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トランプ/ナヴァロの対中国冷戦(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/667.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 5 月 04 日 18:14:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ/ナヴァロの対中国冷戦
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-989d1d.html
2020年5月 4日 マスコミに載らない海外記事


Andre Vltchek
2020年4月29日
New Eastern Outlook

 それは醜悪になりつつある、極端に醜悪に。

 それはますます戦争のように見えつつある。少なくとも新たな「冷たい」イデオロギー戦争だ。

 だが、Covid-19の影の中で、それはほとんど気付かれない。

 直感的に中国を憎悪する目の見えない騎手は、中国についてほとんど何も知らずに、先頭に立って、地球上人口最大の国との対決へと、大統領を無理押ししている。彼の名前はピーター・ナヴァロだ。

 大統領が「罪がない」わけではない。彼の下でホワイトハウスは、偏狭な反中国の人種差別感情連中の避難所になった。それは既に、遥かに論理的で、人道的な、社会主義制度に反対する戦闘の世界本部へと変貌している。

 赤い警告灯が明滅している。全ての表示器は、経済的にも、社会的にも、医療でも、皆、下方を向いている。アメリカ軍艦が繰り返し台湾と南シナ海付近に配備されている。

 そして侮辱、ひどい侮辱が飛び交っている。

 トランプとナヴァロは、恥ずかしげもなく、公に中国を侮辱している。彼らは、わずか数カ月前、単独で、未知の敵に直面し、戦って、巨大な領域で、膨大な代償で、素早く世界的流行を止めた国を中傷しているのだ。

 この全てが、恥知らずに、傲慢におこなわれている。

 世界が見守っている。一部は、信じがたい気持ちと憤慨で、他の人々は、いつも通り、無気力で従順に。

 2020年4月19日、ニューヨーク・ポストは、こう報じた。


「ホワイトハウス貿易顧問ピーター・ナヴァロは、日曜、中国の武漢研究所がコロナウイルス流行に関係していないことを証明するよう要請し個人保護具を貯蔵し、流行から利益を得ていると言って中国を非難した。

ナヴァロは、フォックスニュースの番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、進行中の危機を悪化させ「世界中の多くの人々を死に至らせる」いくつかの行動をとったと中国を非難して、中国を標的にした。

「まず第一に、ウイルスは中国で生み出された。第二に、彼らは世界保健機構WHOの盾の後ろにウイルスを隠した。三番目に彼らがしたのは、基本的に、個人保護具の秘匿で、今彼らは、それから不当利益を得ている」とナヴァロは述べた。


 アメリカのトランプ大統領は、おそらく、ナヴァロの助言を採用して、既に、想像ができないことだが、世界がウイルスとの戦争の真っ最中にあり、その最前線ある、世界保健機構(WHO)への資金拠出を停止した。WHOは、この政権が益々最大の敵として見ている「中国と共謀した」と非難されているのだ。

 一日後の2020年4月20日、ロイターは、Covid-19のデータを保留していることに対する、ピーター・ナヴァロの中国非難に関する報道を公開した。


「彼らが、我々を入れて、我々に早く、このウイルス情報を与えなかった理由の一つは、彼らがワクチンを作ろうと急いでおり、これは激しく競合する事業競争に過ぎず、彼らがワクチンを世界に売れるようにする事業計画と考えているのだ」とナヴァロは、フォックス・ビジネス・ネットワークで述べた。」

だが我々は、彼らを打ち負かすつもりだ。我々はトランプ大統領の指導力で、彼らを打ち負かすつもりだ。ナヴァロは、アメリカ保健福祉省に言及し、保健福祉省は既に五社を競争させているから、我々は彼らを打ち負かすつもりだと述べた。


 中国攻撃はヒステリーに似ている。トランプと顧問は徹底的に自暴自棄に思われる。

 この極端な絶望、全世界に対する権力掌握を失う恐怖は人類の生存にとって極めて危険だ。

 中国、そしてロシアも、極めて辛抱強い。彼らは、恫喝と侮辱でとなく、外交を使う。かんしゃくを起こしている甘やかされた子供の行動であるかのように、彼らは一種の楽しみでアメリカ指導者の行動を観察している。だが彼らの辛抱強さにも限界がある。アメリカの態度が、中国やロシア国民の生活に害を与え始めた途端、彼らは行動をするよう強いられるだろう。逆説的に、対決が自国生存の唯一の機会であるかのように、アメリカは押している。

 アメリカは、全ての領域で、押し、挑発している。南シナ海、台湾から香港、ベネズエラからイランまで、中国やロシアの侮辱から、すでにCovid-19戦線で、行われている奇異な戦いに至るまで。

