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北朝鮮が「重大実験」発表 米との対立再燃“Xデー”は2.16か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265932
2019/12/09 日刊ゲンダイ
年明けに決裂?(トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長)/(聯合=共同)
「遠からずわが国の戦略的地位を変化させるうえで重要な作用をするだろう」――。
北朝鮮の国防科学院の報道官が8日、国営メディアを通じて北西部の東倉里の西海衛星発射場で7日に、「非常に重大な実験を行った」と発表。北は非核化交渉を巡り、米国に経済制裁の解除などについて「年内」の譲歩を迫っているが、米朝対立が年明けに再燃するかもしれない。
実験の詳細は明らかにされていないが、北が発射を自制している大陸間弾道ミサイル(ICBM)の新型エンジンの噴射実験ではないかとみられている。北は昨年6月の米朝首脳会談の直前、ミサイル実験の停止と核実験場の廃棄を表明したものの、エンジン実験は約束の“範囲外”という理屈のようだ。
ここ最近の北の言動を見ると、「重大実験」の“予兆”はあった。
北が先月28日に超大型放射砲(ロケット砲)と呼ぶ短距離弾道ミサイルを発射したことについて、英仏独など欧州6カ国が国連安全保障理事会の緊急協議後に北を非難する共同声明を発表。
これに反発した北の金星国連大使は7日、「非核化はもはや交渉のテーブルから消え去った」と応酬し、米国を牽制した。
記念式典に合わせて弾道ミサイル発射の過去
一方、トランプ米大統領は北が「重大実験」をしたと明かす前、来年秋の米大統領選を念頭に、金正恩朝鮮労働党委員長について「私の選挙の妨げになるようなことをしたがっているとは思わない」と発言。「正恩氏とはとても良い関係にあり、ともにこの状態を続けたがっている」と自信ありげだった。
「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国の決心次第だ」
今のところ北は静観しているものの、核ミサイルの実験を再開する恐れはないのか。元韓国国防省北朝鮮情報分析官の高永侮=i拓大主任研究員)がこう言う。
「年明けもこの状態が続くと、北朝鮮は米国への圧力を高めるために、国内の記念式典に合わせて弾道ミサイルを発射するかもしれません。例えば、2016年や17年には故・金正日総書記の誕生日である『光明星節』(2月16日)の直前に、長距離ロケットや弾道ミサイルを発射しています。米朝の緊張状態が再燃する恐れがあります」
“元のもくあみ”にならなければいいが……。
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