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野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245450
2019/01/13 日刊ゲンダイ 文字起こし
年頭から嘘ばかり(C)日刊ゲンダイ
「頭の片隅にもない」――。これは最近、安倍首相が今夏の衆参ダブル選を否定する時の常套句だ。7日に時事通信社の新年互礼会で挨拶した際には、こう付け加えた。
「頭の片隅にもない。この6年間、ずっと私は同じことを言っているわけです」
「6年間、ずっと頭の片隅にもないと言いながら2回総選挙やったじゃないかと言う人もいますが、今回もまったく、どこにもないということは申し上げておきたい」
「ない」と言い切った総選挙を2回もやった自分は大嘘つきだとゲロったも同然で、とことんフザケた発言である。こうやって、あえてダブルの可能性をにおわせるのは、求心力を維持するためのブラフという意味合いもあるだろうが、実際、自分たちに有利だと判断すれば、躊躇なくダブル選を打ってくるはずだ。大義なんて関係ない。それは過去2回の解散を見れば分かる。
当然、野党第1党である立憲民主党の枝野代表は「内閣の長が常識的な判断をしない方なので、いつあってもおかしくない」とダブル選を警戒。国民民主党の玉木代表も会見で「衆参同日選もそれなりに高い確率であると思っている」と話していた。
誰もが「頭の片隅にもない」という安倍の言葉をハナから信用していないし、ダブル選の可能性を意識している。それなのに、なぜ野党共闘はちっとも進まないのか。
「今のように野党がバラバラでは、どんなに内閣支持率が下がっていようと、選挙で安倍自民が負けることはない。いつ、何度やっても自民党の圧勝ですよ。誰がどう考えても野党は一致結束するしか対抗する術はないのに、共闘を阻害する野党議員は自民党の回し者かと疑ってしまう。野党分断の罠にはまってどうするのか。国民の約半数は安倍政権を支持していないのです。過去の選挙でも、野党の得票数を合計すれば与党と拮抗している。例えば原発ゼロなど、有権者の多くが望んでいるテーマで共闘すれば勝てるのに、小さなことにこだわって野党が結集できないのはバカげています。毎回、野党乱立で自民党を大勝させてきたのに、また同じことを繰り返す気でしょうか」(政治評論家・本澤二郎氏)
何をモタモタしているのか(C)日刊ゲンダイ
自民党政権にはできないテーマを掲げれば勝機 |
脱原発に宗旨変えした小泉元首相も、かねて「野党が原発ゼロを争点にして統一候補で共闘すれば勝てる」と言っている。この一点に関しては、小泉の指摘はもっともだ。安倍政権では、脱原発は絶対に実現できない。世界が脱原発で再生可能エネルギーへの転換を進める中、原発を「重要なベースロード電源」と位置付けてしがみついている。福島原発事故の教訓などなかったかのように、老朽化原発の再稼働にもシャカリキだ。
野党が原発ゼロを選挙の争点にするなら、今は最適なタイミングでもある。政府が原発政策の前提としてきた核燃料サイクルの破綻は、もはや隠しようがない。1兆円もの血税をつぎ込んだ高速炉「もんじゅ」の廃炉が決まり、これに代わる次世代高速炉としてフランスと共同開発していた「アストリッド」の計画も凍結。国民の多くが核・原発政策の「矛盾と限界」を感じ取っている。
原発メーカーの日立製作所会長も務める経団連の中西会長も、年頭の会見で「(原発を)どうするか真剣に一般公開の討論をするべきだと思う。全員が反対するものをエネルギー業者やベンダーが無理やり造るということは、民主国家ではない」と、脱原発をにおわせた。
アベノミクスの成長戦略の柱だった原発輸出は、米国、ベトナム、台湾、リトアニア、インド、トルコでことごとく頓挫。最後の砦だった英国での原発建設計画も、日立はコスト高を理由に断念する意向を示している。建設費と安全対策の両面で、原発は割に合わない。それが世界の常識になっている。年明け早々、りそなホールディングスが核兵器を開発・製造する企業に融資しない方針を決め、文書で公表したことも見逃せない動きだ。
核武装の技術保持のため原発をやめられない |
「安倍政権が原発をやめない理由のひとつは、核武装のための技術を保持することでしょう。“世界の警察”から降りようとする米国のトランプ政権に乗じて、核兵器の保持を認めてもらおうと考えているフシもある。このままでは、ボンクラ野党がグズグズしている間にダブル選を仕掛けて圧勝、その勢いで一気に憲法改正に手をかけ、核保有で戦争する国に一直線の悪夢です」(本澤二郎氏=前出)