 ちょっとした事故、イラン領海や南シナ海での、たった一つのごく小さいな過ちで、脆い平和が炎上しかねない。

 数十年間も、ワシントンの攻撃的な振る舞いを、世界は、不安ながらも耐えている。だが今、Covid-19混乱や、差し迫るグローバルな経済、金融崩壊で、ほぼ全ての国が今極めていらだっている。これは我々が一年前に知っていた世界と同じではない。もし彼らが世界的な悲劇を避けたいと望むなら、トランプやナヴァロや彼らの「陣営」の連中は、細心の注意を払うべきだ。

 不幸にも、彼らは対立を避けようとしているように思われない。彼らは、ある国を、何としても挑発しようとしているのだ!

***

 最初にコロナウイルスに襲われ、単独で、固い決意と犠牲で、それを打倒した国、中国を「世界を感染させた国」あるいは「危機から不当利益を得ている国」と呼ぶことはできない。それは正気でなく、正しくなく、徹底的に下品だ。

 それどころか、中国は世界中が、この流行と戦うのを支援した。中国は専門知識を素早く共有し、助言と非常に貴重な医療機器両方で、最も打撃を受けた国々を支援した。

 中国・武漢の研究所がコロナウイルス流行に何の関係もない証明を要求するホワイトハウスの貿易顧問ピーター・ナヴァロなどの連中の声明は、極めて無責任で、危険で、容易に裏目に出かねない。

 世界中の多くの専門家が、実際にウイルスを中国にコロナウイルスを持ちこんだのはアメリカだったと考えている。以前、中国外交部報道官趙立堅は、中央部の都市、武漢市に、新しいコロナウイルス持ち込んだのはアメリカ軍だったと言う説の一つをTwitterに投稿した。

 だが、結局、これらが極めて爆発的な話題で、非常に危険な時なので、中国当局は、少なくとも当面は、ワシントンを非難しないことに決めた。

 ところが、アメリカは、この賢明な融和的な動きを、中国政府と共産党の弱さと誤解した。アメリカは形勢を逆転し、明らかに、無敵さを確信して、考え得る最低の組み合わせのイデオロギー攻撃を始めた。

 最終的に、ワシントンは全ての一線を越えた。このプロパガンダ攻撃が、報復されずには済まないのは確実だ。

***

 中国に対する攻撃は不公平で、人種差別的だ。

 彼らは途方もなく傲慢で、文化的覇権や、優越感の匂いがする。

 欧米全般、特にアメリカ合州国は、世界中で、何億という人間に死と破壊をもたらした。ワシントンは、世界中のどの国に対して、特に帝国主義や、人類に害を与えた実績がない中国に、説教する道義的権限などない。

 「事実隠蔽」や生物化学戦争の利用は、ワシントンと、その「外交政策」一致する。

 ワシントンに、どのような能力があるか見るには、インドシナやイラクやキューバや多くの他の場所を思い出すだけで良い。

 トランプもナヴァロも、中国に関しては徹底的に無知だ。彼が中傷し、挑発し続けている国についてのナヴァロの知識不足は(従順な)アメリカ学界の無数のメンバーに暴露さされている。

 トランプとナヴァロの二人にとって、中国は最も都合の良い政治的、経済的サンドバッグだ。中国は共産党に支配されており、経済的にも、社会的にも大成功している。しかも中国の成功は、他の国々の略奪ではなく、植民地政策や帝国主義ではなく、国民の熱意と勤勉のおかげだ。それゆえ、中国は世界に全く新しい代替モデルを提示しているのだ。

 要するに、ネオコンと欧米至上主義者にとって、中国は最大の悪夢なのだ。

***

 欧米の古い原理主義イデオロギー神学は、こういうものだ。「もし相手と競争できないなら、相手を中傷しろ。相手を破壊しろ!」

 今や公正や「客観性」のようなものが何かある素振りさえ遥かに越えている。ワシントンの振る舞いは、我々の世界や、そこに暮らす人々への配慮とは全く無関係だ。

 それは全くむき出しで、残忍で、無頼だ。全て優勢のためだ。その優勢を失わないためだ。

 トランプ、ボルトン、ポンペオ、ナヴァロ、バノン、その他大勢。彼らは現代の十字軍兵士だ。白人と拡張主義という欧米「文化」の戦士だ。彼らの行為は、こういう形で定義されることは滅多にない。だが、こうした連中を表現するのに、より率直な方法はない。

***

 我々の周囲で起きていることは、大部分、生命の救済に無関係だ。Covid-19に対する戦いは、何百万人もの人間の生存のための戦争ではなく、イデオロギー戦争になっている。

