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米国でサンダース人気が続くが、支配層は逆襲の準備をしているはず
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202002230000/
2020.02.24 櫻井ジャーナル
2月22日にネバダ州で開かれた民主党の党員大会でバーニー・サンダースが勝利したようだ。サンダースの政策を政策を支配層が受け入れるようには思えず、このままサンダース人気が続けばさらに強力な手段を講じてくるだろう。
20日から22日にかけてCBSニュース実施した世論調査ではサンダースが28%、ジョー・バイデンは17%、マイケル・ブルームバーグは13%、エリザベス・ウォーレンは19%、ピート・ブータジャジは10%、エイミー・クロブシャー5%、トム・ステヤー2%、トゥルシ・ガバード1%でサンダースが強い。そうした情況の中、「リベラル」というタグをつけた有力メディアはロシアがサンダースを支援していると証拠を示すことなく宣伝している。2016年の選挙と同じパターンだ。
今のところサンダースを攻撃する手法は2016年と同じで「ロシアゲート」だが、これは嘘がすでに露見したデマゴギー。今後、何らかの別の手段を考えてくるはずである。78歳という年齢をついてくるかもしれない。もっともバイデンは77歳、ウォーレンは70歳、ブルームバーグは78歳で大差はないが。
2016年の選挙に介入したのはロシアでなくCIA、FBI、そしてイスラエルだったが、こうした組織や国は今回も介入している。FBIの違法行為はすでに問題化しているが、CIA出身のウィリアム・バー司法長官が司法システムの闇にメスを入れる可能性は小さい。
本ブログでは何度か指摘したように、バー司法長官の父親であるドナルド・バーは有名人の子弟が通う予科学校のドルトン・スクールの校長を務めていたことがある。校長時代の1974年に私立大学のクーパー・ユニオンとニューヨーク大学を共に中退した若者を彼は教師として雇い入れた。それが未成年の女性らを有力者に提供、そうした人びとの行為を盗撮して恫喝の材料にしていたジェフリー・エプスタイン。
エプスタインは1976年に学校を解雇され、大手投資会社のベア・スターンズで働き始めた。教え子の中に同社の会長だったアラン・グリーンバーグの子どもがいた縁だという。その会社で同社の顧客だったシーグラムのエドガー・ブロンフマンと知り合った。エプスタインは1980年代からイスラエルの情報機関のために働いていたと言われているが、ブロンフマンもイスラエルの情報機関と深い関係にあった。
エドガーの父親、サミュエル・ブロンフマンは酒を売る傍ら、スキャンダルを使って有力者を脅すということをしていたと言われている。サミュエルの密造酒仲間で、親しかったというルイス・ローゼンスティールも同じことをしていたとされているが、そのローゼンスティールと親子のようだったと言われている人物がロイ・コーン。この人物は後にドナルド・トランプの顧問弁護士になる。
コーンは赤狩りの時代、ジョセフ・マッカーシーの法律顧問を務めていたが、それだけでなく犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー何人かの法律顧問でもあった。そのひとりがジョン・ゴッチだ。
サンダースが戦わなければならない相手は単なる大富豪だけでなく、FBI、CIA、イスラエル、犯罪組織などが渾然一体になり、有力メディアがその手先になっている。
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