国民に対して嘘をつくことにまるで痛痒を感じないペテン首相だから、選挙に勝つためなら口先だけの「脱原発」を言い出す可能性だってある。野党がグズグズしていたら、お株を奪われて争点を潰されてしまう。
「原発もそうですが、この不透明な経済状況での消費増税には、多くの国民が反対でしょう。野党が一致団結して増税中止を打ち出さなければ、安倍首相が先に増税延期を言い出し、選挙の争点にする可能性がある。そうなったら、野党は何を旗印に戦うのか。衆参ダブル選は、野党にとっても一気に政権交代するチャンスなのに、野党同士の確執や保身で大局を見失うべきではありません。嘘とゴマカシの政治をこれ以上続けさせていいのか。野党がバラバラで不幸なのは、安倍政権への反対票を投じたくても受け皿がない国民です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
野党が弱すぎるから、国会審議は形骸化し、役所もデタラメなデータを平然と出してくる。民主主義国家として危機的状況だ。国家機能を正常化させるために、団結して安倍政権を倒さなければならない――。そういう志があれば、野党結集なんて簡単な話なのだ。
それができない野党なら、いっそ消えてもらった方が、この国のためだ。
表題に出ている原発だけでなく消費増税・安倍政権下での改憲反対などで、とりあえず野党連合政権構をツベコベ言わずに作れ!沖縄知事選で出来た結集がなぜ出来ないのか、立民・共産を始めとした野党全体に猛省を促したい。https://t.co/UcdVSyJL7U
— 木津 繁 (@KizuShigeru) 2019年1月14日
野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義 https://t.co/1EPkIjzTCa #日刊ゲンダイDIGITAL
— a.kimitoki@自殺する前に君の可能性を読め (@kimitoki) 2019年1月13日
ゲンダイのいう「野党」は全てか一部かわからないが、
えだのんが似非労組相手に「突き放し」を利かせられるかどうかでしょう。
連合の法被着てる場合か、このバカ!
★巻頭特集 野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義−(日刊ゲンダイ) 「頭の片隅にもない」――。 これは最近、安倍首相が今夏の衆参ダブル選を否定する時の常套句だ。 (cont) https://t.co/3OSQFANfhm
— 市村 悦延 (@hellotomhanks) 2019年1月13日
日刊ゲンダイ巻頭
— 宮澤 望 (@yuakira1) 2019年1月13日
野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義 https://t.co/wj011FfLfb #日刊ゲンダイDIGITAL
私見:大義無き自公連立政権とおつきの大手メディアは『野合だ』批判するのだろう@tim1134 @iwakamiyasumi
野党集結なんて簡単だ 安倍政権打倒と反原発という大義 どの政党とは言わないが何をもたもたしている!連合に振り回されるな、市民の声は「野党共闘」だ。そこに行けない政党は消えてくれ! - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/MR2U2XazEo
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2019年1月13日
【野党結集なんて簡単だ】安倍政権打倒と反原発という大義 「ダブル覚悟」と言いながら、ちっとも進まない野党共闘に常に半分以上ある反安倍票を投じた有権者の苛立ち 「国家機能を正常化させるために、団結して安倍政権を倒さなければならない」そういう志があれば...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/Ly3t0Hk9jq
— KK (@Trapelus) 2019年1月13日
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