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記事入力 : 2020/05/26 14:14
177議席確保の韓国与党、口を開けば「過去の歴史を再調査」
顕忠院で親日が指摘された人物の墓を掘り起こし
韓明淑・KAL機事件の調査などを要求
韓国与党・共に民主党が5・18民主化運動、韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相の違法政治資金事件に続き、33年前に起こった大韓航空(KAL)858機爆破事件も再調査せよと主張している。野党などは「歴代最多の議席(177)を持ったことで、過去の歴史を全てひっくり返すということか」との声が出ている。
共に民主党の薛勲(ソル・フン)最高委員は25日にあるラジオ番組に出演し、1987年に起こったKAL858機爆破事件について「(2007年当時の調査で)真相解明が不十分な点があまりにも多い。調査結果を再検証しなければならない」と述べた。この事件は発生から1カ月で金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏ら北朝鮮工作員が身柄を拘束され、北朝鮮が起こした爆弾テロとの結論がすでに出ている。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の07年「国家情報院過去事件真実究明を通じた発展委員会」と「真実・和解に向けた過去史整理委員会」のどちらも同じ結論を出した。これについて薛委員は「全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧泰愚(ノ・テウ)政権の余力がまだ残っていたので、(その影響力が)作用したとみている」と述べた。
先日ミャンマー・アンダマンの海底でKAL858の胴体と推定される物体が発見され、韓国政府がミャンマー政府と調査に向けた協議を行っている中、与党の最高委員が「北朝鮮の犯行ではない可能性がある」という趣旨の主張を始めたのだ。
同党の朴範界(パク・ポムゲ)議員もこの日のラジオ番組で韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相を巡る事件に言及し「ハン・マンホ備忘録は当時、国民の関心が向かなかったので改めて検証すべきだ」と述べた。さらに同党の李寿珍(イ・スジン)当選人(銅雀乙選挙区)は「歴史を正すために親日派の墓を顕忠院で破墓(墓を掘り出すこと)すべきだ」として「親日派破墓法」を制定する考えを示した。
最大野党・未来統合党からは「与党はこのままだと壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)も再調査すると言いだすだろう」との声が出ている。未来統合党のファン・ギュファン副スポークスマンは「自分たちの気に入らない結果については疑惑や陰謀があるかのように国民を欺瞞(ぎまん)している」と指摘した。
チュ・ヒヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/26/2020052680095.html
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