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・2月14日の台湾ニュースより。taiwannews.com.tw
・Coronavirus
2020年02月16日 午前9時 (公式発表数値)
患者数 69,031人
死者数 1,666人
致死率 2.4%
回復者 8,142人
新型コロナウイルス(COVID-19)の患者数と死者数は以上のようになっていまして、中国本土での感染の実数は不透明な部分がありますが、それでも、感染者数、死者数共に増加しています。中国政府は、戦時下統制命令において、非常に大規模な封じ込め対策をおこなっていますので、ある程度は感染拡大は抑制されているのかもしれません。
戦時統制命令下の中国 / China under wartime control order
ただ、「封じ込めをいつまで続けられるのか」という問題もあります。
中国政府の専門家グループは、「 4月には流行が終わる」と見ていることが報じられています。
これは、一般的なコロナウイルスは、気温が高くなると外部では長く生存できないことが根拠となっていると思いますが、ただ、米ハーバード大学の感染症の科学者が「この新型コロナウイルスは、暖かくなっても流行が止まらない可能性がある」と述べていたことが伝えられています。
アメリカを拠点とする中国語の報道メディア Sound of Hope は、2月15日の記事として、「新しいコロナウイルスが世界を席巻するのは時間の問題だ」というタイトルの記事を掲載していました。
ハーバード大学公衆衛生学部の感染症の専門家であるマーク・リプシッチ教授がインタビューに以下のように述べています。
私が何度も尋ねられてきた質問の 1つは、2003年の SARS のように、気温が暖かくなっていったときに新型コロナウイルスの流行が終息するかどうかということです。これに関しては、温暖な気候と共に流行が終わると確信することはできないのです。
というのも、新型コロナウイルスは温暖な気候では、よりゆっくりと広がっていくという証拠がいくつかあり、この証拠の定量化にも取り組んでいます。もちろん、温暖な気候は、流行の抑制の助けにはなるかもしれませんが、しかし、たとえば、現在、熱帯の国であるシンガポールにもウイルスが蔓延している状況を見ていますと、気温の上昇が解決策になるとは思えないのです。
確かに感染拡大の状況を見てみますと、中国以外での感染確認が多い国や地域は以下のようになっていて、シンガポール、香港、タイなど暖かい場所が多いのです。
・日本 338人
・シンガポール 72人
・香港 56人
・タイ 33人
・韓国 28人
ですので、一般的なコロナウイルス(一般的な風邪なども含めて)は、気温が上昇すると、感染は終息に向かう傾向があるのですが、新型コロナウイルスに関しては、何ともいえないことになっているようです。
なお、中国の医師団が、かなり気になる発表をしています。冒頭の報道ですが、「新型コロナウイルスは、再感染する」というもので、しかも「再感染した場合は、突然死など重症化しやすい」というのです。これが本当なら、かなり厄介な性質だと思われますが、台湾ニュースの記事をご紹介します。
独占:中国の医師たちは、武漢コロナウイルスに再感染した時にはさらに致命的になると述べる
Exclusive: Chinese doctors say Wuhan coronavirus reinfection even deadlier
taiwannews.com.tw 2020/02/14
このウイルスは免疫を作り出す代わりに、人に再感染させ、致命的な心臓発作を早める可能性がある。
中国武漢市の最前線にいる医師によると、新型コロナウイルス(COVID-19)は 1度感染した後、2度目に感染する可能性があり、その場合、心不全による死亡につながることがあると述べた。
これは、流行の中心にある湖北省武漢で働いている医師によって主張されている。武漢の医師の一人は、英国に住んでいる親戚と連絡を取り、台湾ニュースに伝えられた。
その医師は、このことを発表した場合、中国当局から報復される可能性があることを考慮して、匿名で発表するように求めた。武漢ウイルスについて最初に警告を発した武漢の医師は、当初、中国当局から叱責されていた。
台湾ニュースに送られたメッセージでは、医師は以下のように述べている。
「この新型コロナウイルスは 2度目に感染する可能性が非常に高い。自分の免疫系によって回復した人たちが少数ながらいるが、治療に使用する医薬品が心臓組織に損傷を与えており、2回目に感染すると、最初に感染した際の抗体が役に立たずに悪化し、心不全による突然死に至る」
このウイルスは最大 24日間症状のない潜伏期間があるため、感染したことがわからないまま感染が拡大されているという。
また、武漢の医師は、新型コロナウイルスの検査で「偽陰性」(陽性なのに陰性という結果が出る)はかなり一般的であるという。
医師は、「ウイルスは検査キットを欺く能力があることが示されている。たとえば、 CTスキャンでは両方の肺が完全に感染していることが示されていた患者が、検査では 4回続けて陰性を示した。5回目のテストで初めて陽性と出た」と台湾ニュースに述べた。
コロナウイルス最新情報 2020-02-16 武漢の医師が「2度目の感染が多発」しており、2度目の感染時に突然死することが多いと報告 地球の記録アース・カタストロフ・レビュー
https://earthreview.net/wuhan-virus-report-0216-2020a2/
中国やおそらく日本でも水面下で既に起こりつつあるであろう爆発的感染状況からみても、エアロゾル化した糞便等による擬似的なものだけでなく、いわゆる他の浮遊物質に付着したウイルスでの空気感染が起こっている可能性が高いのではないのだろうか。 しかも確認されている研究結果から、ウイルスはその空気中でも最長9の日間生存し、潜伏期間も最長で42日間って言うから各国が感染の疑いのある人々に対しての二週間の経過観察や、飛沫や接触による感染対策では全く感染拡大の防止には寄与していないのではないのでしょうか。 そしてさらにこの今回の引用記事にあるような一回感染して治癒しても体内で作成された抗体が役に立つことなく再度感染する可能性が高く、重症化しやすいとは、本当にこのコロナウイルスは人類全体にとって重大な脅威なのではないでしょうか。 何度もいいますが、SARSウイルスに対してもその発生から十数年経た現在も、何ら有効なワクチンは製造できていないのをみてもおわかりのように、RNA一本鎖タイプのウイルスは容易に変異しやすいのでワクチン製造なども困難を極めるのではないでしょうか。
- 1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカイン… お天道様はお見通し 2020/2/17 13:16:02
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