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阿修羅の音楽ファンの皆様、こんにちは!
音楽は麻薬である……とマルクスが言ったか言わないか知りませんが、音楽が『薬』であるのは確かですよね。 ときには毒薬にもなりますが……。
いきなり音楽とは直接関係の無い話になりますが、「ファン」という言葉には、「狂信的」に近いニュアンスがあるんだそうな。 その話は昔々の「SFマガジン」に書いてありまして、その定義によると、好きだけれどドップリ漬かっているほどではない場合には「リーダー」と言うんだと。
その考えを音楽に当てはめると、小生は「ファン」ではなく、「リスナー」だと云うことになります。
ですから、蘊蓄を語れるほどの知識はないわけですが、音楽好きであることには自信があります。
好きなジャンルは主に洋楽、「ポップス」です。 次が国内の「フォーク〜ニューミュージック」。
嫌いなのは……敢えて書いてしまいますが、「ラップ」「(ほとんどの)クラシック」。
一番好きな曲は、ディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーター。
好きなアーティストは、シュープリームス、ビージーズ、W.ヒューストン、セリーヌ・ディオン……といったところですが、どちらかと云うとアーティストそのものではなく、個別の一曲が好き、というものが多いです。
さて、今日は初めてですので、小生の好きな曲ではありますが、もっとも不思議に感じている曲をご紹介したいと思います。
中島みゆき「世情」
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これ、最近の香港での「民主化デモ」がバックになっていますが、YouTubeではこれしか見当たりませんでしたので、仕方なくチョイスしました。 決して「民主化デモ」を支持しているからではありませんのでご理解ください。 どうも中島みゆきの曲はアップ禁止になっているらしく、これもいつ消えるか分かりませんが悪しからず。
これは、1978年に発表された中島の4枚目のアルバム「愛していると云ってくれ」の最後に収録されている曲で、シングカットはされていません。 (小生はTVをほとんど見ないので知りませんでしたが)「金八先生」の挿入歌としても使われたとか。
1978年というのは、「大学紛争」がほぼ下火になった頃で、小生は非常に複雑な思いとともにこの曲を聴いた覚えがあります。 それまで彼女は「時代」から始まって、どちらかというと叙情的な歌が多かったので、この曲はショックでした。
実はこの頃まで、小生は中島みゆきを「札幌出身の歌手」としか知りませんでしたが、小生の小学校の後輩だと何かで知ってビックリ(このころウィキどころか、インターネットもありませんでしたから)。
さらに父親が中島産婦人科の中島眞一郎だったとは。
中島産婦人科はけっこう大きな医院でしたし、その父親(みゆきの祖父)が、帯広市議会議長だった中島武市です。 もちろん自民党。
中島みゆきの「世情」の歌詞が、難解であることはよく知られているらしい。
シュプレヒコールの波 通り過ぎていく
変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと 戦うため
「時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため」、これだけなら簡単ですが、『変わらない夢を流れに求め』る、とはどういうことなのか?
また曲の最初にある「世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする」の頑固者とは誰のことか?
中島みゆき、ラジオ番組で「帯広は嫌い」と語っていまして、小生は悲しい思いをしたのですが、帯広が嫌いなわけではなく、祖父との対立があったからではないかと考えて、自分では納得しています。
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