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アルゼンチン資産が急落、ペソ最安値−大統領予備選の結果に衝撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-12/PW4PHR6S972801
2019年8月13日 0:35 JST ブルームバーグ
アルゼンチン大統領選の予備選挙で現職のマクリ大統領がポピュリストの野党候補に予想外の大差をつけられ2位となったことを受け、12日の金融市場で同国資産が急落した。
アルゼンチン・ペソは一時15%安の1ドル=53ペソと、過去最安値を更新。オフショアの国債も大きく売られ、100年債はニューヨーク市場で一時27%ほど急落、額面1ドル当たり54.66セントをつけた。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、5年物の保証コストが808ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。アルゼンチン株の上場投資信託(ETF)はニューヨーク市場で22%の大幅下落となった。
アルベルト・フェルナンデス元首相(野党候補) Bloomberg
11日に行われた大統領選の予備選では、野党候補のアルベルト・フェルナンデス元首相がマクリ氏に予想外の大差をつけて首位となった。フェルナンデス氏は副大統領候補にクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル前大統領を立てている。10月27日の大統領本選を控え、投資家は既にアルゼンチン資産へのエクスポージャーを減らしつつあったが、予備選の結果に動揺を隠せなかった。
アマースト・ピアポイント・セキュリティーズは、12日の取引開始時に「パニック」が起きると警告を発していた。他の市場関係者からは、アルゼンチン中央銀行が自国通貨下支えのために介入する可能性を指摘する声も上がっている。アルゼンチン・ペソは先週末の段階で既に、対ドルでの年初来下落率が新興国通貨の中で最悪となっていた。
トレーダーらは今回の予備選結果について、アルゼンチンの経済政策がマクリ大統領の進めてきた市場寄りの政策から離れ、通貨や資本の統制といった措置への回帰を探る可能性を示唆するものと懸念している。
原題:Argentine Assets Tumble After Macri Routed in Shock Vote(抜粋)
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