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ベネズエラ反政府派のボスと同盟者は誰だろう?
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2019年8月29日 マスコミに載らない海外記事
クロドバルド・エルナンデス
2019年8月27日
オリノコ・トリビューン
ベネズエラ反政府派のボスと同盟者は世界の誰だろう? それは非常に示唆に富む情報なので、我々は頻繁に繰り返してこの質問をするべきだ。政治では、格言が言う通り、人はつきあう仲間によってわかる。
政敵と支援者を詳細に識別することが不可欠なので、チャベス主義者はこの質問をするべきだ。だが彼らの多くが、善意から、自分の死刑執行人を支持していることがあり得るので、反政府派自身によっても問われるべきだ。双方にうんざりしていて、政治に無関心とされる無党派の人々も、この質問をすべきだ。2019年のベネズエラのように状況がこれほど深刻な状態では、これを避ける手はない。
ではボスから始めよう。多分これはパンフレットの文句のように聞こえるだろうが、これは観察可能な事実だ。ベネズエラの反政府派は、アメリカ共和党中の急進右翼に率いられており、これは些細なことではない。政治的に言って、ドナルド・トランプと彼の仲間は超保守派で、白人至上主義で、言葉の厳密な意味での帝国主義者だ。経済的観点からは、彼らは大企業の道具だ。最近財政的にも、文化的にもメディアとつながっている軍産複合体の。
このような政治エリートが、ベネズエラ現地の同じような連中や、彼らのようになることを望む連中から称賛と服従で見られるのは理解できる。これはベネズエラの伝統的極右指導部が、彼らを正当な基準点として使用している理由だ。まさにアメリカが作ったイデオロギー学校で仕込まれた集団が、それほど公然と手先として、アメリカ支配エリートの現地代理人役を果たすことで、自分の正当性が認められると感じるのも理解可能だ。
中産階級部門が、それほどやみくもに、このような取りまき連中(その中には、エリオット・エイブラムスやジョン・ボルトンやマイク・ポンペオのような大量殺人者や精神病質者がいる)が民主主義と人権の見本と見なせると信じることも理解可能かもしれない。 資本主義が長年、容赦ない文化的、教育的、メディア覇権を築いたので、それは理解可能かもしれない。近頃資本主義は、そこでも、その考えを強いるため、ソーシャル・メディアを支配している。トランプがアメリカ大統領で、ヤイル・ボルソナーロがブラジル大統領であるという事実が、このようなサイバー・プロジェクトの明確な証拠だ。
本当に現状を解析して、一体何が危機にあるかを知りたいと望むベネズエラ人は、トランプと彼の一団は一体誰かを、ほんの少し研究してから、以下を自問できる。彼らのような連中が我々の権利を気に掛けるだろうか? 彼の国と南の隣国間に壁を建設したいと望む男、親を子供たちから切り離して、刑務所の檻に入れる男が、自分たちの裏庭と見ている場所で暮らしている、これほど人種的に入り混ざった熱帯の人々を彼が心配していると信じるべき理由などあるだろうか?
彼らの同盟者に移ろう。コロンビアには、麻薬取り引きと民兵組織に深くはまり込んでいて、最近署名された協定を撤回し、社会指導者を殺害しながら、自分たちが実際にしている全ての罪を、常にベネズエラ政府のせいにして非難し、国境の向こう側を指し示す支配階級がいる。コロンビアでベネズエラの反政府派の友人たちと会った後、彼らがベネズエラの本当の友人だと思うベネズエラ人全員、彼らの支持を表明するという瞬間には、少なくとも注意深くあるべきだ。
他の国境を見ると、ほかならぬボルソナーロ政権がある。これは、比較すれば、トランプさえ穏健に思われるような恐竜だ。この政府は余りに反動的で、女性家族人権相臣は、肌着をつけないから、貧しい少女たちがレイプされると言う。ここでご自身の結論を出して頂きたいが、この連中がベネズエラ反政府派の友人たちであることを想起願いたい。
我々は国毎に分析できるが、手短にするため、最近8月11日に行われた大統領予備選挙の結果にさらされたアルゼンチンを見るべく、痛ましいリマ・グループは丸ごとスキップしよう。
この南の国の場合、国民に社会主義、あるいは少なくとも、多少社会主義的な政府を放棄するよう説得しようとしてグローバル覇権主義資本主義がした偽りの約束について振り返るだけで十分だ。彼らは魅力的な約束をしておいて、どのようにやるべきか知っている唯一のことをする結果になった。既に金持ちの連中を更に金持ちにし、既に排除されている多数の人々を一層多く排除したのだ。
前の新自由主義政府が彼らを沈めた水面の上に頭を出すのをキルチネル政権が助けたアルゼンチン中産階級は、資本主義市場の見えざる手と、あらゆる社会部門に達するとされる富の物語を信じて罠にはまった。今彼らはトランプ(金持ち家族出身の大物)や他の連中に酷似していて、我々の反政府派のもう一人友人であるこのマクリに歴史的戦利品を与えるのをいとわないように思える。皆で注目しよう。
記事原文のurl:https://orinocotribune.com/who-are-the-bosses-and-allies-of-the-venezuelan-opposition
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