 再び、またしても、中国やロシアやキューバは彼らの姿勢を明らかにした。彼らの飛行機は希望を持って来て、絶望的に必要とされていた支援を。感謝するイタリア人は中国国歌を歌った。アメリカの多くがロシアの人道的空輸に注意を払い始めた。キューバは伝説的な医療の旅団を世界の最も強い打撃を受けたエリアの若干に送った。

 欧米の反応? 礼儀をわきまえない、不快な冷笑的な態度だ。何人かのイタリア記者さえ、ロシアと中国の利他主義をいぶかしがる皮肉な記事を書くことを選んだ。

 ニューヨークへのロシア支援が、完全に無料か、場合によっては、半分無料自由だった事実に、アメリカの政治家たちは早速疑問をさしはさみ始めた。

 トランプが、タイや他の経由地空港で、ドイツや他の国々向けの中国医療機器貨物を横取りし、もっぱらアメリカ向けにCovid-19ワクチンを生産するよう、文字通りドイツ製薬会社に賄賂を使おうとし、団結が最も必要な時に、EUは、イタリアや他の加盟諸国との団結を示さなかったが、中国やロシアやキューバは圧力を加えられた状態の中、人間として、国際社会の責任を担う一員として振る舞い、品格を示した。

 これだ、まさにこれなのだ。巨大なグローバル危機時の、二つ世界制度間の、この途方もなく大きな対照を、北米、ヨーロッパの帝国主義体制と、その極端な原理主義資本主義には、本質的に良くないものがあることに、世界に決して気付かせずにおくため、ワシントンは隠蔽しなければならなかったのだ。

 だが、ナヴァロ氏やトランプ氏のような人々は、もはや世界を他のいかなる方法でも見ることができないのだ。利益や支配や優勢の枠組みを通してしか見えない。自身の国内をきれいにし、政権を改善する代わりに、彼らは、ずっと良い世界を築きつつある人々を傷付け、攻撃するのだ。

***

 Covid-19の本当の危険が一体何なのか、依然我々は、はっきりわからない。流行の死亡率や蔓延を我々は正確に計算できない。我々は世界的経済崩壊で、何百万人もの生活が破滅させられるか推測できるだけだ。

 だが、アメリカと中国間、あるいはアメリカとロシア間の対立が一体何をもたらすか我々は知っている。

 ワシントンの新たな冷戦戦闘員連中が、一体何を当てにしているのかも我々は知っている。北京とモスクワ(テヘランや他の国々)は何であれ受け入れるだろうこと。地球を救うために、欧米との緊張を緩和させるべく、彼らは常に引き下がる。結局のところ、今までは、いつもそうだった。

 だが、一線は越えられつつある。

 最近の声明、トランプとナヴァロが口した北京に対する侮辱は、中国がウイルスを広げた、あるいは研究室で作り出したとさえ言っての非難で、度をこしている。それは理不尽で、正真正銘の被害者たちや、自分たちの都市や国や世界のため、武漢の前線で戦い、亡くなった英雄たちの顔につばを吐くようなものだ。

 このようなウソ、このような侮辱は決して許すことはできない。

 次は何だろう? ワシントンは正気でない制裁を更に課し、それから海軍を南シナ海か台湾に付近に派遣し、香港の暴徒に資金を供給し続ける。警戒されたい! トランプと彼のお仲間は火遊びをしているのだ。彼らは、もはや全能ではない。あと数週間後、Covid-19さえ、そよ風に思えるような、更に多くの嵐、ひどいを受けるかもしれない。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/04/29/cold-war-of-trump-navarro-vs-china/

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コメント
1. 赤かぶ[74497] kNSCqYLU 2020年5月04日 18:16:54 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[4339] 報告

2. 赤かぶ[74498] kNSCqYLU 2020年5月04日 18:19:50 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[4340] 報告

3. 赤かぶ[74499] kNSCqYLU 2020年5月04日 18:20:22 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[4341] 報告

4. 2020年5月05日 12:05:24 : FWu1AvQG6A : VU54Wkl0cUZIWG8=[13] 報告

>中国製の抗体検査キットは、信頼性の低い偽造品で、中国は不当な利益を得ている

なら、使わなければ…なんで使用禁止にしないの?

