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CDC
1月26日に、以下の記事で、アメリカで季節性インフルエンザがとんでもない猛威を奮っていることをご紹介しました。
この時の米国 CDC (アメリカ疾病予防管理センター)の数値は、1月第3週までのデータからの推定値でしたが、昨日更新されました 2月1日の時点までのアメリカのインフルエンザの感染状況は冒頭のようになり、さらに深刻な流行となっているようです。
その数値は以下のようになっています。
今シーズンの米国のインフルエンザを巡る状況[インフルエンザを発症した人] 2200万人 - 最大 3100万人
[インフルエンザで受診した人] 1000万人 - 最大 1500万人
[インフルエンザで入院した人] 21万人 - 最大 37万人
[インフルエンザで死亡した人] 1万2000人 - 最大 3万人
前回の 1月第3週までの CDC の発表は以下のようなものでした。
最大推定値でいえば、今シーズンのアメリカのインフルエンザに関しての総計は、1月第3週から、
・インフルエンザの患者数が 2100万人 → 3100万人に増加
・インフルエンザで受診した人の数が 1000万人 → 1500万人に増加
・インフルエンザで入院した人の数が 25万人 → 37万人に増加
・インフルエンザで死亡した人の数が 2万人 → 3万人に増加
したということになっています。
インフルエンザの感染拡大状況も以下のように全土的になっていまして、オレンジ以上が警報レベルとなりますが、アイダホ州とネバダ州、アラスカ州以外はすべてが警報レベルとなっています。
・インフルエンザA 40.7%
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CDC
なお、今シーズンのアメリカの季節性インフルエンザの特徴は、若い人たちも重症化していることで、13歳未満の小児も、これまで 78人がインフルエンザで亡くなったと CDC は報じています。
また、CDC のデータを見ますと、インフルエンザ A とインフルエンザ B が、同時に流行していることがわかり、そして今シーズン全体としては、インフルエンザ B のほうがやや多くなっています。
2019年9月29日-2020年2月1日の米国のインフルエンザの分布
・インフルエンザB 59.3%
なお、インフルエンザで死亡した小児のうちの 52人が、インフルエンザBによるものでした。
インフルエンザで医療機関を訪れる人の数は、前週より増加しているとのことで、まだ大流行は終わっていないようです。
なぜ、アメリカでここまで季節性インフルエンザの流行が悪化しているのか、その理由は今ひとつわかりません。
アメリカの季節性インフルエンザがさらに爆発的流行。米CDCは感染者数が最大で3100万人に達していると発表。死者は最大3万人に
https://earthreview.net/pandemic-like-flu-outbreak-us-is-worsening/
今の所、武漢コロナウイルスよりも被害が大きいのに(もちろん表面に出てきている数値を見てですが…。)、WHOは沈黙、さらに西側主要メディアの多くもスルーっていうのがめっちゃ怪しい。
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