http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/548.html
Tweet |
「どうなる?米朝首脳会談」(ここに注目!)
2019年01月21日 (月) 橋 祐介 解説委員
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/312922.html
イラスト解説ここに注目!です。アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が、来月下旬ふたたび開かれる見通しとなりました。橋解説委員です。
Q1)
2回目の米朝首脳会談は正式に決まった?
A1)
まだ詳しい日程や場所は公表されていません。しかし、トランプ大統領は、週末に訪米したキム委員長の側近と面会したあと、「米朝の間に多くの進展がある。キム委員長も私も会談を楽しみにしている」と述べていますから、「来月末ごろ」とされる開催は、ひとまず動かないと見て良いでしょう。「後日発表する」という開催場所も、ベトナムが最も有力視され、首都ハノイか、ベトナム中部の沿岸都市ダナンなどが取り沙汰されています。
Q2)
なぜベトナムが有力視されている?
A2)
ベトナムは、北朝鮮にとって伝統的な友好国で、ベトナム政府も受け入れには積極的です。前回のシンガポールより北朝鮮から距離が近いので、専用機の航続距離が心配されているキム委員長も、今回は中国から飛行機を借りずに済むかも知れません。
トランプ大統領も2年前APECでベトナム第3の都市ダナンを訪問したことがあります。ダナンは、かつてベトナム戦争でアメリカ軍が基地を置いた激戦地でしたが、近年はリゾートとして発展が目覚ましく「北朝鮮も核を放棄して改革・解放路線をとれば、こんな明るい未来が待っている」そうアメリカ側はアピールも可能です。
Q3)
では、今度の米朝首脳会談は成果も期待できる?
A3)
そこは見方が分かれます。去年6月のシンガポール会談は、首脳同士の握手に意義はあっても、肝心の中身は期待外れでした。しかも、あれ以来トランプ政権の当局者たちは、「北朝鮮のCVID=完全かつ検証可能、後戻りの出来ない非核化」という言葉を敢えて使わなくなりました。“あくまでも段階的な非核化に応じて見返りを求める北朝鮮を過度に圧迫せずに現実的な合意を探りたい”そんな思わくがあるようです。
これから首脳会談までのおよそ1か月で、米朝双方は、実務協議を通じて、非核化という最終目標までの行程を示す“具体的なロードマップ”を固められるかが焦点です。もし、それが出来ずに2回目の首脳会談も“出たとこ勝負の政治ショー”に終われば、米朝交渉は“失敗”という評価を免れないでしょう。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK256掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK256掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。