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アイオワ州の民主党大会で開票作業を混乱させたアプリの開発に親イスラエル派
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2020.02.06 櫻井ジャーナル
民主党の候補者を選ぶ党員大会がアイオワ州で2月3日に開かれたが、開票作業が大幅に遅れている。作業は「シャドウ」という会社が開発したスマホのアプリが使われているのだが、この会社に疑惑の目が向けられている。
この会社でCEOを務めるジェラルド・ニーミラが2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントン陣営で働いていただけでなく、そのほかにもバラク・オバマやクリントンのスタッフだった人びとが同社で働いているのだが、その資金源をたどるとセス・クラーマンというヘッジ・ファンドの経営者が現れる。
大企業と結びついた共和党の政治家にもこの人物は寄付しているが、今回の選挙では今年1月までインディアナ州サウスベンド市長だったピート・ブータジャジや上院議員のアミー・クロウバシャーなどに寄付している。
バーニー・サンダースへ寄付をしているようには見えないが、その理由はイスラエルとの関係にあるのだろう。クラーマンは熱烈なイスラエル支持者で、違法入植にも賛成している。ブータジャジやクロウバシャーは親イスラエル派として知られている。
昨年からデイビッド・コーエン元副長官やCIAの中東工作の責任者だったジョン・ブレアなど少なからぬCIAの元スタッフがブータジャジを支援していることが話題になっているが、そのキーワードも「親イスラエル」だろう。これは反パレスチナや反イランも意味する。
ブータジャジの支持者の中にはベネズエラの体制転覆を目論んでいる人もいる。そのひとりがドナルド・トランプ政権で国家安全保障会議の南アメリカ担当者だったフェルナンド・クッツで、CIAと関係が深くネオコンが拠点のひとつにしているCSISの秘密会議に出席したことでも知られている。
こうした人脈を見ると、国際問題に対するブータジャジの政策はマイケル・フリンが解任された後のトランプ政権の政策と基本的に同じで、シオニストの戦略に従っている。この点、ジョー・バイデンやエリザベス・ウォーレンも大同小異だ。
ジョー・バイデンは息子のハンターがウクライナにおける汚職事件で捜査の対象になり、その捜査を指揮していた検事総長を解任させた疑いが濃厚で、今後、これが大きな問題に発展する可能性がある。そこでブータジャジが浮上したのだろう。ゲイだと言うことも宣伝に使うかもしれない。
ネオコンを含むアメリカ支配層にとって好ましくない民主党の候補者はふたり。タルシー・ガバード下院議員とバーニー上院議員だが、今のところガバードが勝ち残る可能性は小さい。そこで2016年と同じように、バーニー攻撃が続きそうだ。
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