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https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i56117
視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)
2019年10月05日23時34分
イラクで最近数日間にわたり、首都バグダッドを初め一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職等に抗議してデモが開催されました。
当初平和的に行われていたこの抗議デモは、その後、一部集団の介入によって不審な方法で暴動へと発展し、この中で現在までに48人が死亡する事態を招きました。
複数の証拠から、これらの抗議デモが市民による自発的なものではなく、その発生に外国が関与していた事実が判明しました。その背景として、以下のようないくつかの理由が指摘できます。
第1に、SNSに投稿されたイラク国民による抗議行動の動画は、本物ではなく完全に捏造が疑われていること。
第2に、今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まったこと。おそらくその目的は、イラクでアルバインの行進が大々的にスタートすることを妨げ、イランなど他国の巡礼者によるイラク訪問を思いとどまらせることにあったと思われます。
第3に、今回の抗議デモが、イエメン人がサウジアラビアに頑なに抵抗し、シオニスト政権が占領地イスラエルで組閣政策の行き詰まりに陥っているのとほぼ同時に発生していること。
イラクは独立した外交政策を有しています。サウジアラビアによる対イエメン戦争、そしてアラブ諸国とイスラエルの関係正常化に反対を唱えています。
一方で、イラクの民営組織ハシャド・アルシャビはイランと緊密な関係を有しています。
以上の理由により、イラクはアラブ・イスラエル・西側の枢軸が思惑とする抗議デモや暴動を形成するための場所として考えられたのでしょう。
第4に、イラクでの抗議デモは、同国政府がハシャド・アルシャビの拠点爆破に関する調査結果を発表したこと、それにイスラエルが直接関与していたとするアブドルマハディ・イラク首相の表明とも時期的に重なること。
第5に、今回の一連の騒乱がイラクの旧バース党政権の一部因子の支持を受けているということです。今回の抗議行動の開始とともに、イラクの元独裁者サッダームの娘はツイッターにデモを支持するコメントを投稿しました。
イラク国内での経済問題や行政内の汚職を否定できないことは事実です。しかし、最近の抗議行動の中で発生した暴動や、西側・アラブ系メディアによるこの出来事を伝える報道は、イラクで現在起きている出来事がある目的を伴った陰謀であることを物語っているのです。
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