから国民にシワ寄せが…
安倍政権がこれ以上続いたら日本はウソにまみれて自爆!?
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