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撃墜されたウクライナ機はアメリカ軍用機の盾にされた? トランプvsイラン 狂気の泥仕合
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267773
2020/01/19 日刊ゲンダイ
ウクライナ国際航空機の墜落現場(ゲッティ=共同)
イランの首都テヘランで発生したウクライナ国際航空機の撃墜事件。乗員、乗客176人全員が死亡した。
イラン政府は当初、「技術的な事故」と主張していたが、事件発生後3日目の1月11日、イラン軍が「人為的なミスで意図せず攻撃した」と釈明。ロウハニ大統領も「許されない過ち。遺族に心から哀悼の意を捧げる」と声明を発表した。
犠牲者に海外留学中のイランの若者が多く含まれていたこともあり、イラン国内では政府の対応を批判し、最高指導者ハメネイ師の責任を問う動きまで出始めた。“イランの政権交代”を意図するトランプ大統領は大喜びし、ツイッターで「イランの若者よ、自由のために立ち上がれ」と声援を送っている。
それにしても、「民間の旅客機を敵の巡航ミサイルと勘違いした」という説明には腑に落ちない点が多々ある。テヘランからウクライナの首都キエフに飛び立ったばかりの旅客機を、敵の巡航ミサイルと誤認するのは通常「あり得ない話」だ。
実は似たような事件が2018年9月にシリアでも起きていた。このとき撃墜されたのはロシア航空機。15人の命が奪われた。なぜロシア機が撃墜されたかというと、シリア上空でイスラエルの戦闘機2機がシリア軍のミサイル照射を浴びたため、その攻撃を避けるために偶然飛来したロシア機を「身代わりの盾」にしたのであった。
サイバー攻撃で突如Uターン |
今回も同様で、テヘランの空港上空にアメリカの軍用機が数機飛行中であったことがペンタゴンのデータから読み取れる。これはウクライナの民間機が飛び立つのと同じ時間であった。しかも同時刻、イランのレーダーシステムはサイバー攻撃を受けて機能マヒに陥っていた。そのため民間機はイランの軍事施設に向かって飛来する戦闘機と誤認された可能性が高い。
また、ウクライナ機のナビゲーションシステムもサイバー攻撃を受けており、機体が突如Uターンするという不可解な行動を取った。そのためイランの軍事基地に配備されていたロシア製の迎撃ミサイルが自動的に発射されたのである。
これらはロシアの軍事専門サイト「Avia・pro」の分析であり、結論として「アメリカ軍の関与が濃厚」とのこと。実際、過去にもアメリカは同様の手口で敵の航空機の飛行をマヒさせてきた事例がいくつもある。
要はアメリカの軍用機がテヘラン上空で何らかの作戦を展開しようとしていたが、イラン軍のレーダー網に捕捉されたため、その攻撃を回避するのに、たまたま飛び立ってきたウクライナの民間機を盾に使った疑いがあるわけだ。
いずれにせよ、アメリカにとってもイランにとっても、不都合な真実に違いない。おそらく真相は闇夜に消え去る運命だろう。(つづく)
(国際政治経済学者・浜田和幸)
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