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労働者の立場から発言、戦争に反対するコービンに対して米英情報機関が攻撃(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/866.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 12 月 13 日 09:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

労働者の立場から発言、戦争に反対するコービンに対して米英情報機関が攻撃
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912120000/
2019.12.13 櫻井ジャーナル


 イギリスの労働党が本来の姿を取り戻したのは2015年9月のことだった。労働者の立場から発言、戦争に反対し、イスラエルによるパレスチナ弾圧を批判するジェレミー・コービンが党首に選ばれたのだ。

 コービンは西側の有力メディアから「反ユダヤ」だと批判されているが、これはメディアが侵略、破壊、殺戮、略奪を支持する帝国主義者だということを示しているにすぎない。1994年7月から2007年6月まで労働党の党首を務めたトニー・ブレアは親イスラエル派の好戦派で新自由主義者だった。

 イスラエルが出現してからイギリスの労働党はイスラエルと友好的な関係にあったが、1980年代に入って情況は変わっている。イスラエル政府によるパレスチナ人弾圧に対する批判が高まり、パレスチナ側へ軸が移動していくのである。


 決定的だったと思えるのはサブラとシャティーラのパレスチナ難民キャンプにおける虐殺。ベイルートのキリスト教勢力、ファランジスト党のメンバーがイスラエル軍の支援を受けながら無防備の難民キャンプを制圧、その際に数百人、あるいは3000人以上の難民が殺されたと言われているが、イギリス労働党の内部でもイスラエルの責任を問う声が大きくなったのである。そうしたイスラエル批判はアメリカとの関係を見直すことにもつながった。

 そこでアメリカのロナルド・レーガン政権はイギリスとの結びつきを強めようと考え、メディア界の大物を呼び寄せて善後策を協議した。そこで組織されたのがBAP(英米後継世代プロジェクト)だ。アメリカとイギリスのエリートを一体化させることが目的だが、その特徴のひとつは少なからぬメディアの記者や編集者が参加していたことにある。

 そうした中、目をつけられたのがトニー・ブレア。1994年1月に妻とイスラエルへ招待され、3月にブレアはロンドンのイスラエル大使館で富豪のマイケル・レビーを紹介された。その後、ブレアの重要なスポンサーになるのだが、言うまでもなく真の金主はイスラエルだ。

 米英の親イスラエル人脈にとって好都合なことに、労働党の党首だったジョン・スミスが1994年5月に急死、その1カ月後に行われた投票でブレアが勝利、党首になったのである。

 レビーだけでなく、イスラエルとイギリスとの関係強化を目的としているという団体LFIを資金源にしていたブレアは労働組合を頼る必要がない。そこで国内政策はマーガレット・サッチャーと同じ新自由主義、国外では親イスラエル的で好戦的なものになる。これが日本でも評判になったニュー・レイバーにほかならない。ブレアがイラク侵略のために偽情報を流した理由はここにある。

 ブレアはジェイコブ・ロスチャイルドやエブリン・ロベルト・デ・ロスチャイルドと親しいが、首相を辞めた後、JPモルガンやチューリッヒ・インターナショナルから報酬を得るようになる。

 このブレアと全く違う政策を進めようとしているコービンをアメリカやイギリスの情報機関は引きずり下ろそうと必死だ。攻撃には偽情報も使っているが、その重要な発信源のひとつが2015年に創設されたインテグリティ・イニシアチブ。イギリス外務省が資金を出している。「偽情報から民主主義を守る」としているが、この標語は正しくない。その実態は偽情報を発信するプロパガンダ機関だ。




 

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コメント
1. 赤かぶ[45632] kNSCqYLU 2019年12月13日 09:51:00 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[35706] 報告


2. 2019年12月13日 19:34:00 : uOOhjYM5o6 : cWMzNDdYa3RlWGs=[321] 報告
真相は こうだと言えば 嫌がらせ
3. 2019年12月13日 23:09:36 : Nv7DZ1SwTs : VC9ZWndISXFRMTY=[126] 報告
この記事があるサイトの正しいアドレスはこれ:
 
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912130000/
 
・・・・・・イギリス政府自体が強欲なユダヤアングロサクソン系極悪一味のせいでシッチャカメッチャカだった訳だな。
4. 2019年12月14日 04:42:08 : EeFyabwSrs : blVha3FsL1RDQW8=[2] 報告
イギリスの与党・保守党があれだけ大幅に勝つなんぞおかしいと思ったらこういうことだったのか。イギリスでも不正選挙可能なようだ。
阿修羅民としてはコービンを応援したほうがいいのではないのかな?
5. 2019年12月14日 07:07:28 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[584] 報告
コービンはあれだけ選挙に負ければ当然退陣でしょう
大資本中心で労働者を無視した罰か
6. 2019年12月14日 07:59:41 : 0rJPSpuBnA : QzluVUZ5SFVna1E=[16] 報告

「靴の器のデザート」(2018年5月)はイギリス労働党へのあてつけ。

#安倍首相の役目とは?

