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バイデン親子のスキャンダルで浮上した米国とウクライナの内部抗争
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2019.11.04 櫻井ジャーナル
失速したロシアゲートに替わり、ウクライナを部隊とした物語が語られ始めている。ドナルド・トランプ米大統領がウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談の中でジョー・バイデン前副大統領の息子のハンターについて捜査するように求めたとするアメリカ下院の情報委員会への「内部告発」からその物語は始まった。 この「内部告発」をしたのはエリック・チャラメラなるCIAの分析官で、熱心な民主党支持者だとされている。2015年の夏からNSC(国家安全保障会議)においてスーザン・ライス国家安全保障補佐官の下で働き、副大統領だったジョー・バイデンやCIA長官だったジョン・ブレナンの下でも働いていた。 チャラメラは2015年から16年にかけての時期、民主党の活動家でトランプ陣営を調べていたアレキサンドラ・チャルパとホワイトハウスで何度か会っているとする証言もある。チャルパはウクライナ系で、ヒラリー・クリントンの支持者なのだという。 ゼレンスキーとトランプとの電話会談は7月25日にあったのだが、その現場にいたNSC(国家安全保障会議)のヨーロッパ問題担当上級部長のティム・モリソンは、ふたりの会話に違法なものはなかったと語っている。 そのとき、CIAの「内部告発者」はゼレンスキー側、つまりキエフにいたとする情報がある。この人物は世界的な投機家として有名なジョージ・ソロスやウクライナの国家安全保障国防会議書記を9月30日まで務めたオレクサンドル・ダニリイェクと親しいという。 7月25日の会話で話題になったジョー・バイデンの自慢話は検事総長だったビクトル・ショーキンの解任に関するもの。10億ドル欲しければ検事総長を6時間以内に解任しろと恫喝、実際に解任されたというのだ。 しかし、ショーキンは宣誓供述書の中で、解任の理由は天然ガス会社ブリスマ・ホールディングス(本社はキプロス)を捜査していたことにあるとしている。ハンター・バイデンは2014年4月から同社の重役だが、エネルギー産業に詳しいわけではない。しかも、ウクライナ側の説明では、解任しろという圧力は2015年終わりから16年初めにかけての数カ月かにわたったという。 反ヤヌコビッチ派がユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)で集会を始める前、2013年11月20日にクーデター計画の存在を議会で訴えていたオレグ・ツァロフによると、ブリスマの話はクーデター直後、IMFが要求した天然ガス価格の率い上げ要求から始まる。 2014年6月にクーデター体制の大統領に選ばれたペトロ・ポロシェンコはIMFの要求を呑み、価格は急上昇した。国民は厳しい生活を強いられる一方、天然ガス会社は大儲け。ブリスマは大統領に法外なカネを要求されることになった。 そこで、ブリスマを経営するニコライ・ブロシェフスキは西側の大物を重役に据えることにする。そのひとりがハンター・バイデンだった。そこでポロシェンコはショーキン検事総長に対し、ブリスマを捜査するように命令、違法行為を見つけ出したというのだ。 |
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