アメリカ要人の発言は、もはやヘイトスピーチレベル…

5. 2020年5月05日 14:44:51 : TRbhhqfhX6 : Li84NjVYODYvUWs=[1] 報告
昨今アメリカの対中国敵視政策はマラソンに例えれば良くわかります。
今までトップの第一集団のそのまたトップにいたアメリカ、後ろを見ればずっと
後方にいた第二集団の中国、ある時なにげなくふっと後ろを振り向けば、すぐ後ろに中国が居た、これはアメリカにとって非常なる脅威。
6. 2020年5月05日 14:50:18 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[5187] 報告
反中急先鋒のバノン氏は世界混乱を一心に願う

タグ:バノン 世界混乱

発信時間:2020-05-05 09:38:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国の極右ポピュリストであるスティーブ・バノン氏はこのほど、メディアとのインタビューで、中国の防疫モデルを中傷し、中国は今回の感染症に対する経済的責任を負うべきだと揚言した。米大統領の首席戦略官兼上級顧問を務めたバノン氏の政治的見解は極めて急進的であり、一貫して人種差別と排外的思想を吹聴している。新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、バノン氏は自身の「政治ウイルス」を広めるための新たな余地を見つけ出したようだ。

 バノン氏がどのようにうそをでっち上げ、どのように口実を探そうと、同氏が言うところの「責任追及と賠償請求」は国際慣例に合致しないばかりか、いかなる法的根拠も有しないものだ。2009年に米国で猛威を振るい214の国と地域に蔓延したH1N1型インフルエンザ、1980年代に最初に米国で発見されたエイズ、2008年に米国に端を発し全世界を席巻した金融危機のいずれにおいても、国際社会は米国に賠償を求めたことはなかった。バノン氏らは何を理由に中国に賠償を求めるのか。

 その上、新型コロナウイルスの起源は科学者らが探求中だ。人類はみなウイルスの被害者だ。事実が早くから証明しているのは、中国は世界的な感染拡大抑止への取り組みの貢献者かつ協力者であるということだ。バノン氏による中国への責任追及と賠償請求は、世界が乱れることを一心に願う政治的な悪ふざけにすぎない。

 現在、米国の新型コロナウイルスの感染者数は112万人を突破し、死者数は6万6000人を超えている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、米国の新型コロナウイルスによる8週間の死者数は、ベトナム戦争の8年間で亡くなった米国人の数を上回ったという。米国の第1四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比4.8%減と、2008年の国際金融危機以来の大幅な落ち込みとなった。米国の新規失業保険申請件数は6週間で計3000万件を超えた。米国の一部の政治屋は、感染症の拡大抑止に力を注ぐことよりもむしろ、挑発や中国への責任のなすりつけに必死になり、より多くの貴重な命を救う時間を無駄にしている。

 国際社会は、バノン氏らに問わなければならない。米国で2月6日に新型コロナウイルス感染症で亡くなった人は中国への渡航歴がなかった。では、米国で最初に確認された新型コロナウイルスの感染例はいつだったのか。米国内の防疫への力はなぜ頻繁に罰せられ、声を上げることを禁じられたのか。カナダメディアによると、カナダで初期に感染が確認された症例は米国から来た人であり、中国人旅行者とは無関係だという。米国はこれについてどう説明するのか。(CRI論説員)

「中国国際放送局 日本語部」より 2020年5月5日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2020-05/05/content_76007692.htm

7. 2020年5月05日 19:00:13 : T1HNiVGHOg : dk1HOGJEVlhpbkU=[51] 報告
トランプも 頭上がらぬ 茶坊主に
8. 2020年5月09日 10:25:16 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[5232] 報告
米国の政治屋に問う 高齢者に生きていく権利はあるか

タグ:災難 文明 権利 感染症 

発信時間:2020-05-08 14:09:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 生命権は最も基本的な人権だ。災難が訪れた時に最も弱い集団の人権をいかに保障するかによって、その政府の執政理念と能力が試され、その社会文明の進化のレベルも検査される。だが先日、米国のある右翼メディアの編集長がこういう命題をぶち上げた。「感染症下の米国の高齢者に、平均余命を超えて生きる権利はあるのか?」というのだ。

「81歳の人が新型コロナウイルス感染症で死ぬのと、30歳の人が新型コロナウイルス感染症で死ぬのとは、同じことではない。81歳のおばあさんが老人介護施設で死ぬのは悲惨なことだが、米国人の平均余命は80歳なのだ」。共和党寄りの米国右翼メディアニュースサイト「Daily Wire」の編集長であるBen Shapiroはこのような冷血な弁解をし、患者の年齢を「原罪」として、一定年齢の米国の高齢者への「治療は放棄」できると示唆した。この言論はSNS上で糾弾された。

