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警察暴力で苦しんでいるのは全ての人種
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2020年6月 5日 マスコミに載らない海外記事
2020年6月3日
Paul Craig Roberts
アメリカ人は大いに洗脳されているため、私の読者の一部さえ、警察暴力は、黒人より多くの白人に影響を与えているのを信じられない。被害者の大多数は白人だ。(黒人は人口中の比率はずっと少ない)黒人が不相応に多い。そして、この不釣り合いは、アメリカ司法省統計によれば、殺人犯に関しては黒人が不釣り合いに多い事実で説明できる。人口のわずか13%の黒人が、52%の殺人を犯している。従って警察は、黒人との対決を、警察にとって、より危険と見なし、これが警察の振る舞いに影響を与えるのだ。
https://www.bjs.gov/content/pub/pdf/htus8008.pdf
Statistaが提供している最新統計がここにある。
https://www.statista.com/statistics/585152/people-shot-to-death-by-us-police-by-race/
私が説明したように、アメリカ人はこれらの理由から、この事実に気付かないのだ。
(1)白人よる差別説にあわないので売女マスコミは(現地以外)白人に対する警察暴力を報道しない。
(2)黒人と違って白人は抗議しない。白人は彼らに対する暴力を、人種差別として、あるいは、特に、白人であることから生じるものだと考えるよう教えられていない。さらに、白人に対して行われた警察暴力の全国ニュース報道はなく、白人であれ黒人であれ、誰も白人に対する警察暴力のひどさに気付いていない。そのため白人は、警察に対し、疑わしきは罰せずという解釈をする傾向がある。警察を余り激しく非難すると、警察をためらわせて、法執行をそれほど効率的でなくす恐れから、白人の苦情は抑制されている。
(3)現代の支配的なアイデンティティ政治は、アメリカ社会の白人優位主義的言説を破壊するのに興味がないのだ。実際、アメリカの人種差別的言説を強化するのが、ニューヨーク・タイムズの「1619プロジェクト」の狙いだ。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/06/03/all-races-suffer-from-police-violence/
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