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2019年01月15日 「ジャーナリスト同盟」通信
<死の商人が跋扈する戦前体制が目の前に迫る2019年>
24,5歳からペンと仲良くしてきた人間が、初めて震えてしまう2019年に立ちつくしている。戦後の平和を維持してきた戦後体制が、根底から覆される可能性が出てきた2019年であるためだ。わが身の不勉強さと能力不足の結果なのだが、死の商人が指揮する極右政権は、万全の体制と盤石の布陣で、弱々しい野党を撃破してしまうであろう。言論と宗教団体をからめとられていては、野党は動くにも動けない。
戦後のドイツと日本は、異質である。戦前と戦後が断絶しているドイツと、そうではなく継続している日本なのだから。冷静に今の日本を分析すれば、米国学者のファシズム・独裁的恐怖政治研究と、復活した軍国主義研究に脱帽するほかない。
危機は目の前に迫り、それが実現寸前であることが、凡人にも理解できる。現状では、100%の確率で死の商人が跋扈する日本を約束している!悲しいことだが、ほぼ断定せざるを得ない。
<悪夢が現実のものになる2019年>
年頭に、戦前の国家神道の総本山である伊勢神宮を参拝した安倍晋三首相とその閣僚らは、さらに地元での神社参拝を、臆面もなく強行して国民に見せつけた。この歴史の教訓を否定する原始宗教の、神道を束ねた日本会議内閣は、公然と立憲主義を排して、政教分離の平和憲法を蹂躙したものである。
この憲法違反に新聞テレビも野党も反発しなかった。あろうことか最大野党の党首までが、安倍に追随して伊勢神宮を参拝した。初っ端から「勝負あった」である。
ワイマール体制を崩壊させたナチス・ヒトラーをそっくりまねた日本会議・国家神道戦略に屈服した日本国民である。議会も言論も、死の商人に塩を送っていることになるのである。
2019年危機は本物なのだ。悪夢が現実のものになろうとしている。
<ファシズムの洗礼を受ける2019年>
以上のことは、この6年間の大きな政治変動、すなわちナショナリズム化した日本の一部の現象でしかないが、要は政治と宗教の一体化にとどまらない。
特定秘密保護法や共謀罪、戦争する自衛隊のための集団的自衛権の行使容認など、独裁と恐怖政治の、いわゆるファシズム路線が急速に進行してきた。この事実を誰も否定できないだろう。
そのための手段として隣国に対して、露骨な敵視政策を大々的に強行してきた。軍拡のために半島の南北の和解にブレーキを踏んで、韓国の進歩的政権とは、今も敵対行為に狂奔、それを新聞までが書き立てて、国民のナショナリズム化に貢献している。
冗談ではなく、ファシズムの洗礼を受ける2019年であろう。
<改憲・改元のZ旗を掲げた2019年日本会議内閣>
宗教が政治を壟断することから、戦争の悲劇は拡大したとの戦前の史実の教訓から政教分離と、政府の戦争行為を禁じた9条が、平和憲法の核心である。
すでに政教分離は、事実上、死の商人内閣によって形骸化されてしまったことが、伊勢神宮参拝や靖国神社参拝などで証明された。出雲大社参拝ともなれば、再び半島と大陸を目指すことになるようだが、その点で、空母「出雲」はいかにも不気味この上ない。
この6年間の安倍の「改憲」合唱は、ヒトラーを手本にしたものだ。繰り返し合唱することで、徐々に既成事実化させているのである。
筆者も甘かった。正直なところ、まさか平和憲法が改悪されるという悪夢をなかなか信じられない。どうしてか。現状では国民の過半数が9条改憲反対との世論調査に基づいているのだが、実際は、国民投票の方法を理解すると、事態は厳しい。
大衆は、そんなに豊かな知能の持ち主ではない。世論の誘導に甘い。政府与党と死の商人の莫大な資金に翻弄される者も少なくない。
政府サイドによる不正選挙も準備されるだろう。
今年は皇位継承、改元の年である。これを仕組んだ人物は誰か。盤石の体制で2019年の改元と改憲を狙っていたことが分かろう。偶然では全くない。
改元費用166億円に騙される民衆は、多く出るだろう。その前の国会での改憲発議は、日本会議なら簡単であろう。
<選挙でさらに吹き飛ぶばされる2019年選挙>
2019年は統一地方選挙と参院選挙が決まっている。その年に改元のための166億円をぶち込んで、人々の精神をマヒさせるのである。
一部に「自民党は厳しい選挙」と吹聴する輩がいるが、これは嘘である。自民党は、下駄の歯政党の公明党創価学会を集票マシーンとして活用することで、間違いなく圧勝するだろう。むろん、参院選挙に衆院選をぶつける衆参同日選挙をしても、自公圧勝である。
秋には国会での改憲発議、次いで国民投票へと流れていくが、これを食い止める力など、野党にはまるでない。新聞テレビも護憲キャンペーンを張ろうとはしない。無党派の山を動かせるリーダーはいない。
2019年選挙で野党は、粉々に吹きとばされるだろう。
<米国の著名な学者のローレンス・ブリットのファシズム研究とハロルド・スヌーの日本軍国主義論が証明>
米国の有能なファシズム研究者、そして戦後の日本軍国主義研究者の本を読もう。気付くのが遅かった筆者である。目から鱗が落ちる作品である。本物の軍靴に怯える前になすべきことは、それでもあるだろう。
2019年1月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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