さらに心が痛むのは数字と事実だ。「USAトゥデイ」が政府統計を分析したところ、老人介護施設多数を含む米国の長期介護施設では、すでに1万6000人以上の入居者と職員が新型コロナウイルス感染症で死んでいる。ニューヨーク州が4日発表した統計では、同州の老人介護施設及び成人介護施設関連の死者数は、記録されただけで少なくとも4813人に上り、このうち71人が死亡した施設もあった。

米誌アトランティック・マンスリーは4月29日掲載の記事「私達は今、高齢者を殺している」で「米国が年老いた人々や体の弱い人々を死の境地に追いやっている原因は2つある。第1に、投資不足、職員の不足と低賃金など、米国の長期介護施設の構造的欠陥だ。第2に、米国政府のウイルスに対する反応だ。米国における感染症の大流行の源はシアトル郊外のある老人介護施設だ。そこでは入居者40人が新型コロナウイルス感染症で死亡したが、その後に保健当局者が他の介護施設の人員や職員に優先的に検査を受けさせたり、全面的に配慮することはなかった」と指摘した。

「老人介護施設の高齢者が得ているリソースと関心は半分足らずだが、死亡率の半分を占めている」。ハーバード大学医学大学院のDavid Grabowski教授(保健政策)は「これは米国社会の言うまでもない驚くべき事実を反映、または強化するものだ。つまり、我々は彼らの命には他の人々にはある価値がないと考えているのだ」と指摘した。

バージニア州のある公立老人介護施設で医療主任を務めるジム・ライト氏の言葉はより率直だ。「我々は現在、本当に高齢者を殺している。資金が不足しているためだ」。「猛威を振るうウイルスが多くの人々を死に至らしめている情景を探しているのなら、公立老人介護施設が最良の見本になる」とライト氏は語る。

独立宣言の言葉によれば、米国では「全ての人間は生まれながらにして平等」だ。だが感染症を前にした米国人は「老いてまた平等」な権利と自由を有しているのだろうか?

現代世界唯一の超大国が「資金不足」のために高齢者を「救えない」。共和党寄りのウェブサイトが「老人の治療放棄」を社会に打診する。これは米国の資本主義が標榜するいわゆる「人権」の真のロジックを反映しているのではないか。つまり、最も重要な権利は生死を選択する権利ではなく、金を稼ぐ権利なのではないか?米国の政治屋がいつも語る「人権」の物語は、一つ一つの真の命を前に、とっくに粉砕されているのだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年5月8日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2020-05/08/content_76020814.htm

9. しんのすけ99[187] grWC8YLMgreCr4JYglg 2020年5月10日 17:02:00 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[1079] 報告
馬鹿だね トランプ政権は 本当に馬鹿だ 馬鹿の集まりだ

中国を責めるなら、情報発信の拙さ 隠ぺい性 それらを徹底的に糾弾すれば中国当局はぐうの音も出ない
はずだったのに、トランプ政権の暴走によって 中国当局を激怒させ 結果的に中国指導部を救ってしまう
大チョンボをやらかしてしまって 情けないにも程がある
__________________________________________

英語圏5カ国の情報機関同盟「ファイブ・アイズ」による調査報告によると、中国武漢から発生した中共ウイルス(新型コロナウイルス、武漢肺炎)について、中国当局は、発生の証拠を意図的に隠したり、破棄したりしていたことが明らかになった。
https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/56040.html
__________________________________________

↑ 情報の隠ぺい あくまでここに絞って中国を糾弾すれば、中国当局がどういう態度に出ようとも
国際社会の非難は中国に集中すはずだったし 習金平も結局は低姿勢に出ざるを得なかったはずである

しかし、武漢の研究所からウィルス漏えいしたなどと しかも多くの証拠があるとか(出なかったが)
まるで陰謀論者よろしく息巻いた挙句の果てに おひざ元の米軍から その説が完全に否定されるという
馬鹿の見本を演じてしまった
___________________________________________

米軍がウイルス人造説を否定 米メディアは中国への責任転嫁を批判

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2020-05/07/content_76015828.htm
___________________________________________

↑↑↑

結局 救われたのは、中国ではないか トランプ政権が批判されて 中国の責任はうやむやにとまでは
いかないものの、国際社会の非難は むしろアメリカに行く 情報発信の拙さと隠ぺい性を糾弾されれば
中国は何一つ反論できなかったはずで 国際社会の中でしばらくは小さくなって過ごさなければ
信頼を回復するまで相当な年月を要したであろう

ところがどっこい トランプ政権の勇み足で むしろ中国は完全に大きな顔し始めたではないか
「証拠はあるのか! あるなら出してみろトランプ政権よ!」  急に元気になったぞ中国は
誰がどう見たって 一番 胸を撫で下ろしているのは 中国の指導部だろ。

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