日本語で読む中東メディア
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html

イギリス:総選挙を控えユダヤ人による労働党反対運動が激化(1)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20191201_195209.html

2019年12月01日付 al-Quds al-Arabi紙


■イスラエルはどのように英国の労働党党首に反対するキャンペーンを展開したのか?

【ナザレ:本紙】

イスラエルは近頃、総選挙を間近に控えた英国において、ユダヤ人コミュニティを通して間接的に、労働党に攻撃的なキャンペーンを展開させてきた。

パレスチナのイスラエル研究センター(MADAR)の報告書によると、同キャンペーンに火をつけた人々は、キャンペーンを始動した主要な理由について、労働党内で反セム主義の表れとみなされるものが浸透しているためとしている。しかし、同キャンペーンが2015年の(労働)党首選におけるジェレミー・コービン議員の勝利に際して始まったことは明らかであり、この背景には同氏がパレスチナを支持しており、1967年から占領されているパレスチナの土地におけるイスラエル(およびその行為)に対する批判的な姿勢を持ち続けていることがある。

労働党に反対するこのシオニズムキャンペーンの最新の兆候は、今週の「タイムズ」紙掲載の、英国のラビ長であるエフライム・ミルヴィス氏の記事に顕著に現れている。同氏は記事の中で、労働党の指導部は、反ユダヤ主義を抑制するために十分な対処を行ってこなかったと主張し、英国のユダヤ人の圧倒的大多数は、選挙で労働党が勝利するかもしれないという不安に襲われていると指摘した。

MADARの指摘によると、コービン党首自身が以前から幾度にわたって反ユダヤ主義は毒であり悪であると述べ、政党内における同様の思想の根絶に努めてきたにもかかわらず、ミルヴィス氏は労働党指導部がユダヤ人差別に対処するためにとった方法は「我々が誇りに思う英国的価値観」と矛盾すると述べたという。

イギリス:総選挙を控えユダヤ人による労働党反対運動が激化(2)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20191202_003916.html

ミルヴィス氏のこの動きと並行して、英国国教会は国内に存在するユダヤ人への支持を表明した。また、カンタベリー大主教であるジャスティン・ウェルビー氏は先週、英国の多数のユダヤ人の不安と恐怖の深い感情がもたらす影響への注意を促した。この声明は、英国国教会が「何世紀にも及ぶ反ユダヤ主義が、ホロコーストへ至る道のりを支えた」と認識してから一週間も経過しないうちに出されたものである。

MADARによれば、英国において宗教指導者が政党の指導者を公然と批判することは稀であるが、こうしたミルヴィス氏の動きは、コービン議員が党首に選出されて以来の英国のユダヤ人指導者たちによる計画的な反労働党キャンペーンを前提とするものであるという。

去る10月3日、「イスラエル・トゥデイ」紙に「英国のユダヤ人はコービン恐怖症に罹っている」という見出しで掲載された記事によれば、同国におけるユダヤ人コミュニティは、労働党党首が総選挙で勝利する可能性を弱めることを目的とした脅迫キャンペーンを強化した。

同記事は、英国議会の選挙キャンペーンが始まるとともに、在英国のユダヤ人の大多数が、ジェレミー・コービン労働党首が同国の首相候補となることに反対するために動員されたと報じた。この背景には、同氏の労働党内における反ユダヤ主義問題への取り組みの失敗がある。ユダヤ系新聞社「ジューイッシュ・クロニクル」、「ジューイッシュ・テレグラフ」、「ジューイッシュ・ニュース」の3紙は、決定的な見出しを用いて、じきの選挙で起こりうるコービン党首の勝利の影響、あるいは同氏の指揮のもとで政府が組織される機会を生む多数派が出現する可能性に対して警告した。

イギリス:総選挙を控えユダヤ人による労働党反対運動が激化(3)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20191202_004130.html

「イスラエル・トゥデイ」紙は、「クロニクル」紙と「テレグラフ」紙が、英国におけるユダヤ教改革派運動の前指導者であるラビ・ジョナサン・ロメイン氏の声明に関連する広範な記事を掲載したと報じた。同氏は前例のない処置を大胆にもとり、同運動の参加者数千人に宛て手紙を送った。手紙の中で同氏は、「コービン氏が率いる政府が組織されることは、我々が現在まで見てきたように、英国に住むユダヤ人の生活を危険にさらすだろう」と警告した。そして「たとえこれまでにその政党に投票することを考えたことがなかったとしても」、各選挙地区で労働党を打倒しうるいずれかの政党に投票をするよう呼びかけた。

ロメイン氏は、問題は労働党ではなく、コービン党首自身に潜むものであると強調した。また反ユダヤ主義が最高の状態で台頭し、最悪の状況で促進されたという同政党内の状況は、コービン党首の下でもたらされたものであると指摘した。世論調査によると、在英国のユダヤ人のうち6%のみが労働党に投票する予定であると回答した一方で、約半数は、もしコービン党首が「ダウニング街10番地」に到達した場合、真剣に移住を検討するだろうと述べた。

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