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(回答先: Re: Billboard 65年の歩み(8)1962 投稿者 AN 日時 2020 年 2 月 28 日 17:57:59)
1963 (20曲)
120 Go Away Little Girl かなわぬ恋/Steve Lawrence/63.01.12-19 (2)
121 Walk Right In 行け!行け!ドンドン/the Rooftop Singers/63.01.26-02.02 (2)
122 Hey Paula/Paul & Paula/63.02.09-23 (3) F
123 Walk Like a Man 恋のハリキリ・ボーイ/the Four Seasons/63.03.02-16 (3)
124 Our Day Will Come 燃える初恋/Ruby & the Romantics/63.03.23 (1)
125 He's So Fine イカシタ彼/the Chiffons/63.03.30-04.20 (4) D
126 I Will Follow Him/Little Peggy March/63.04.27-05.11 (3)
127 If You Wanna Be Happy/Jimmy Soul/63.05.18-25 (2)
128 It's My Party 涙のバースディ・パーティ/Lesley Gore/63.06.01-08 (2)
129 Sukiyaki 上を向いて歩こう/Kyu Sakamoto/63.06.15-29 (3)
130 Easier Said than Done 内気な17才/the Essex/63.07.06-13 (2)
131 Surf City/Jan & Dean/63.07.20-27 (2)
132 So Much in Love なぎさの誓い/the Tymes/63.08.03 (1)
133 Fingertips Pt 2 フィンガーティップス 第2番/Little Stevie Wonder/63.08.10-24 (3)
134 My Boyfriend's Back あたしのボーイフレンド/the Angels/63.08.31-09.14 (3)
135 Blue Velvet/Bobby Vinton/63.09.21-10.05 (3) E
136 Sugar Shack/Jimmy Gilmer & the Fireballs/63.10.12-11.09 (5) @
137 Deep Purple 夢のディープ・パープル/Nino Tempo & April Stevens/63.11.16 (1)
138 I'm Leaving It Up to You さよならデート/Dale & Grace/63.11.23-30 (2)
139 Dominique/the Singing Nun/63.12.07-28 (4)
A Surfin' U.S.A./the Beach Boys(3位)
B End of the World この世の果てまで/Skeeter Davis(2位)
C Rhythm of the Rain 悲しき雨音/the Cascades(3位)
G Fingertips Pt 1 and 2/Little Stevie Wonder(1位)*
H Washington Square ワシントン広場の夜はふけて/the Village Stompers(2位)
I It's All Right/the Impressions(4位)
* Fingertipsはシングルの両面に収録されているため。
この年は「百花繚乱」。 名曲揃いです。 No.1に2曲以上送り込んだアーティストがいない、というのもその証拠ですし、No.1にも、年間チャートにも入れなかった”名曲”が、
カスケーズ/悲しき雨音(3位)
シャンテイズ/パイプライン(4位)
PPM/パフ(2位)、風に吹かれて(2位)
サファリーズ/ワイプアウト(2位)
ロネッツ/あたしのベビー(2位)
など、多数あります。
特筆すべきは、やはり九ちゃんの”上を向いて歩こう”でしょう。
この曲、日本では1961年に大ヒットしました。 当時実家にはSPの蓄音機しかなく、これを聴くために友達の家に何度か押しかけました。
この曲がなぜ「SUKIYAKI」になったのかは、
http://www.tapthepop.net/extra/12777
に解説されています。
そこに、「日本を感じさせる響きが決め手になった」とありますが、あの頃、外国人が知っている日本とは、Fujisan, Geisya, Harakiri, Sushiくらいだったはず……もしかしたら、最初は”Fujiyama”にしたかったのかも(それはすでにトリオ・ロス・パンチョスが使っていた)。
なんにせよ、”上を向いて歩こう”は全米No.1になった唯一の日本の曲です。
さて、以上の中から、ただ1曲を選ぶとしたら、どれにするか?
もうお気づきでしょうが、これまで紹介した”この1曲”は、なるべくビデオライブ盤またはアーティストの当時の写真入りのものを選んでいます。
悩んだ末の”1963年の1曲”はこの原則から外れているのですが……やはり一番良い曲だと思いますので、お聴きください。
渚を歩きながら愛を誓う……単純なラヴソングなんですが、なんの衒いもないところが良いのかも知れません。
タイムスはこの曲以外にはアメリカでヒットした曲がありませんが、イギリスでは何曲かのヒットがあり、1975年には”Ms Grace”がNo.1になっています。
どこの国でもグループはメンバーの入れ替わりが激しいものですが、タイムスは変わらなかったそうです。
- Billboard 65年の歩み(10)1964 AN 2020/4/28 02:24:48
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