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ポンペオがイスラエルで中国との関係を絶つように要求した直後、中国大使が急死
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005190000/
2020.05.19 櫻井ジャーナル
イスラエル駐在の中国大使、杜偉が5月16日にヘルツリーヤの公邸で心臓発作のために死亡、中国政府は調査チームを派遣するという。他殺ではないとされているが、情況に不審な点もある。
パレスチナ問題はあるが、中国とイスラエルとの関係は浅くない。現在も中国はイスラエルでの投資を増やしている。13日にイスラエルを訪れたアメリカのマイク・ポンペオ国務長官はベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、そうした関係は安全保障上のリスクであり、アメリカとの関係を危険にさらすと警告。それに対して中国大使館は15日に「ユダヤ人の友人を我々は信頼している」と語っていた。
ポンペオはマイク・ペンス副大統領と同じようにキリスト教系カルトの信者。1993年にソマリアのモガデシュ攻撃に参加してデルタ・フォースのウィリアム・ボイキンと同じだ。ボイキンはジョージ・W・ブッシュ政権では国防副次官に就任、イラクでの掃討作戦を指揮した。
この人物はモガディシュでの体験を教会で語っているのだが、「邪悪な存在、暗黒のつかいルシフェルこそが倒すべき敵なのだと神は私に啓示されました」と口にしている様子が撮影されている。ペンスやポンペオが唐突に出現したわけではない。
アメリカと対立している国の外交官が変死することは珍しくない。ヒラリー・クリントンに近いマイク・モレル元CIA副長官は2016年8月、チャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われると、その通りだと答えている。
そして、その予言通りのことが起こる。2016年11月8日にニューヨークのロシア領事館で副領事の死体が発見され、12月19日にはトルコのアンカラでロシア大使が射殺され、12月20日にはロシア外務省ラテン・アメリカ局の幹部外交官が射殺され、12月29日にはKGB/FSBの元幹部の死体が自動車の中で発見され、17年1月9日にはギリシャのアパートでロシア領事が死亡、1月26日にはインドでロシア大使が心臓発作で死亡、そして2月20日にはロシアの国連大使だったビタリー・チュルキンが心臓発作で急死した。
モレル発言の前にも変死したロシアの有力者がいる。2015年11月5日にロシアのメディアRTを創設した人物がワシントンDCのホテルで死亡しているのだ。
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