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COVID-19に対する抗マラリア剤の有効性を否定する論文が撤回された
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202006060001/
2020.06.06 櫻井ジャーナル
ヒドロキシクロロキンという抗マラリア剤が新型コロナウイルスの有効な薬のひとつとして注目されているが、そうした評価を否定する論文がイギリスのランセット誌とアメリカのニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に掲載されたことは本ブログでも紹介した。ランセット誌に掲載されたのは5月22日、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に掲載されたのは6月3日(オリジナルは5月1日)のことだ。
ふたつの論文が依拠しているデータを作成したのはサージスフィアという2008年に設立された医療分析会社だが、そのデータの信頼度に重大な疑問があることが発覚、両誌がその事実を告知した直後の6月4日にふたつの論文は撤回された。サージスフィアの分析能力に疑問が持たれているだけでなく、データそのものが存在しない疑いがある。論文が発表された後、世界各地の研究者からデータに対する疑問の声が挙がっていた。
論文を作成するための資金を提供したのはブリガム・アンド・ウィメンズ病院で、そこの医師が執筆に参加しているのだが、その病院はギリアド・サイエンシズと協力関係にあり、同社が開発した抗ウイルス剤、レムデシビルの臨床実験を行っている。
言うまでもなくレムデシビルとヒドロキシクロロキンはライバル関係にあるのだが、その事実を執筆者も雑誌編集者も明らかにしていなかった。新型コロナウイルスに関してはヒドロキシクロロキンのほかクロロキン、そしてキューバで研究が進んでいるインターフェロン・アルファ2bが有効だと報告されている。レムデシビルやワクチンの開発を有力メディアは宣伝しているが、奇妙な話だ。
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